どうも皆さま、ボンジョルノ!
ボン先輩の手術が終わり、今のところ経過は順調です。ご機嫌ぶりも戻ってきましたので、闘病記の続きです。
前回のお話 再度受けたTAC(全身CT)でまさかの転移なし。手術を決断したところまで。
▶︎ボン先輩 伴走マガジン「闘病記の裏側で」vol.5
13歳のシニア犬でもあるボン先輩の手術決断に至ったあれこれ詳細と飼い主のきもち。
メラノーマ確定診断から2ヶ月半後に迎えた上顎切除手術
メラノーマが出現した右奥の歯茎周辺(上顎)と、リンパ節と目の際のホクロ。全身麻酔をかけ、トータル3か所を切除する大手術となりました。

手術室に運ばれていくグッタリしたボン先輩の後ろ姿にエールを送り、ただただ待った時間は、2時間半!結構長い手術で、ボン先輩の体力が持つのか?本当に心配でした。
が、今回は、途中で中止の連絡もなく、かかってきた電話は「無事に終わったよ。もう起きてるから迎えにきて」
ホッとしつつも、もう起きてる?と驚き、病院に駆けつけると、ボン先輩は…なんと!自分の足で手術室から出てきたので、超びっくり。
ヨタヨタと歩きながらも私たちに気づくと、尻尾を振って近づいてくる!その姿には、号泣してしまいました。こんな酷い目に合わせた飼い主なのに、「大好き」でいてくれる犬の無垢な信頼。絶対に裏切れません!
術後の”良い合図”に希望
術後ケアの投薬の長い説明を聞いている間に、唐突にジャー…と粗相をしてしまった時には慌てましたが、これは、獣医さんたちによれば「非常に良い合図!」。
歓喜に湧いて掃除をする爽やか先生に、「もう一つの良い合図は、食欲だよ。今夜の食欲の様子をよく見るように」と、言われましたが、、、。
指導された”ミートボール”を作っていると、早くも「ください」でした!
稀に見る「流血ください」に恐怖と感動wをしつつ、食べる力は生きる力。ボン先輩の生きる力に、これまた驚かされました。いや、丈夫だな…。
術後の急変!目が開かない恐怖と専門医の処方
しかし、順調に見えた回復は、術後3日目の検診後に急変。
顔が腫れ上がり、右目が開かない状態に!「失明するのでは?」のパニックになるも、夜中にも関わらず応対してくれた爽やか先生によれば、「リンパ節の炎症による圧迫も原因」とのことで、生理食塩水で洗った目に、抗生物質の軟膏を塗る処方が追加されました。
目を洗うって…?目に軟膏?!と最初は大変だったけど、ボン先輩の理解も早く(気持ち良かった模様)、洗眼にも慣れた4日目ごろには、回復の兆し(涙)。
10日目には、症状も落ち着き回復まっしぐら
不安な日々は続きましたが、処方薬のサイクルが終了した今週はじめの術後検診の頃には、腫れも引いて、癌専門医である爽やか先生の処方の見事さに、感心もしました。まったく、「餅は餅屋」ですね。

術後検診では、口の中の傷も綺麗に塞がっている様子。
上顎の骨ごと取るので、顔の形が変わるかもという心配もありましたが、ほとんど変化なしで、爽やか先生も手術の出来映えに「とても満足!」してました。←イタリア人らしくわかりやすくて好き。
手術を「選べることのラッキー」に感謝して
術前中後は、ハラハラドキドキのしっぱなしでしたが、応援してくださる皆さまが支えにもなりました。ありがとうございます。
急変時には、やはり「手術の後悔」がまたよぎりましたが、、、 「手術を選べることはラッキー」という言葉に「迷えることも選べることも、ありがたいことなのだな」と改めて気付かされたり。
この夏から、ずっとストーカーレベルが上がったボン先輩の日本人並みに空気を読むチカラに気づかせてくれた言葉もありました。
▶︎手術前と手術直後のライブな詳細や飼い主のきもち、術後経過の写真は、ボン先輩伴走マガジン「闘病記の裏側で」Vol. 8/9
シニア犬猫を飼ってる方々からの共感や、子犬の飼い主さんやこれからペットを迎えたい方々にも、参考にしたいと言っていただくのも、とても嬉しいです。飼い主の思いは、同じですよねー。
そんなわけで、回復の日々を一緒に過ごせることも、とても幸せなことでもあるなぁと思えるようにもなり、空空気を読むボン先輩を心配させないように、前向きなオーラを出して、術後ケアに取り組んでいるところでございます!(空元気も続けていくうちに、本物になる…はず)

いやー…リンパ節と目の際のホクロの病気検査結果が心配ですけどねー(転移してたらどうしよう!)。この心配もボン先輩に悟られないように…頑張らねばなりませぬ。
続く。
ではでは、どうぞ前向きに良い木曜日を!
Buon giovedi!
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