ボン、シチリアの小さな町で初骨事件 後編

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<前編>

ボン、シチリアの小さな町で初骨事件 前編
今回は、海もコワい、バルコニーもコワい、近所の広場が唯一...

ボンちゃん、初めての骨体験後、シチリアの小さな町も初体験。

おや?…ランチの後なのに、外はすでに夕日に照らされていますね。ええ、だって日曜のランチは3,4時間ほどかかるから!←シチリアあるある



イタリア式食後の散歩=移動立ち話

そんなおかしなリズムで生きている人たちに混ざり、ボンちゃんも村散歩。人手に渡りましたが、概ね元気に楽しみました。

さっきまで一緒にランチをしてたのに、まだ話したりないことがあるのか!ってくらい散歩しながら会話は続きますが、なぜか立ち止まる。←イタリアあるある。

やっと歩きだせば、バッタリ知人に遭遇。

濃厚な挨拶に続けて、やっぱり…立ち話が終わりません!

散歩というより、移動立ち話

イタリア人は、本当に”立ち話”が好きな人種だと思う。

シチリアの日曜の午後は、散歩と立ち話が終わらない

階段がコワいボンちゃん…でしたが(腰が見たそのままに引けているw)、

広場に降りると、地元の子供達と仔犬に遭遇しました。

生後2か月のラウラちゃん。
この子も保護犬だそうです。

「アナタはどこの保護施設?」「オレは、パレルモだよ」

仔犬同士の立ち話に付き合った後、さて、薄暗くなってきたし、そろそろ家路に…かと思えば、BARに移動して暖を取ろうなどと言うではないか!

はぁ?!

寂しがりなの?もう帰ろうよぅ!

でも…多数決に負けました。

 

BARでひとしきり話し込んだ後、やーっと重い腰を上げた頃には、もう…やや夜。

そして…無事に家に着いたのは、22時でした。

ねぇ、今日ってランチだったよね?

週末にのんびり過ごすとなったら、もう徹底的にのんびりするわけです。時間感覚の違いを、まざまざと感じさせられますよ。。。



そして、事件は起こった。。。

まぁ、この手の時間感覚にはもう慣れっこではありますが、今回ばかりはイラつきました。

と、言うのも…長いランチから長い移動立ち話の間、ボンちゃんが一度もお○っこもウ○チもしなかったから

超絶心配し続けていたのですが、やはりみんなは、

「大丈夫だよ。したければするから。
だって、犬だよ?

なんなんだ、もう…その「だって、犬だよ?」ってのは。。。犬は自分でなんでもできて自立してるような感覚は、ゆるい時間感覚には慣れてもなかなか慣れませんよ。

そして、家に着くなり、ウ○チとお○っこ暴発させたボンちゃん

あ〜安心してできるお家に着くのを待ってたんだね…カワイそう過ぎることをしてしまいました…(涙)。家の近所でもまだできないのに!知らない土地でできるわけないのに!粗相もできないほどのビビりなのに!

…解き放たれて、眠りについたボンちゃんでした。

が、翌朝。

ボンちゃんに、異変…。

起きると同時に、ゲロゲロゲロ~と嘔吐!

保護施設でひいた風邪がまだ完全には治りきっていなかったのか、ゼーゼー苦しそうに胸をならしながら、ゲロゲロ~(ll゚艸゚ll)!!!

続けて、激しい下痢…に、

血がぁぁぁぁ!!!

あーーーもう!
絶対骨だ!
長い立ち話だ!
シチリア人のせいだ!

もう泣きそうでした。いや、実際泣いた。

保護施設からうちの子になって、まだ1週間目。獣医さんも決まっておらず、大パニックになりました@@。

<骨事件 完結編へ続く>

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