さて、とうとうパレルモへの出発日。長いエオリエ諸島バカンスも終わりです。
なかなか帰ることに納得行ってなかったボン先輩ですが、港に向かうタクシーに乗ったら、興味津々、即ご機嫌♪

運転手さんにご迷惑をおかけしながら、港に到着です。
サリーナ島からパレルモ行きの高速翼船に乗れば、2時間強でパレルモ港…そこからおうちは徒歩5分。8時台の船に乗れば、ランチは我が家です!楽チン楽勝。
ランチ何食べるー?とのんきに話しながら、乗り場に向かうと…
サリーナ島発パレルモ行きが、またも欠航!さて、どうする?
「パレルモ行きの人〜!」とスタッフが叫んでます。
嫌な予感…。
「パレルモ行きは、欠航です!キャンセルして明日に振り替えるか、ミラッツォ*行きに変更してくださーい!」
*ミラッツォは、メッシーナ寄りのシチリア北岸の港町。パレルモから車で3時間くらいの場所にあります。
ガーーーーーーン!またも、欠航!
▼今回は行きも欠航したんですよねぇ。往復欠航なんて、ついてないっていうか今夏は、海が荒れがちですな
スーツケースとバックパック、ボン先輩とクーラーボックス。大量の荷物を抱えてボーゼンとしてしまいました。往路は、家に戻れば良いだけだったけど、もうチェックOUTしちゃったし、延期はできない。
とりあえず、ミラッツォに行き、車がないから電車でパレルモに行くことに。
緊迫のサリーナ港で急遽チャーターバスを手配したイタリア人
港から電車駅までのアクセス方法を検索したり、時刻表を見ながら、ミラッツォ港行きの船を待っていると、同じ状況に陥った人たちの中には、パレルモ空港から飛行機に乗る予定だった外国人ツーリストが多数、、いることもわかってきました。
特に、ドイツ人やアメリカ人たち。こう言った不具合はもちろん、”情報のなさ”に慣れてないのもあると思いますが、なんたって飛行機に乗り遅れたら、いろいろ面倒ですもんねぇ。緊迫感が伝わってきました。わかりますよ、ええ。
そんな中、イタリア人が「ミラッツォからパレルモ行きのバスをチャーターしよう!」と言い出したのです。
ミラノ在住だというローマ人の女性。チャキチャキと手配を始めたと思ったら、なんと、サクサクと乗客名簿も作成!
旅行関係の方なのかはわかりませんが、素晴らしい機転。こういうイタリア人の臨機応変さは、毎度のことながら感心します。有事の時に発揮するため、本来の能力を日頃は眠らせているのかもしれません。
そうしてあっという間に、全員、チャーターバスでパレルモに行ける事になったのでした。
しかし手配できたバスのサイズは、22人乗り。
メンバーは22人+子供1人。
ギッチギチの超満席状態…。
ところで、ボン先輩も乗れるのでしょうか?!
どこにでも連れて行きますが、公共交通機関は気を遣います。今朝のタクシーも「犬OK」なタクシーを予約しました。
「一応、言ってあるけど、チャーターの場合は運転手次第だからねぇ…」
どうなるでしょう…?
場合によっては、私たちだけ電車かな〜。と、憂慮しながら、ミラッツォまでの航海となりました。
ミラッツォ港で外国人の空港組の反乱が勃発!
さて、ミラッツォに到着すると、すでにバスが到着していました。
さっそく、バスの運転手さんとドキドキしながら交渉していると、イタリア人同行者たちが「皆んなで一緒に帰ろうよ、もちろん犬も一緒に!」と援護(涙)。
無事、ボン先輩も一緒に乗ってパレルモに向かえることになりました(ホッ)!

こういう時のイタリア人って本当に優しい…と感動してる傍で、空港に向かう予定の外国人同行者たちがピリピリし始めたのです…。
彼らの言い分は、「空港組とパレルモ市内組組が一緒になると、空港到着時に荷物がゴチャゴチャしたり(イタリア人がダラダラしたり)して、時間がかかる。だから、空港組だけ先に乗せて出発させて欲しい」。
驚きましたよーw!
でも、まー気持ちはわかりますよ、いつも「早くぅーイライラ」としてますから!
それでも、みんなが一様に困ってる時には、つい空気を読んでしまうものですが、しっかり主張するあたりに、うはーしっかりしてる!と感心してしまいました。
日本人だったら絶対言えないですよね、このタイミングで。っていうか、言う必要もないか…おそらく、運休した時に、船会社がすぐにチャーターバスを用意しそう…。
と、私が文化の違いにのんびり感心している間に、さっきのテキパキローマ人が、なんともう1台手配w。はやっ!
そして、一度は載せたパレルモ市内組の荷物とボン先輩を荷台からサクサクおろし、空港組は華麗に去って行ったのでした…(テキパキローマ人も行ってしまった…)。
残されたパレルモ市内組は、約半分の11名+犬。
次のチャーターバスで、パレルモへー!の予定でしたが…。
イタリア人の本領発揮?!待ち時間もできれば楽しく
待てど暮らせど、次のバスが来ないwww!
想定内…とも言えますがw、バス会社に連絡してみても埒が開かない。この時点ですでに11時を回っていたのに(家でランチの予定でしたねーそういえば)、12時には行くとか、13時になるとか、言うことがコロコロ変わる…。
そして…。
あるある過ぎて、何だかどーでも良くなりましたw!
全員が「ま、いつかは来るでしょ」のトーンになり(これもあるあるw)、「海でも行く?」なんて話も出ましたが、一応、全員揃ってた方が良いかもねーと冷静な意見もあり、とりあえず港前のバールを占拠して待機することに。

「いいよー遊ぼー♪ボン先輩、かわいー♡!」とめっちゃ可愛がってくれたパレルモ女子のアリーチェちゃん。


日常、わがまま自分勝手が過ぎるイタリア人たちですが、お互いコミュニケーションをしっかりとって、仲間で行動しようとするんだなぁ。とまたも感心しましたよ。
まあ、たまたま感じの良い人が集まっただけなのかもしれませんが。

頭皮を引っぱるほど撫で回されて、濃厚なバーチョの集中砲火を浴びるボン先輩を放置して(平穏)、私は、同行の中にいたフランス人女子大性と楽しくフランス語会話レッスンなどを楽しみましたw。
バールでランチを食べて、カフェを飲んでやいのやいのやってたら、バスが到着。
それは、午後2時でしたwwww!
イタリアの暮らしでは、知らず知らずのうちに「ウェイティング耐性」ができるので、待たされることがあまり気になってないw可能性もあります。で、そんな待ち時間をできるだけ楽しく過ごそうと一丸となって努力する姿勢は、イタリアの好きなところの一つですね。
悠々快適大型バスの旅で、懐かしのパレルモへ!
結局、バスが出発したのは、午後3時でしたけど。
運転手さんがバールでジェラート食べたからw。これから長距離を運転してくれる運転手さんが、ハードな仕事の前に「食べたい」って言うなら「NO」という理由もないですしね。

そうして、ようやく走り出したバスは快調にパレルモに向かう…。
高速に乗ると、すぐ寝るボン先輩。なぜか座席の下が気に入って、ぐっすり眠ってました。

ちなみに、バスは、50人乗りでした。でかー。
ピリピリした空港組と、満席ギュウギュウで帰るよりは「全然よかったかもね〜」と口々に言いながら、ゆったり無事にパレルモに到着!お疲れ様でした♪
波乱に満ちた帰路でしたが、まあまあ楽しくバカンスを締めくくる事ができてよかったデス。一緒に過ごした仲間たちとは、また来年、サリーナ島に行ったら会えるかもね(イタリア人は、だいたい毎年同じ場所でバカンスするんですよね)!
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ボン先輩2019年エオリエ諸島バカンス日記は、これにておしまい。長々と読んでくださり、ありがとうございました!濃厚な熱いバーチョを皆さまに♡Baci!




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