2021年2月、9回目の「うちの子記念日」と3月のパレルモ日記です。
まだまだ終わらないコロナ禍、第3波の到来でさらに規制は厳しく…飽き飽きしながらも、ボン先輩との暮らしを楽しみつつ、飼い主はいろんな思考をめぐらせた日々。
ピンキー(夫)の付き添い入院3週間で「ボス不在」を経験したボン先輩のボス不在中の変化や、再会の様子など、ボン先輩ならではの面白反応などなど、ボン先輩と飼い主の2ヶ月分をまとめました♪
「金色の光に喜ぶ天気の奴隷」とカミュは言った
2021年2月1日
陽性率2.17%で、今日からオレンジ色になるシチリアです!イタリア全体では5.2%。検査数がめっちゃ多い。イタリア、頑張ってるなーという印象です。
オレンジ色になると、飲食店はクローズだけどショップが開くんですよ。生活必需品(下着屋やおもちゃ屋、コスメ)以外のお店、靴や洋服もオープン。セールのタイミングだから、お店もホっとしていることでしょう。売りたいものね、やっぱり。
オンライン授業だった中学2、3年生も、登校になりますが、高校生はもうちょっと100%オンラインのまま。
学内より通学で感染するケースが多いそうで、公共交通機関を自力で使う高校生は通学不可になってるわけです。でも、公共交通機関の混雑を避けるため、シチリアでは600便増加。(観光客が来なくてヒマな)観光バスや、NCCの協力を得て、さらに300便追加予定だそうな。
「私たちの子供たちを守るために」ですって。なかなかやりますな、シチリアも。
こんな風にして頑張って感染を抑えているのだから、イースターでまた全国大移動で再拡大とか…になったら、笑いますね、もー。さて、どうなるか。何しろ早く収まって欲しいものですよーーー!
そんな中、旧市街にボン散歩に行くと、ポカポカ陽気の18度。青空も広がって、光の感じがもう冬じゃありませんでした。

何かに気づいたボン先輩。

なぜか、ドヤ顔で春の到来を確信したようです。もう、裸でも寒くないね!
こんな状況だけど、お天気が良いとウキウキしてしまう…あ、これどっかで読んだな。
たとえば、市民のなかのある連中の場合など、彼らはそこでまた、別の奴隷状態に陥り、太陽と雨によって意のままに支配される人間になってしまった。単に金色の光線が訪れたというだけで、いかにもうれしそうな顔つきをしているかと思うと、雨の日にはその顔面にも想念にも、厚い帳がおおいかぶさるのであった。
カミュ「ペスト」より
そうそう、カミュの「ペスト」。奴隷かよっ!と突っ込みながら、私だけじゃなかったかwとホッとします。
パンデミック中は、過去のパンデミック小説が面白い。わかりみ多め。
パレルモの海沿い公園で春散歩♪ ”新緑湯”に浸かるボン先輩
2021年2月4日
新首相の件、話し合いでどーにもならず、国を見守るおじいちゃん(大統領)が経済界のキレ者ドラギ氏を任命し、イタリアは完全に経済盛り返しを図ることとなりました。
さて、そんな中(?)来週、マフィア絡みのパレルモ話をzoomでおしゃべりすることになりました!イタリアのランドオペレーター再大手MIKI TRAVELさんとコラボです。お時間ご都合つく方は、ぜひー。
さて、朝起きて窓を開けたときの香りがもう…春のそれ。しっとり生暖かくて柔らかい春の匂いの中、海浜公園フォロ・イタリコへ行ってきました。

ヤシの木の枯山水みたいになっていますが、日に焼けそうな紫外線を感じますよ。地面の緑をクンクン嗅いで、ボン忙しそうにしてましたが、落ち着いたw。

お尻ももう冷たくありません。
規制多めのパンデミック中とは思えないくらい、のんきな人出。まー外だし距離は空いてるし、特に問題もなさそうですが、一応、警察が巡回してました。
馬でお散歩してるようにしか見えませんけどもw。

それにしても、シチリアの春は早いですね。野花ももう、咲き始めてます。そろそろアーモンドの蕾も綻ぶかしら。

そっちは、北ですよ、ボン先輩。
”中の人”がだだ漏れ…お布団から出られない寒がり犬
2021年2月17日
春のようですが、まだ急に寒くなる日もあって、年中薄着のボン先輩がこうなる日…は、天気予報や窓の外を見る前に、「今日はお天気悪いんだな」がわかります。
会社に行きたくなーい風情が漂う渋いおじさん

会社に行きたくないサラリーマンの風情。
肩(?)が寒そうだったので、毛布をかけてあげました。

後頭部が普通に人間。
俺の友達は、海と小枝と日曜日
2021年2月21日
今日は、久々にボン先輩と山へ。ま、山といっても、パレルモの街の外れにあるモンテ・ペッレグリーノ山ですが…w。
九十九折の道をグングン登ると、パレルモの街も一望できるし、頂上から海も一望できる絶景スポット。
眺めの良い野原に解き放っても、意外と目の届く距離から出て行かないボン先輩(良いぞ、忠犬w)。

何を待っているかといえば、小石や小枝を投げてもらうことw。

投げて、探して見つからずw、投げて見つけて…持ってきてくれることは、ほぼありませんw。投げて見つけて…を繰り返すのみ。生産性ゼロ。何が楽しいのかは、わかりませんw。

そーかそーか。
小枝を投げるのに飽きて(飼い主が)、海を眺めに行けば、トコトコついてきて、

いつでもどこでも、何してても楽しそうです。

顔を見たら、「ボンジョルノ、俺の友達アミーコ・マーレ!」と海に挨拶してるみたいでした♪
猫の日はボン先輩の「うちの子記念日」!子犬時代と比較してみよう
2021年2月22日
2月22日はニャンニャンニャン…の猫の日ですが、我が家ではボン先輩のうちの子記念日!
ボン先輩を我が家に迎えた2012年2月22日から、9年。長いけど、あっという間ですなー。

ピンキー(夫)の腕に抱っこされ、知らないお家(我が家)に連れてこられた時の緊張マックスの猫背が忘れられませんよ。

よし、今のドヤったボン先輩と比較してみよう!

あー拡大率が違うから…実際の実際の身体の大きさと態度の大きさに合わせてみよう。

ホント、丈夫でエラソーなワンコに育ってくれて、面白いよ。いや、嬉しいよ〜♡。
奇跡の出会い(出会いはみんな奇跡だね)から9年、ボン先輩の成長を温かく見守ってくれた日本全国、世界の皆さま、ありがとうございます!

これからも末長くボン先輩をよろしくお願いします♪
ボン先輩が見つめているのは画面の前にいるアナタでーす。決して飼い主が手にしているビスケットではありませーんw。
ボールをくわえて散歩する近所のお嬢さん
2021年3月5日
コロナ第3波が確定したイタリアですよ。
本日、来週からの「色」が発表になります。レッドゾーンにエミリア・ロマーニャ州とカンパーニア州が追加。レッドだと、即休校なんですよ。子供たちも翻弄されて、ホントかわいそうです…。いったいいつ収まるのやら〜。
そんな中、諸事情で身辺ざわついてる上、キッチンの天井から水漏れで工事中。お・ち・つ・か・ない!キー!となってますが、常に平常心のボン先輩。…救いです(涙目)。
こちら、ボン散歩でいつも遭遇する近所のお嬢さん。今朝は、テニスボールでした。

あ、くわえているボールがw。いろんなボールをお持ちのようで、昨日はおもちゃ(プーピー鳴るヤツ)でした。バリエーションを変えて、日々お楽しみのご様子。
犬は犬なりに、日々の楽しみを見つけてますね!見習わないと!
もう10年、まだ10年…人間と犬の時間感覚
2021年3月11日
今日で、東北大震災から10年目。
今日は、日本の友達と爆長ZOOMする間、当時の状況を思い出して、語り合ったりもしました。
あの日私は、東京の品川駅のホームにいて。ワインが倒れた構内のレストラン、しゃがみこんで泣く人、タクシー乗り場の黒山の人だかり、遠くに見えたお台場の噴煙、タクシーの車窓から見た騒然とする街並み、そして、画面に釘付けになった…海に飲み込まれていく町々、誰かが丹精込めて作った畑、燃える海。
脳裏に鮮明に焼きついています。
津波に連れ去られたままの方々が、今、見つかることもあると聞きます。やっとやっと、帰れてよかった。おかえりなさいができて、よかった。その一方で、見つからない方もまだ大勢いるそうで。それは…本当に酷なことですね。残された方々が気持ちの整理をつける、日々の苦悩を想像すると心が痛いです。
もう10年、まだ10年。大きな悲しみを乗り越えようとしてる人たちが、今もたくさんいることを忘れないでいたいと思います。
人間の10年は長くて短いけど、犬にとっては?
10年って短いようで長いし、長いようで短い。月日というのは不思議です。
犬には、時間の感覚がないと言われますが、本当ですかね?
ハチ公が、飼い主を待ち続けた10年は、時間感覚のない犬にとっては長い時間ではなかった。という話をどこかで読んだんですけど。
だとすると、「どれだけ長い時間を待ち続けたんだろう…可哀想に!」と切なくならなくてもいいのか、とちょっとホッとしますw。のんきに「いない、もうすぐくる」とシンプルに待ってだけなら良いなー。
たしかに、ボン先輩には、明らかに時間感覚はない感じです。
トイレから出た時の喜び方と、お留守番で数時間後に戻った時の喜び方が、同じだからw。5分ぶりも、2時間ぶりも、同じ。

ピンキー(夫)が付き添い入院で不在4日目。「まだ帰ってこない!長い!」って辛くなってないなら、待たせる方も気が楽ですよね。
残された人(犬)が幸せでいてくれること。それは、残す側が必ず願うこと。
震災で失われた多くの命に、改めてご冥福をお祈りいたします。復興にご尽力されている皆さまに、感謝します。
遠くから…想うことしかできませんが、応援しています。
悼みを知る国だからこそ、どんな人にも優しくいられる国でありますように。
臨機応変な犬になって欲しい
2021年3月14日
ピンキー(夫)不在も、もうすぐ1週間。
ボン先輩のここ数日の変化があまりに顕著なので、記録しておこうと思いますw。
⚫︎初日は戸惑いまくり
初日の夜の戸惑いは、想像通り。エレベーターの音、マンションのどこかで鍵を開ける音に過敏に反応して、玄関に全神経を集中…。「違うよ」というたび、疑惑の目を向けられましたw。
待ちくたびれたボン先輩。

朝は、起き抜けに家の中を探す。でもいない…。混乱するボン先輩は、お散歩も荒れ気味でしたw

いつも以上に、引っ張るから「発情した子でもいるのかな?」と思ったけど、ボス不在の不安感で、とっちらかっちゃってたようです。
普段はリードを長くして、好きなだけ匂いを嗅がせているのを(たくさん嗅いだ方が、心の安定につながるそうなので)、「ここはひとつ、厳しくしますか」と、ボス(仮=私)としてビシッと、隣を歩くしつけを再開。リードを短く持って、厳しく応対すると、ちょっと落ち着いたw!とっちらからずに歩けるように戻りました。
⚫︎3日目ごろ、ボス(本物)とボス(仮)の違いに折り合いがついた
そして3日目の朝、視線に気づいて目を開けると、イケメンのどアップがありました。

「ボスよりは、ちょっとゆるいボス(仮)が散歩に連れて行くはず」と理解した模様(朝の散歩は、ピンキー(夫)がほぼ担当)。
ボス(本物)の不在を認識し、ボス(仮)の存在を認めたってことですね。新しいフェーズに突入しましたw。
状況に対応する。これって犬にも大事ですよね。
迷子になったり、ほかの家の犬にならなきゃいけなくなったりした時、足を血だらけにして飼い主を探すより、美味しいゴハンをくれる新しい飼い主に、ちゃっかり懐いて元気に暮らして欲しいから、気持ちを切り替えて状況に対応。臨機応変な犬に育って欲しいと思ってますw。
ボス(真)不在中に悟りを開いた我が犬、ボン〜散歩中はエアーボンに
2021年3月18日
ドタバタしていてはっ@@!と気づいたら、もう金曜日@@!
ピンキー(夫)付き添い入院のドタバタ劇が終わらず…一瞬だけ家に戻ってきて(野暮用)、またPCR検査して再付き添い入院。なんてのを3回目ほどやってます。毎回陰性だってわかっているけど、規則だから仕方ない。
そんな検査も、1回50ユーロ(全国一律)。入院患者ご本人とか、濃厚接触者など、保健所の要請の場合は無料ですがね…。
有料だけど、気軽に受けられるようになって、私はもはや…何も検査してない珍しい人の一人になってます。w何かしらの検査を受けてない唯一の人になっています。やだ、どうしようw。ワクチン前には、抗体検査を受けてみるつもりです(多分…夏頃?)。
さて、人間たちのドタバタの最中も、ボン先輩は凪いだ海のように落ち着いてます。

ボス(仮)の存在を認めて以来、この調子。よく言うことを聞くし、遊べない時は静かにハウスで寝たり。どうしましたか?なくらいに急成長しています。
お散歩でも「あれ?いない?!」と慌ててしまうくらい、引っ張らないし、まるでエアーボンのようです。
私にとっては、引っ張りまくって匂い嗅ぎまくって、男子には逆毛立てて、女子にはデレデレする傍若無人な散歩が「ボン散歩」なので、ちょっと寂しくなってますよw。
あ、もしかしたら、ボス(仮)が頼りないから、「俺がしっかりしなくちゃ」とかなってるw?
しっかりもののワンコに支えられてなんとかなってる暮らしも、来週には終了予定です(楽しみ)!
サマータイムの説明を受けるボン先輩
2021年3月29日
結局、ピンキー(夫)の付き添い入院が終わるがトータル3週間も不在が続きましたが、やっとやっと帰宅が決まり、明日戻ることになりました!
…もう、夏になってしまいましたよ。あ、いや、今日から夏時間ですw。
夏時間から冬時間、冬時間から夏時間。ちょっとした時差ぼけ状態になるボン先輩。半年前に混乱したばかりなのに、ちょっとかわいそう。
と言うことで、しっかり説明をしました。

ちなみに、欧州議会では、2019年にサマータイムの廃止が可決されてて、2021年が最後。あとは、各国ご自由にってことで、イタリアはどうするか?なんですよねぇ。場合によっては、最後のサマータイムかな。
サマータイムって、エネルギー消費削減メリットがあるかと思えば、そーでもないし、逆にコストもかかるからやめましょうとなったわけですが、個人的には「気分上々」の多大なメリットがありますw。
「あーもう夏!」とワクワクしたり、日の入りが遅くなって街全体が浮かれた調子になるとか。大好きなんですよ。
大好物の「美しい夕暮れを眺めながら、テラスでアペリティーボ」が、今年の夏はできると良いなぁ〜。
ボスとの再会に感極まらない…反応が独特過ぎたボン先輩
2021年3月31日
ピンキー(夫)が戻り、まーまだバタバタしてます(自宅介護が始まります)!
ボン先輩も待ちに待っていたボス(本物)の帰還。
3週間の不在の間に、責任感も芽生え(?)最終的には悟りまで開いたわけですが、さすがにトチ狂った喜び方をするはず…。
さて、当日。寝室でボス(仮)と遊んでいたボン先輩。ガチャガチャ…と鍵の音を聞きつけるや、ピッキーンと背筋と耳が立ちました。
玄関に全意識を集中!
キーっと扉が開くと…バウバウバウッ!!!と爆吠えしながら、玄関に猛ダッシュ!
…それ、不審者にするやつwwwww。
ダッシュした先に、花束を持ったピンキー(夫)がいることに気づき、ハッとした後、匂いを嗅いで「あ、知ってる人だった…」となりましたwww。
そして、、、ボスーと喜びの舞を見せるかと思いきや、そそくさとハウスに!えーw。
間違えたのが恥ずかったのか、隠れるボン先輩と「あ、あら?」と肩透かしを食らったピンキー(夫)の様子がおかしくて、ボス(仮)は爆笑w。変な再開劇でしたw!
しばらくしてから、ハウスから出てきましたが、尻尾の振り方が硬い。いかにも社交辞令で、その上、ピンキー(夫)が私に近づくたび、鼻にしわ寄せて唸ったり…。
そうして、夜。
久々にボス(本物)と散歩に行き、足を洗われ、ゴハンを食べて、ベタベタされると…突如!はしゃぎ始めたボン先輩。
「ぎゃー!おかえりー!キャッホゥ!イヤッホ〜ゥ!待ってたヨゥ〜!」くるくる回って、飛びついて。
あー今、腑に落ちたんだな、とわかりました。独特なタイミングだな、おいw。

SNSとかで、3ヶ月ぶりに任務から戻った軍人さんと再会を喜ぶ愛犬的な動画、よくあるじゃないですか。あれを期待して、友達にも「どんなに喜んだか、動画撮ったー?」と聞かれたけど…不審者向けに爆吠えしてる動画しか撮れませんでした。
ボン先輩、頑固だから納得するまでに、時間かかるのかな。…そんな犬、いるwww?!


コメント