保護犬ボン先輩がうちの子になった日〜決定から正式譲渡まで

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旧ブログameblo(2012年2月)からの転載修正記事です。

やっと出会えた私達の運命のワンコ。今回ばかりは力強い決断ができました。

保護施設では、決定→諸々の書類上の手続きを終えてから、正式譲渡までほぼ1週間待つことになります。その間に、子犬に必要なワクチン注射や健康チェックなどがあるのですが、思いもよらぬことを言われて驚きました!

譲渡までにチェックが必要なのは子犬だけじゃない?!

諸手続きを終えて数日後に、保護施設から電話がありました!

正式譲渡日までだいたい1週間とのことだったけど?ちょっと早いね?「準備ができたから、明日きてくださいねー」かな?と、ワクワクしていたら、

「気持ちは変わってないですか?」

と、聞かれました!

なるほど…。正式譲渡を待つ間に、気持ちや状況が変わることも往々にしてあるそうで、直前になって「やっぱり、もういいです」とならないように事前に確認するのだそうです。

うん、わかる…。グズグズして失敗を重ねていただけに、すごくよくわかります。。。優柔不断なのは私だけじゃないんだなぁ。それに状況が変わることもあるよね。体調崩すとか、家族構成が変わるとか…。

それに、「断られるなら早めがベスト。ワンコが新しい飼い主に出会える機会は1日でも多い方が良いから」とのことです。まったく正しい措置ですね。

「大丈夫ですっ!」

と力強く確約しました。

そして、予定通りの1週間後、「明日来てね〜」の連絡!そこからは、もうドッキドキ♪でした。

「うちに慣れてくれるかな」「うまくやっていけるかな」などはもちろんですが〜…何に一番ドキドキしたかと言えば?!



この緊張感は、イタリアならでは?!

これ↓ですw。

違うワンコが用意されてたらどうしよう?!

だって、ここはイタリア。想像の斜め上のことが起こりがちの国。書類の管理とか…間違えがないとは言い切れませんからw!

そうして眠れぬ夜を過ごし、翌朝カニーレへ向かい…指先が冷たくなるほど緊張して待っていると、

そこに現れたのは…、

あの子でしたっ!

エッフェル塔の下で自転車に乗ってじっと待ってる子(イメージ)

あ~よかった!!!

獣医さんの最終チェックで聞かれた言葉の意味

引き渡し直前の獣医さんの最終チェックで、診察台に乗せられた姿を見ると、初めて見た時よりちょっと大きくなっていました。

成長、早いなぁ…。それにしても、怯えてる?よね。コワイのかなぁ?

そうだよね、コワイよね(´;ω;`)。カメラやだよね。ゴメンゴメン。

目を合わせないようにビクビクしている小さな子犬…。今日からこの子がうちの子になるのかぁ。なんだか涙が出てきます。

そして、診察しながら獣医さんが「ちょっと風邪気味なのよね」と言いつつ、こんな言葉を続けました。

もう少しこちらで様子見る?コホコホ咳はしてるけど、熱はないから暖かいお家で大切にしてもらえれば回復は早いかもだけど…どうする?」

え?連れて帰りますよー。暖かくして大事にします!と高らかに答え、正式譲渡となりました!

初めてピンキー(夫)の腕に抱かれてみるボンヌフ・タケシヤマート君。居心地はどーだい?

で、後で聞いたのですが、獣医さんが言っていた「もう少しこちらで様子を見る?」とは、「このまま弱ってしまう可能性もあるから、生き延びられるか様子を見る?」の意味だったそうです…(≧д≦)!

子犬の命は儚い。体力もないし、管理が割としっかりしてるとはいえ、お家のようにヌクヌクではないから…弱い子だと生き延びられないのかもしれません。。。

連れて帰ってよかったです



さあ、今日からここがキミの家だよ

小雨降る中、我が家に初到着!

さあ、今日からここが君の家だよ。なーんて言っても、知らないおじさんとおばさん、知らない匂いのどこかに連れてこられた小さなワンコ。不安が全身からほとばしっていました……。

大丈夫だよ!安心して。と声をかけ続けていると、ちょっと周りに興味が湧いてきた…様子。

「ここ、どこ?ここに住むの?」

そう、ここがキミのお家だよ、
ボンヌフ・タケシヤマート君!
どうぞよろしくね!

一方、なぜボン先輩なのか。由来はこちらから。

コメント

  1. しんしん より:

    今日も涙。。。

    • sawabon より:

      >しんしんさん
      もはや他人とは思えませんw。ジーア…(涙)。

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