冬のベルギー旅の続きです♪
今回の旅は、ピンキー(夫)の友人たちや親戚を訪ねるのが目的だったので、首都・ブリュッセルを拠点にしつつ、誰も…知らなそうなwメッヘレンという街も訪れました。
ベルギー名物?飾窓を眺めつつ、ブリュッセルから電車でメッヘレンへ
メッヘレンは、ブリュッセルとアントワープのちょうど間、フランダースの犬まであと少しw!のところにあります。
中央駅からアントワープ行きに乗り、車窓を眺めると、ブリュッセル北駅近くの線路沿いに、昔ながらの「飾り窓」が見えました!今も残っているんですね〜。

オランダが有名ですが、ベルギーにもあるんですねー。飾り窓…ガラス張りの向こうで、半裸のお姉さんたちが「カモ〜ン」やってました。セクスィー。大阪の飛田新地みたいなもんでしょうかね?
ちょいと治安のよろしくない地域でもあるので、もし「飾り窓」を見たい方がいたら、車窓から眺める程度がオススメかと思いますよ。数秒ですけど。お客さんになりたいという方は、また別の話ですね。
一瞬ですが、撮った画像を拡大して「おおー」などとやってる間に、あっという間にメッヘレンに到着。ブリュッセルからは、電車でほんの20分くらい。蒲田ー新橋くらいのイメージですね。


語学センスがないので、つい”ミシュラン”と読んじゃうメッヘレンは、フラマン語の呼び方です。フランス語だと、マリーヌと呼びます。
ピンキー(夫)界隈の人たちがごちゃ混ぜで話すので、まさか同じ場所の話だとは思わなかったよ・笑。
ベルギーには3つの公用語!
そう、ベルギーには公用語が3つあるんですよ。
フランス語・ドイツ語・フラマン語。地域によって公用語が異なり(言語圏)、フランス語圏、ドイツ語圏、フラマン語圏があります。※フラマン語は、ベルギーのフランドル地方で話されるオランダ語。
メッヘレンは、フランドル地方だから、フラマン語が公用語。でも!ブリュッセルは、フランス語なんですよ…。電車20分で、公用語が変わるって?!ちょっと戸惑いました!不思議ー。
お店でも、ブリュッセルはフランス語。メッヘレンは、フラマン語。フランス語ができない店員さんもいて、そんな時は英語。
ピンキー(夫)はフランス語ペラペラ。でもフラマン語はちょぼちょぼなので、ブリュッセルからたったの20分で、通訳としてのお役御免w。お互い英語の良い勉強になりました。
イタリアは、全国的にイタリア語のみだから(フィレンツェ語が全国共通語。シチリア語もあるけどシチリア以外では使わない)「イタリア、楽な国だな…」と改めて感じましたよ。
オモチャのような可愛い街メッヘレン!”陸続きの欧州”を考える
メッヘレンの駅を降りて、中心地までは徒歩でテクテク。途中、いくつも水路がありました。ベルギーのリエージュも、水路がある美しい街だったな。ベルギーは水路が多いんですね。

街並みは、とても可愛らしく…、「絵本のヨーロッパ」のようです。おもちゃの兵隊でも出てきそう(あ、あれはイギリスか)。ドイツのミュンヘンも絵本のようだったけど、こちらはよりキュッとしたサイズで、ますます絵本っぽかった。
イタリアはバロック、ルネッサンス、アラブ・ノルマン。美しいけど、絵本っぽくはないかな…。同じ欧州でも、文化が違うと街並みもまったく異なるもんです。

古ーい建造物が造る街並みは、その街が歩んできた長い歴史がそのまま伝わってきて面白い。←欧州街歩きの醍醐味ですよね。
とはいえ、大枠で歴史を見ると素敵な感じはするけど、地続きで国境もちょいちょい変わって、領主が変われば言語も変わって?なんて現実を想像すると、「当時の庶民は、翻弄されて大変だっただろな!」などと、電車20分で公用語が変わるのを経験して、感じたりしましたw。
言語や、文化・習慣は、メンタルにも多大な影響を及ぼすから、自分というものをしっかり持ってないと、ゴチャゴチャになりそう(そんな短期間では変わらないかw)。

まあ、そんな感じで、その土地の伝統にこだわったり、誇りを持ったり守ったりするようになっていったのかなー。長いものに、まかれてる場合ではないですからねぇ。
そういう意味では、日本はホント、世界的には珍しい国ですよね!島国なうえ、なんてったって400年も鎖国してたんだから。
首都ブリュッセルの中心で、”世界3大ガッカリ”を!
せっかくなので(?)ブリュッセルの街も少し、ご紹介。ベルギーのみならず、欧州の首都だけあって街の中心は、とてもゴージャス!観光客もわんさかいました。メッヘレンには地元の人しかいなかったよーw。

ガイドさんの説明を聞きながら歩く、日本人団体ツアーも何組か見かけましたが、まー中国人の団体さんが多かったですね。
観光客の流れに乗って、一応、アレも見ましたよ。
アレ、コレです!

はい、小便小僧。ちっさー・笑!
シンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫と並ぶ”世界三大ガッカリ”と言われるだけあって、ガッカリしてる人がいっぱいいましたw(主観です)。
初めて見たときは、私も「ちっさっ!」と逆に驚きました。ま、でも「小僧」っていうくらいですからね。ダビデ像のような、巨大な像を想像する方が間違えてるって話ですね。

ということで、冬のベルギー旅終わり。読んでくれてありがとう!
あ、そうそう。メッヘレンに行くから、フラマン語の一つでも覚えよう!と試みましたが、街の名前以外、何ひとつ覚えられませんでしたw!センスなさすぎ〜。
外国語センスのなさは、自分三大ガッカリのひとつです(あとは、虚弱体質と根気のなさ)。
では、ごきげんよう!
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