700年の歴史ある京都の老舗包丁でシチリアのイカを切る

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

ボン先輩、手術のダメージからだいぶ回復してきてます!(ホッ)

ボン先輩の看病の傍、イカを捌いたりしています。

京都の包丁といえば?有次を卒業して、菊一文字!

前回の帰国(6月…)で買ってきてよかったもののNo.1は、包丁。

ローマから「絶対買ってきて」コールがあり、必ず買うもの土産にリストアップされていたので、ミッションクリアのために、ご当地人が絶大にオススメしてくれた菊一文字に行きました。

なんでもない金物屋さん風を装って、実はすごい歴史!!!

京都の包丁といえば、有次がとても有名ですけど、昨今、外国人観光客ですんごいことになっているそうで、「研ぎに出して3ヶ月待ち」なんてことあるそうで、京都人の有次離れが進んでるとかないとかw。

昔々、取材の時に買った有次の極上の一本。扱いが難しすぎて、完璧に錆さてしまい…捨てた…ため、もう一回買ってもいいかも。と思っていましたが、サクッとやめましたw。

で、イチオシのこちら。

後鳥羽上皇の御番鍛冶が始まり…700年の歴史を持つ菊一文字

奥には美しい包丁がズラーリと並んでいました。なのに外国人観光客が1人もいない!という奇跡の状態で、友達の友達の8代目店主さんに相談ができました。

ビデオ通話でローマと相談した結果、薄刃包丁に決定

ローマからのリクエストは、「美しい刺身包丁(刃渡り30cmくらい)のブルースチール(青紙鋼)」。

だけど、「プロでもないのに何を切るんだ」(たしかにw)って話になり、急遽、ローマとWhatsAppでビデオ通話で相談に混ざってもらう…。

オススメされた中から、ホワイトスチールの薄刃包丁に落ち着きました。決め手は…”持ち手がカッコいい”www。

8代目のご主人、泉さん「これにしときなはれ」

300ユーロくらいだったかな。日本円だと高いっ!ってなるけどユーロにすると「ああ、そんなもんか」となる…わけでもないですが(高いw)、まあ、「京都で包丁を買う!」と決めてると、「ああ、そんなもんか」にはなりがちですね。10万円、20万円の包丁を見た後だと、特に。

縦書きのカタカナで名前。外国人さんも大喜びですよねー

WhatsAppでギャンギャンイタリア語で大騒ぎしてたのが客寄せになったのか、なんか…ものすごい外国人観光客が押し寄せてきて、店内はぎっちり満員状態になりましたが、名前も彫っていただき、大満足

まあ、外国人の方々がせっかく京都に行くなら欲しい。って言う気持ち、わかりますねー。私も行きますよ、絶対。って行ったけど。いや、外国人観光客じゃないけど。

「ストンで指が切れる」が怖くて子供用にして後悔

ついでに、私用も一本購入しましたが、あまりの切れ味が怖くて…子供用の三徳包丁にしてしまいましたw!慣れてから、大人用にします。とか言って。

「切れる包丁の方が危なくない」と言いますが、いやー700年以上続く刀職人が作る鋼の包丁、むしろ切れすぎ疑惑も湧くw。だって、巨大な鯨用包丁なんかも見せていただいたりもしたもんだから、、、。

「鯨の厚い皮が切れるほど切れ味」を想像し、ストンで指が切れる…なら軽い方が良いのでは?!などと謎のリスクヘッジを考えてしまったわけですが、

イカがでかい。と言う話もありますがw

後悔しています!やっぱり小さいw!

あー大人用にしておけばよかった…。それにしても、まーよく切れるわー。

▼捌いたイカのその後

どうぞ後悔のない良い月曜日を!
Buon lunedi!

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