どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
カラカラに乾いたパレルモで、早速、今年最初のバジルソースを作りましたよ。夏の恒例…今年もまたバジルの成長に追われる日々が戻って参りました。
【往路】今回もITAで往復!パレルモから羽田へ
さて、今回の帰国も、お馴染みITAで往復しました。
もう、癖ですね、癖。他のエアラインでもパレルモから1回の乗り継ぎで日本まで行けるし、ANAも直行が始まったし。でも…自動的にITAで購入してしまう。アリタリアの呪いから、まだ解放されていないのです。
▼前回のITA搭乗記
往路も満席、復路も満席で、日本人の割合はざっと見た目で3割くらい?だったでしょうか。大量のイタリア人、スペイン人他欧州の方々、韓国の方もちらほら。
パレルモからの乗り継ぎは、ITAになってからの過去2回の利用で、どちらも遅延。空港内を走った経験から、今回は一つ前の便にしてみたら、時間通りw!その上、日本便が遅れて、有り余るトランジットタイム…。思わず、空港設置の等身大(?)の巨大チェスをやりそうになりましたよ。
そういうもんですよね、人生って…。
無駄にお店を冷やかしていたら、ローマに着いた頃には早くも日本人への擬態が進んでいたピンキー(夫)が完全に日本人に間違われ、
「May I help you?」
と店員さんに聞かれ、No, thank you. I’m just looking.と答えたら、隣にいた別の店員さんが「どうせこの人たち買わないから放っておきな」とで話すのを聞いたり、ローマの友人たちと合流したりで、まあまあ飽きずに済みましたが。
前回、具合悪くなるほど不味かった機内食。今回はジャポネーゼにしてみたら、謎の焼きうどん(?)で具合悪くなるほどではないけど、大変残念な味わいwで、ああ、さらなる経費削減!をまた如実に感じつつ、日本一人旅を敢行予定の勇気ある女子とおしゃべりしつつ、無事羽田に到着しました。
そういえば、フライト時間は11時間40分。ロシア上空を飛んでた時代と同じでした。フライト中に暇そうにしていたCAさんたちに聞くと、「ロシア国境ギリッギリを飛ぶ良いルートになったのよー」と。ホントかテキトーかわからないところがイタリア式ですね。
まあ、どこを通っても何時間かかっても、落ちないことが大事…。インドの墜落事故にはドキドキしました。痛ましいですね…。心からご冥福をお祈りします。。。
【復路】羽田空港のオペレーションは、JAL
そうして、激しい日本滞在を経て、クッタクタで羽田空港に行くと、今回もチェックインオペレーションは、JALでした。あー素敵。
2時間半前に着くと、チェックインとドロップオフの長い行列がありましたが、またも予定時間より早くオープンになったカウンター(イタリアだったら、どんなに行列ができていても、時間までは絶対にガム噛んだり、おしゃべりしてるはず)で、テキパキと、そして丁寧に、うるさいイタリア人の乗客たちをサクサク処理する様子には、本当感動します。
今回は、担当(?)してくれた方にピンキー(夫)がいたく感動し、「素晴らしい!優しい!かわいい!」と大絶賛。一応…伝えると(日伊親睦のためにw)、微笑みながらおじきしてくれて、これにまた感動していました。見た目は日本人擬態が完成してたけど、中身はイタリア人のままでした。
そんな風に優しく丁寧に、神様扱いされてから乗るITA(復路)は、日々、雑な客扱いに慣れ切ってから乗るITA(往路)とは大違いw!往路では気にならない横柄な態度が、復路では「はぁ?」となりがちw。
つまり、日本から初めてITAに乗る人は、乗った瞬間からイタリアが味わえるということですね(前向き)。
わがままな人とテキトーなCAと共に無事、地中海へ
ところで、飛行機って席が決まってますよね?
今回は、乗ってから「やっぱり窓際はヤダ」とか言い出してる人が一人いてwww、「なんつーわがままっぷりw」と眺めていたら、意外にもCAさんたちが、空いてる”窓際ではない席”を全力で探し出しました(しかも、ドアが閉まってから)。
親切だなーとは思ったけど、話を聞いていると、やっぱりあるCAの知り合い。ただのわがままな客じゃなくて、わがままな知り合いは、別扱いになるのは地上でも機上でも同じなんですよねー。結果、昔でいうところのスクリーン前の真ん中に席を設けられていました。ほぼ満席でしたが、3、4席は空いてたらしい。言ってみるもんだなwとまたイタリアでの暮らし方を思う。
で、わがままな知り合いが落ち着き、無事飛び立ち、まずい食事が配られる前の飲み物のサービスでは、白ワインを万杯に入れたグラスを斜めに渡され、ピンキー(夫)がかぶるw。というプチ事件がありました(ピンキーがC席、私がA席で、B席が空席。A席から手を伸ばしたので、遠かったのもあるんだけど)。
「何か拭くものを!」と言うと…、
さあ、なんて答えると思います?!
日本の航空会社だったら、こちらからヘルプを言い出す前に、「すぐ拭くものをお持ちします!」となりますよね?
はい、ITAのCAの答えは、こちら!
「ない」
今、手元にはないかもしれないけど、奥にあるんじゃ?と思いましたが、「もう一度、ない」と言って去っていきましたw。ええー…。
最後の方で、「オー二ギーリ」と言って(投げて)配っていたのが、
こちら。

これは巻き寿司と言いますね?
「オニギリって何?」と聞く乗客に、CAは「ライスに海苔が巻かれたもの」と答えていた。いや、合ってるけれども…。もはや日本食が日常になっている上、日本便のシフトでこの程度の知識w。
飲み物のサービスで、緑茶はないだろうからせめて「紅茶」をお願いすると、
「ない」
ちょっと…w。
「ない」って気楽に言える仕事、良いですよねー。

…ないものは仕方ないけど、もう少し全体的に努力しても良いんじゃw?とは思うものの、まあ長いフライトだし、CAさんも無理すると疲れますしね。ちょうど良いのかも?こんなもんでw。と思ってしまうあたりがイタリアに毒されていますでしょうか。
ローマからの乗り継ぎはスムーズに(スムーズなだけで褒めたくなる)、見知らぬワンコと共に無事、地中海に戻った次第です。
参考:イタリア飛行機に犬も乗れる?ペットルール大幅改定も実際は、ただの生類憐れみの令だった件

と言うことで、続く!
どうぞテキトーに良い土曜日を!
Buon sabato!
↓よかったら、「俺もかわいいのよ」今日も可愛さ炸裂中のボン先輩に応援クリックお願いします♪
コメント