シャワーの工夫で光熱費250ユーロ減?イタリア政府推奨の節約案

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

ウクライナが攻勢に転じましたが、戦争は…まだまだ続きそうな気配の昨今、イタリアでは、件のエネルギー問題がいよいよ由々しき事態になってきておりますよ。

9月25日の総選挙では、やはりエネルギー関連や指数関数的に値上がりしていく光熱費が争点。しかしその前に…現政権のロベルト・チンゴラー二環境相の”節約プラン”が推し進められています。もうすぐ終わるドラギ政権。選挙活動が盛んな傍で、欧州復興基金の調整などなど撤退までにできることを続けるみたいですね。なんだかクールです。

それは簡単に言えば、「来る冬に向け、ロシアからの嫌がらせがあっても産業と生活へのリスクを軽減する計画」。で、ガス以外のエネルギー供給ための予算確保から節約方法までが、盛り込まれています。

政府の節約プラン、一般家庭でも使えるんじゃない?

節約には、公共施設やオフィスなどの”暖房温度を1度下げる”などという、結構細かくて具体的なものもあり、一般家庭はどうすんだ。って話の中で、「あーら?これって一般家庭でも結構使えない?」と節約ムードを高めようとしてるのがうっすら伺える報道があり……。

面白かったので(いや、使えるかもしれないので)ご紹介します♪

節約プランで、1家庭あたり光熱費600ユーロ削減 暖房で ー178 ユーロ、シャワーで ー250 ユーロ”

ですって、奥さんw。

では、詳しく中身を見てみましょー↓。

節約シャワーのご提案が厳しすぎるわっ

政府が作成した節約プランを参考にすると、一般家庭にもメリットがありそうです。

暖房温度を1度下げ、暖房時間を1日1時間短縮、さらに15日間減らすことで、178.36ユーロの節約。シャワーはさらに効果的で、1回7分を5分、設定温度を3度下げると250ユーロ。年間で見ると、607ユーロ分の光熱費が節約できる計算です。

ロベルト・チンゴラー二環境相の計画にコラボレートする、新技術エネルギー・持続可能な経済開発のための国家機関Eneaによって算出されたもので、標準的な家庭を例にしています。

当然、統計は個別事情を考慮しなければなりませんが、これは、”トリルッサの鶏ではなく、予測された行動によって実現するデータであることがわかります。

ちょ、シャワーw!

暖房を1度下げたり時間短縮したりはわかるんだけど、シャワー時間を7分→5分って刑務所かw!だし、温度を3度も下げる?ぬるま湯好きが38度にしてたら、35度。体感的には水じゃないw?冬にはツライわよ〜。

寒い地域はもちろん、シチリアもそれなりに寒くなるし、我が家には寒がりな人が1名いるのでこれはムリですね。

あ〜クーラーの排水ホースまで熱で溶かした太陽熱を家のどこかに蓄熱しておければねぇ〜。←南の壁が全面太陽光パネルだったら良かったのに。

※トリルッサの鶏は、歴史上の詩人トリルッサが平均を強制することで統計に出る歪みを指摘ことで、慣用句的に使われます。これはまた別の機会にご紹介しますね。あ、知ってる?かな?

そのほかもあるけど、シャワー推し

記事は、そのほか、日常生活の中で節約した場合のコストを紹介してますが…、

・パスタを茹でる際、沸騰したら弱火:12.46ユーロ
・洗濯機の使用を毎日から1日おき:52.59ユーロ
・食洗機の使用を1日2回から1回:74.69ユーロ
・洗濯機の主電源を切る 1.58ユーロ
・冷蔵庫の主電源をバカンス中切る:3.42ユーロ
・TV、dvdなどの主電源を切る : 4.53ユーロ
・電気オーブンの使用を控える:13.78ユーロ
・点灯を1日あたり1時間短縮:11.92ユーロ

などなど。電力消費効率の良い新製品に買い換えるのも良いそうですが、まー何しろ!シャワー制限の節約効果が絶大!だそうです。なぜそんなに推すのw?

考えてみると…島の暮らしはかなりエコでした。電気使わずロウソクでゴハン。

あ、電気点けないだけだと数ユーロ程度の節約にしかならないのかw。チリも積もれば…んー”戦時中感”高まってますねぇ。

ではでは、どうぞ熱いお風呂で良い水曜日を!
Buon mercoledi!

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