どうも皆さま、ボンジョルノ♪
雨と晴れを繰り返す謎のお天気の日曜日。今日は早朝から家の近所がざわついてました。
というのも…港で第二次世界大戦時の不発弾が工事現場で発見され、本日、撤去作業のため指定区域市民全避難指示が出されていたから〜。

約75年前の爆弾でもまだ機能してるってのがスゴイ。
約7000名が家屋から退去!ってできるの?!
我が家は避難指示区域のギリギリ外側だったので、とりあえず家にはいられますが、外を眺めればものものしい雰囲気。
警察とカラビニエリ(憲兵)と市民保護局の警備がガッチリです。でも、のどかに歩くポリツィアにちょっとホッとするw。
区域指示エリアは、爆弾発見エリアから半径400m内だそうですが、それでも対象の市民は約7000名。朝6時から避難が始まり、自主避難が困難な人たち用に大型バスや市民保護局のバスなどが用意され、スタジアムなど指定の待機場所に移動でした。避難誘導もサクサク…。
…こういう時、イタリアって意外と(たとえシチリアでもw)結構ちゃんとしてるんだなーというのは、今回のコロナ騒動でシミジミ感じてること…。そう、やる時はやる(けど、やらない時は全然やらない)。
市民保護局って言えば、奥さん、ホラ、アレよアレ。ボレッリさんのところよ〜。
コロナ感染爆発中の時には大変お世話になりました。お元気だろうか?いろいろあって表舞台には出ませんけれど…(政治的に失脚とでも言いましょうかね…イタリアもドロドロしてますからね)。
そうかそうか、ボレッリさんのところがやってるなら、しっかりやってそう(←主観です。実際体験してないのでわかりませんが、絶対文句は出てるはずw)。事前のアナウンスもデジタル・アナログ共にガンガンされてました。
各ドアに貼られた避難指示が親切
TV・新聞などマスメディアはもちろんのこと、SNSでも避難指示は伝えられましたが、貼り紙もありました。
ざっくり通りの入り口でも良さそうなものですが、各パラッツォの入り口に丁寧に貼られていました。
アナログだけど、親切。ご老人も多いから(どっちにしてもご近所同士の口コミで伝わると思うけど)貼り紙は有効ですねぇ。
そういやあ貼り紙と言えば、やっぱりコロナ騒動中にもあったなぁ。
貼り紙で思い出すコロナ感染超拡大期の街の様子…
パレルモで初のコロナ感染者が見つかった時のホテルの貼り紙とか。

石をぶつけるんじゃなくて、貼り紙です。差別でもなく、ご近所さんは心配していました。そして今はこのホテルは、がっつり営業中。旅行者であふれてますよ…(←むしろ今、ご近所さんは心配中・苦笑)
ロックダウンになってしまった時のフラッシュモブのお知らせとか。
その時のドキドキハラハラの気持ちと状況。

これって今年の話…なんだかすごく昔々の話みたい。でもまだ5ヶ月、いや、もう5ヶ月。友人知人とGW明けくらいには終わってるんじゃ?なんて話してもいましたが、予想外にぜんぜん終わらな〜いw!ね(^^;)!
ファウチ博士によれば通常に戻るのは2021年末あたりとか。まーそんな気はしますな〜トホホ〜。
それにしても、ロックダウンを経験して以来、”街がひとつになって指示に従う”感じに慣れたような気がします。今、ご近所がプチ空っぽ状態だけど…非日常感があまりない。経験値が上がると動じなくなるものねぇ…。あまり上げたくない経験値ではあるけれど。
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evacuazione
エヴァクアツィオーネ
避難
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