夫婦喧嘩で使う予定の狼画像と美しい「進化大陳列館」
〜大人の女子パリ珍道中6

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パリ珍道中の続きです!

カルティエの思い出と老舗カフェの極上バター
〜大人の女子パリ珍道中5
大人の女子パリ珍道中続きです♪ 素敵過ぎる夕食後、タクシ...

 

ボチボチ更新し過ぎて終わらない…ような気がしてますが、大丈夫、終わります。今回含めて、あと3回の予定です!

 

と、いうことでカルティエの現代美術館にふられ、大雨のカフェで極上バターを楽しんだあと、ユニクロ経由で次の目的地に移動です。

 

サンジェルマン・デ・プレから地下鉄に乗ろうと思いましたが、面倒になってタクシー乗車。パリは、流しのタクシーを拾えるのが良いですね(イタリアは、タクシー乗り場か電話で呼ぶしかありませぬ)。

 

行き先は、「Grande Galerie de l’Evolution」。グーグルマップで見つけて、なんだか面白そうなのでこちらにしてみました。

 

訳せば、「進化の大ギャラリー」だろうか?

 

名前から推測するに、ネアンデルタール人の標本とか、ナショナル・ジオグラフィック的な古代人からの現代への進化、つまり、”人間さまの進化の過程”を展示しているのではなかろうか?

 

と勝手に想像してましたが、入ってびっくり。

全然違いました。

 

パリの街中に出現した予想外のサバンナ大行進…

 

パリの巨大な植物園の中にある博物館「Grande Galerie de l’Evolution」の入り口に行くと、子供がわんさかw。「え?そーゆーとこ?」とほんのり疑問を湧かせつつ、中に入ってまず出迎えてくれたのは、

 

クジラの骨でした。

 

「人間さまは…?」
「古代の巨大動物の関わりとかから始まるんじゃ?」

 

想像するだけで調べもせず、ぼんやり進むと海底生物やクラゲ、プランクトンなどが展示されています。んー?

 

…そして、到着したメインフロア。

野生動物たちが行列してました!

人間の進化とはほぼ関係がないようですが、ナショナル・ジオグラフィック的です。ネットで検索してみると「進化大陳列館」と呼ぶようですね。ちゃんと「動物の」ってw。

 

だとすると、名称がイマイチなんじゃな〜い?

 

と、フランスの文科省管轄の博物館のネーミングに文句つけながらもよく見ると、かなり精巧にできてます。

 

「シャー!」

こーわっ!!野生の山猫パンチ!

 

こちらは、ハイエナ。
こんなに間近で見るの初めてですよ。
顔が、憂鬱なサラリーマンみたい。

 

像もよく見ると泣いてる…。

展示は、剥製メインで芸も細かく、なかなかの迫力です。走り回るチビッコの合間を塗って見学するのも、なかなか楽しくなってきました。

 

気楽な見学スタイルだなぁw。

「座らないでください!」などとキーキー怒られることもなく、走り回っても展示をベタベタ触っても、床で匍匐前進しても、寝そべってギャン泣きしててもスタッフは、スルー。ほかのお客さまも、スルー。

 

こういうゆるいところは、イタリアもフランスも同じですね〜。

 

上の階にも展示が続きます。

 

「シャー!」

これは、コワイ!

 

この狼画像は、今度ピンキー(夫)とケンカしたときに、スマホに送りつけてやろうと思っています。突然、送られてきたらギャッ!と驚くに違いない。ふふふ。

 

絶滅危機種や絶滅した動物たちの展示や研究発表的な展示もあり、実はとても興味深い博物館でした。動物好きやお子様連れには、有益なスポットでしょうねぇ。国立パリ自然史博物館のひとつで、ほかに「比較解剖学と古生物学館」鉱物と地質学館」が併設されていますよ。

 

展示もさることながら、博物館自体も美しい。1900年初頭の建物でしょうか(←調べる気はない)。インテリアがベル・エポックなパリィで、とても素敵です❤️。

こんなインテリア欲しい。ゴリラの剥製込みで、ボンの部屋にしたい。

 

吹き抜けになった全館一望〜。

動物の剥製を飾るのに、こんなに美しい展示がほかにあるだろうか?!

 

人間さまの進化は見られませんでしたが、美しい館内と面白展示はなかなか楽しめてしまいましたw。

 

パリでワラビー。寒空の南国憧憬…

 

さて、雨も上がった植物園の中を経由して、俗世界に戻ります。

 

え?ワラビー?

広大な植物園の中には、ミニ動物園もありました。オーストラリアからきたのかしら。寒いところが苦手なイメージですが、大丈夫なんでしょうか(余計なお世話)。

 

ジャポンや地中海など、テーマ別の鬱蒼とした庭園もありましたが、全体的にはパレルモのモンテ・ペッレグリーノの山頂の森のようでした。

ジャポンはどこかね〜?

展示用に栽培されていた「地中海性潅木群」はそこらへんでわんさか生えているし、灼熱の夏以外はそこらへんで花が咲き乱れてるし、パレルモって結構良いとこなんじゃ(まず暖かいとこが素敵)?なんて気分にもなりました。

 

そういえば、パレルモにも巨大な植物園があり、創立は1779年。12,000種以上の世界中の植物があり、ヨーロッパでも重要とされていたりします。ゲーテも「世界で一番美しい庭」と言ったそうな。イベントでしばしば訪れてますが、ちゃんと見学したことはなかった…。帰ったら行ってみようとひっそりと心に誓ったのでした。

 

パリでパレルモ再発見w。自分が住んでいるところの良いところを再発見するのは、生きていく上で大事なことですよね。

 

パリ日記続く。

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コメント

  1. しんしん より:

    進化大陳列館!!次回絶対行きたいところのひとつ!
    ゴリラの部屋(脳内でwithボン先輩)の写真アングルがとっても素敵です。

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