イタリアでは、“Natale con i tuoi, Capodanno con chi vuoi”(ナターレは家族と、カポダンノはお好きな人と)と言いまして、ナターレはガッチガチのキリスト教感がありますが、カポダンノ(大晦日〜元旦)は徹底的に自由です。
友人同士、恋人同士、知らない人も交えてパーティしたり、広場に繰り出したり、テレビを見て過ごしたり、まーいろいろ。今年のカポダンノは、ピンキー(夫)&アミーチが企画したカウントダウンパーティで幕を開けました!会場はピンキー実家です。
そんな狂乱の一夜の様子がこちら!見るだけで疲れると思いますw。いや、ほんと疲れた。もう灰になってます、灰。
さあ、狂乱の年越しナイトが始まる
通常、遅れてくるはずの人たちが、なぜか時間通りに”料理とワインを片手に”続々と到着するという…番狂わせから始まりました。遅れてくると思ってるから、慌てるのよ!

ホームパーティなので、料理とワインは持参縛りのポットラックスタイル。シチリア人たちは食に関してとても律儀なのでw、結構、気合の入ったお料理が持ち込まれました。


マストのレンズ豆やパスタ・アル・フォルノ、キッシュ、クスクス…に、巨大チーズや巨大サラミを丸ごと…。そして、オレンジを木箱ごと!さすがシチリアですなぁw。
などなど、なかなか面白いラインナップですが、写真撮る間もなく、ドンドコ消費されて行ってしまいました(ホストは奔走してばかり)。
”招待客のみ”のクローズドでしたが、蓋を開けてみれば100人以上(友達が友達を連れてくるパターンで)。


壁にロウソクという(古い家で備え付けのロウソク立てが壁にありますあ)…ロマンチックだけど暗すぎる環境で、目を凝らす暇もないので人探しが大変でしたw。
外も内も花火で踊るシチリア人!ようこそ、2018年!
そうして23時を過ぎ、踊りながらカウントダウンを待ちました。家の中にDJセットが用意されまして解放した窓から街に爆音が鳴り響いていましたが、基本、苦情はありません(大晦日はそういう日なので)。

(DJ)が友達にいるという利便性
そもそも外の爆音(花火と爆竹)も凄いから、誰も気にしません。
23時59分あたりに大慌てでスプマンテを各自準備したら、

なんとなく息を合わせ(誰かが時計を見ていたのであろう)、
チンクエ、
クアットロ、
トレ、
ドゥーエ…
アウグーリ!!!!
全員の号令と外の花火と爆竹と家の中の花火wで、2018年になりました!



もうカオス。ピンキーもDJに参加して、

踊る、

踊る、

踊るシチリア人・笑。

そうしてパーティは、しつこくw続き…、

解散となったのは、
…、
朝8時。
どんな体力やねん><!!!
爆音に怯えてしまうボン先輩は、奥の方の部屋でノンノとノンナに守ってもらっていました。カウントダウンではガタブル最高潮だったけど、そのうち慣れたようで寝たそうです(ホッ)。
翌朝、っていうか当日ですが、元旦の夕方に企画した友人たちと再集合。空きボトルを捨てに行きましたが…いや、もう、その量たるや…。飲食業界の方の大変さを身をもって体験しました。掃除は毎週来てるインド人の方にお任せです。

寝不足と飲み過ぎでボロボロになりながら、ゴミ捨てから始まった2018年。
ま、ある意味、厄落としから始まったとも言えましょう!あ〜なんだか良い年になりそうだな!(必死w)
今回企画をしたアミーチとマントの変な人。


今年も、こんなおかしな街から更新します。どうぞよろしく♪
コメント