エオリア諸島サリーナ島|名画イル・ポスティーノのロケ地へ!断崖絶壁のポッラーラの海と風の音を聞く

「俺の島」フィリクーディ島からサリーナ島に移動した、この夏のボン先輩のバカンス後半。極透明なビーチ「ポルト」に通う間に間に、意外に大きいサリーナ島のほかの地域にも遊びに行きました♪

サリーナ島は、言わずと知れたあの名作、映画「イル・ポスティーノ」のロケが行われた島

滞在中のマルファ地区から、モトリーノで15分ほど行った西の端、ポッラーラ地区に、マッシモ・トロイージ演ずる郵便配達のマリオが郵便物を届ける…パブロ・ネルーダの家が残っています!

断崖絶壁が過ぎるポッラーラの海へ!

ポッラーラ地区があるのは、ポッカリと開いた、かつての噴火口の中!

ロケ地を訪ねる前に、まずは海に降りてみますよー。

切り立ち過ぎにも程がある!崖の上がポッラーラ地区ですよ

迫力ある大自然…また、足がすくむwし、「下のビーチまで降りるのか…」と思うとやる気も失せますが(だって、降りたら登るわけですよねw?)、ボン先輩は大はしゃぎ。

勇足でついて行った人が、ピンキー(夫)じゃない?!と気づいて、

「ひゃっほ〜う!」
「間違えた!」

戻ったりwww。炎天下で、そんなことやってるとバテるよ?

ボン先輩が驚愕した透明な海にいたのは…

なんて、ゼーハーしながら下のビーチまでたどり着くと…。

せっま(狭)!ビーチ、せっま!

ほとんど陸地がない上、わずかな陸地もほぼ満席w。

でも海は、空いている!やったー、ボン先輩を自由に解き放てる〜!

「スッゲー!誰も泳いでなーい!」

と、解き放ったら、、、膝まで水に浸かったところで、しばし固まったボン先輩。

また、あまりに透明すぎて怖いのかな?と、ピンキー(夫)が先陣切って飛び込んだ途端、え?溺れた?と心配になるくらいの慌てっぷりで、海から這い出てきましたw。

「ク、ク、クラゲがいる〜!!!」

おやおや、全く臆病なんだから…。じゃあ、私が入るよ!と飛び込んで、同じように慌てて飛び出してしまいました。

超大群!!!見たこともないほどにギッシリと、クラゲがいたのでした…。

なるほど、そう言うことか…(だから誰も入ってなかったのか)。騒ぐ飼い主2人を横目に見ていたボン先輩、そうですか、入る前に気づいたんですね、賢いですねー(飼い主よりも)。

諦めの悪いおじさんと、クラゲに刺された子供の最後(?)の言葉

近くにいた人たちによれば、今年はクラゲの到来が遅れたそうで、「いつもは、6月がすごいことになる」とか。温暖化の逆?でしょうか?

「さっき、子供が刺されちゃって大騒ぎがあった」と聞いて、フィリクーディ島でもそんな騒ぎがあったことを思い出しました。

女の子(10)が顔を刺されてしまい、周りにいた大人たちが、ミネラルウォーターで洗ったり、なだめたり、薬屋に連絡したりする最中、痛いし怖いしで「もう死んじゃう」と勘違いした女の子が、マンマに最期の言葉を伝えたくて、痛い痛いと大泣きしながら「マンマ、大好きだよ〜!」と叫ぶので、ビーチは笑いともらい泣きに包まれたんですよw。

なーんてクラゲ談義をしている間に、ボン先輩は、寝ましたw。

「泳げないし、あと海でやることって言ったら”寝る”でしょ」

海ならどこでも良いわけじゃないんですね。無理しない姿勢に、感心します。

あ、諦めの早いボン先輩の後ろに、おっちゃんがいますよね?

彼は、「目が悪いんだよ〜」と言いながら、クラゲ入りの海にズッポリw。「見えない=いない」とは。諦めが悪いとも言えますが、素晴らしいポジティブシンキングだな。と、これもまた感心w。っていうか、クラゲは子供を狙うのか?刺されてないのも、ある意味、すごかったです。

イル・ポスティーノのロケ地へ!

クラゲもいたけど、あまりにも壮大で美しいポッラーラの海。そこそこ長居した夕方、いよいよイル・ポスティーノが撮影され、今も残るパブロ・ネルーダの家に行ってみましたよ。

断崖絶壁の坂を登り、マッシモ・トロイージ通りから門をくぐり、ジャングルのように生えたい放題生えた草花に覆われた小道を進むと…。

お手入れされてませんが、それがまたリアルでオツ

パブロが暮らした家にちょいちょいマリオ(マッシモ・トロイージ)が訪れた家!

ほぼ廃墟?のようになってましたが、2年くらい前まではバカンスハウスとしてレンタルされていたとか。

いいわー雰囲気ある…

ほんとか?!ってほど寂れてましたが、典型的なエオリア建築の造りは健在でした。

静かに耳をすませば、海のきらめく音が聞こえる

映画「イル・ポスティーノ」で、マッシモ・トロイージ演じる郵便配達人マリオが、パブロとの交流のなかで、島の外の世界、そして自身の内にある世界を広げていく

人間の成長と友情と、悲劇と愛を描いた映画には、南イタリアらしい美しい空気感と同時に、切なさが満ちていました(よね)。

テラスのベンチからは、俺の島・フィリクーディ島が見えました

映画の中で特に好きなのが、島を離れ、疎遠になった友人パブロに送るために、マリオが「島の美しいもの」を集めるシーンです。

それは、音。
風の音、波の音、
漁師の網が軋む音、
教会の鐘の音、
そして満点の星空の…音。

何もない島、そういうものに心を奪われるし、本当に美しいんですよ!ホント、この島に来るとわかる!わかるよ、マリオ(涙)!

遠く、近く、強く、弱く…時々、波音を運ぶ風の音

ボン先輩も、そんな島の風の音を聞いてるのかな?

「いえ、涼んでるんです」

ああ、そうですか…w。

暑いけど、日陰はいつも涼しい。いつも風が吹く島々、風の神アイオロスの島々

あ、今度は風の音を聞いてるのかな?

「匂いを嗅いでるんですよ、野うさぎの」

ああ、そうですか…ww。

波の音に紛れて、海面が煌めく音も聞こえそう。そんな時間を過ごせるエオリエ諸島バカンスです。

続く!

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