シチリアのブドウ収穫祭!犬も参加した収穫体験と絶品イワシBBQ、クリスタルの海も満喫

まだ夏の香りがする9月初旬。イタリアは、あちこちで収穫真っ盛りです!いよいよ、秋ですなー。

白ブドウはなんと8月の初旬から収穫がスタートするシチリア。夏には、真夜中に収穫するイベントを取材しました。

が、今回は秋らしく黒ブドウ(赤ワイン)の収穫へ!

パレルモから車で約2時間、シチリア南西の「メンフィ」でヨーロッパ最大級のブドウ畑を誇るワイナリー・マンドラロッサの収穫祭に、食いしん坊なイタリア人4人+日本人1人(私)と、もちろんボン先輩と参加してきましたよー。

出発からアペリティーボまで、楽しく過ごした秋の1日をレポートしまーす。

シチリア内陸部へシチリア名物”ニンニクすだれ”と写真の届け方

まずは、パレルモから、壮大な田園風景が広がる内陸部をガンガン抜けて目指すワイナリーへ!

羊がハムハム草を喰むのどかな風景に癒される道中で、立ち寄ったガソリンスタンド。旬食材を売るいつものおじさんに遭遇しました。

シチリア西岸名物「ヌビア産のニンニクすだれ」が1本10ユーロ!激安ー!

イチジク、インドイチジク、メローネ・ジャッロにバッバルーチ(カタツムリ)。とりあえず、ニンニクすだれをお買い上げしました!←まだ旅の始まりなのに、もうお買い物。

なんとなく、旅の記念っぽく(よく通る場所ですが…w)おじさんと皆んなで記念写真を撮ったら、「写真送ってね!」と言われました。

「じゃあ、スマホを…」と聞けば、「俺、そういうの持ってないんだ…」と!なんとー。

プリントして郵送する?でも、住所(個人情報)を聞くのもアレよね?なんて話していたら、おじさん「来週火曜日も来るから、持ってきて」。

いや、よく通る道ではあるけど、そんなにしょっちゅうは来ないんですよ^^;。

すると、ピンキー(夫)が「じゃあ、次に通りかかった時に、ガソリンスタンドの人に渡しておきますよ」と提案。おじさんも納得してくれたので、再び南へ向かいました。

なんだか発想が素朴ですよね。いや、昔はこういうもんだったかも(スマホ前)。いやいや、昔というか、デジタルに侵されていない人たちは、今もこんな風にのんびりした発想をするものなのかもです。

▼ボン先輩にも写真を送ってくれたボローニャからの観光客もいましたね

ブドウ畑でガンガン摘んで!

全体的にホッコリ和みながら、あっという間にマンドラロッサのワイナリーに到着しました@2時間。

カベルネの畑で、陽気なレクチャーを受けてから収穫開始!

「収穫しながら、丘を上がっていってね〜」と言われた通り、ガンガン摘みながら丘の上を目指しました。

「マンドラロッサ帽」をかぶってノリノリの友人
ボン先輩も参加!収穫はできないけどずっと側で応援してくれましたw

「収穫ボックスがいっぱいになるまで、頑張って」と手渡された収穫ボックスは、ひと箱約3キロ。「そんなに摘めるかしら?」なんて心配しましたが…たったの10分で満杯!豊饒ですね〜シチリアの大地。

収穫したブドウは5人分で…15キロwをお持ち帰りしましたw

収穫後は、藁に座ってワインを飲みながらひと休みしたら(疲れてないけどw)、お待ちかね〜のランチ&試飲タイムですっ!

シチリアの食材の旨さが炸裂するシチリア的”縁日屋台”

ランチ&試飲エリアには、ワインはもちろん、地元の美味しいものがぎっしり並んでいました!ふふふ♪

マンドラロッサ社の全種類のワインが並ぶバーカウンター

カポナータやペペロナータ、基本のシチリア料理やチーズだのなんだの…アンティパストから、パスタコーナーまで、なんだか縁日のようです。

シチリアンパニーノ『パーネ・クンツァート』とシチリア菓子『スフィンチ』も

だけど、作っているのは「業者」ではなく地元のおばちゃん・おじちゃんたちです♪

縁日の焼きそば屋さんっぽいけど、パスタ各種
パーネ・クンツァート!

パーネ・クンツァートは、シチリア語で、”味付けしたパン”のことで、シチリア各地で食べられます。

地元食材を具にするもので、メンフィでは新鮮なオリーブオイル、香り立つオレガノ、アンチョビなどを挟んでパクリ。

シンプルだけど、すでにパンが美味しいし、食材はどれも極ウマ。五臓六腑に染み渡る美味しさですっ!1mくらいのパンで作りますが、全部食べられそうで自分が怖い…。

もちろん、スイーツ屋台も完備。

シチリアのサーターアンダーギーw、シチリア菓子の『スフィンチ

『スフィンチ』は、ジャガイモ粉と小麦粉を混ぜてサクッと揚げたシチリアの郷土菓子のひとつですよ。粉砂糖をたっぷりかけていただきます。

爽やかに採れたての果物も並んでました。スイカやイチジク、そしてブドウなどなど、美味しく健康な縁日ですw。

美味しく食べて、エスプレッソで〆たら、午後はカロリーを消費しに、海へ〜♪

クリスタルの海の向こうはアフリカ

ブドウ畑に隣接するメンフィの海。シチリア海峡に面した海の向こう側は、アフリカですよ。サハラ砂漠から飛んでくる砂のビーチは、まさに、サンド・ベージュ色♪

▼ボン先輩が毎年訪れるメンフィの海

ゴロゴロするのに最適なビーチで、食後だからと本気の爆睡をする人間たちをよそに、ボン先輩は慣れた海でスイスイです。

透明な海は毎年「ブルーフラッグ」(欧州の認定証)に認定される透明な海を泳ぐカワウソ♡

とはいえ、心配なので…ボン先輩のスイムに付き合いますが、手を取ると…めっちゃ冷静な顔で見つめられますw。

「手、離していいですよ。足つくし…」

自立した犬、素敵です。

ところで、この後、飼い主(私)は海の中で足の指が攣りましたw。「う〜痛いー!」とか言ってると、誰よりも早く駆けつけてくれたのは、ボン先輩。自立してる上に、優しい。そりゃ、プロポーズもされますね

完全に熟睡して、真っ赤に日焼けしちゃった油断だらけのイタリア人たちが起きた頃、試飲第二弾へ〜!

新鮮イワシの炭火焼!シチリア人は頭から食らう!

夕方からの試飲エリアは、砂浜BBQです♡。

採れたてのイワシの炭火BBQだなんて、なんなの?!日本なの?!嬉しい!

新鮮なイワシにパラパラとシチリアの海塩をかけて、ジュゥ…。生臭さゼロで、塩味もちょうどよく、皮目もパリパリ。駿河湾気分で、無限にイケそうでした!

シャキシャキの赤タマネギが添えられるのも、なんか気が利いてる

BBQのイワシは、ナイフとフォークで…なんか食べないのが、流儀。シチリア人たちから、手づかみで頭からペロリと食べろと言われました。知ってるわっ!やはり島の民感高くて、暮らしやすいですw。

イワシを食べながら、ブドウも食べ放題。どこにでもあるブドウは、ここでは空気か水のようなものです。

ジビッボ♪

夏の終わりというか、秋の始まりというか、まだ全然夏というか…。季節感としてはなんだかよくわからない9月の頭。

「俺の夏もそろそろ終わりなんだろうか。」

美しくて美味しくておせっかいで親切で、ダラダラしてて美味しくて。シチリアを凝縮したような秋の1日、収穫祭でした!

まだ夏だけどやっぱりちょっと秋っぽい

秋には秋の美味しいもの♡。季節があるって楽しいですね♪

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