どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
今日もー暑いよ〜。最高気温は…28度!靴下さえ、暑い。
先日、ブラジルで体感気温60度越えがニュースになっていましたが、北半球で現実化するのかもしれないと想像すると、今から汗だくですw。
そうそう、今夜と明日の間に(夜中2時→3時)、夏時間!オフィシャルに夏気分到来ですね。
イタリアは菜の花系野菜は、クタクタになるまで茹でる
昨日、混乱を極める菜の花の巨大ファミリーをご紹介したあと、作ったパスタ。

チーメ・ディ・ラパもフリアリエッリも、そして日本生まれwのブロッコレッティもカーボロも、クタクタに茹でて、オリーブオイルとニンニクで炒めるのが、イタリアにおける「アブラナ科アブラナ属のルール」です(過言ではない)。
▼アブラナ科アブラナ属って巨大ファミリーなのよ!
彼らをパスタの具にするときは、野菜の茹で汁でパスタを茹でる。これもまた、あるあるルールなので、アブラナ科アブラナ属は相当なダシ野菜ってことなんですよね。キャベツや白菜も鍋の具にもなるしねー。
野菜の茹で汁でパスタを茹でると、”アク”をパスタに吸わせることにはならぬのか?と、いつも気になっていますが、保守的なイタリアンレシピに従っています(調べないw)。
イタリアの菜の花系野菜には、アンチョビかサルシッチャが黄金の組み合わせ
で、これらの野菜と組み合わせる具材は、プーリアの「チーメ・ディ・ラパのオレッキエッテ」のようにアンチョビか、ナポリピッツァの「サルシッチャ・エ・フリアリエッリ」のようにサルシッチャか。
よく知られたこれら二つが代表的。実際とてもよく合って、いわゆる、黄金の組み合わせだなーと感じます。あれには、これだろう的な。
▼シチリア的にはブロッコリーのパスタには、干し葡萄も加えちゃう
ま、要するに、魚介系、肉系共に、塩味と旨みのあるものが合う。ってことですよね。
バリエーションで、サルシッチャ→カリカリに焼いたグアンチャーレにしてみたり(これはウマイ!)、そして、それをそのままフリッタータにしてみたり(これもウマイ)。
ついでに、魚介出汁がたっぷり出るボンゴレにも合うし、燻製のプロボラにも合う。…って、結構なんでも合ったりするけど、保守的なイタリア人は「え?」となったりするようですw(知らんがな)。
アブラナ科アブラナ属だけど、トマトソースで味変
アブラナ科アブラナ属と、トマトソースを組み合わせた”家庭料理のレシピ”っつーもんをあまり見かけないので、合わないのかしらん?と検索したら、
シチリア人のおばさんが、トマトソースで煮込んだミネストローネを作る動画を発見!
さすがシチリア人。味覚の幅が広いわーw。←「甘酸っぱい」を好む人たちですしね!
感心しつつもリール動画だったため、保存しそこなってしまいましたので〜テキトーに作ってみましたよ。
茹でてニンニクと炒めたところに、トマトソースを加えてグツグツ。砂糖と塩で調整しただけですが、ああ、なんと滋味深い…。こりゃ、ニョッキが合いそう!と、さっそくニョッキをぶち込んでみたら、あらやだ。想定以上に美味しくできてしまいましたw(自画自賛は最高の調味料)!

なぜか中華感が香ってますけど。
余ったカーボロ×トマトソースをエビに流用
ソースはたっぷりあったので、残ったソースに赤海老を加えてみたら、あらやだw。これもまた合いました!

…ますます中華感が香って(エビのチリソース?)、何料理を食べているのかわからなくなりましたが、日本人(私)が作ってる時点でイタリア料理といえども、既に多国籍感あるから、大丈夫w。
イタリア人の友人とピンキー(夫)にも、好評でしたよ。←人を呼んでる時に実験しがち。
しかし、なんでも食べるピンキー(夫)さえも、カーボロとトマトソースの組み合わせに「は?」となるのを見て、「アブラナ科アブラナ属は、茹でて炒めてアンチョビかサルシッチャ」って、イタリア人のDNAレベルで組み込まれてるんじゃ?と思った今年の春も、もう終わりです。
次の実験は来年だなw!
どうぞ良いイースターサンデーを!
Buona pasqua!
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