どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
イタリアに暮らし始めて、もはや数十年。ずっと聞かれ続けてきた、殿堂入りレベルの質問が、
「家で何食べてるの?和食?イタリア料理?」。
先日、件のおしゃべりリハビリで、
▼まだ通ってるんですよ…20回…長いですよ…
”日本人とコミュニケーションするのは生まれて初めて”の理学療法士さんに、この質問をされました。
「寿司って中華料理?」って、いくらなんでも知らなすぎだろ!
「ねぇ、家でなに食べてるの?」
「んーいろいろ。和食とかイタリア料理とか。お寿司は家では作らないけど」
この流れでは、たいてい「お寿司も作る?」って聞かれるので、先回りしてお答えしたら、
「え?寿司って、中華でしょ?」
はい?まだこんな人がいるんですよ、地中海の真ん中には!
というか、パレルモで一般的に食べられるお寿司は、チャイナ寿司なので、まあ、ある意味間違えてはいないような気がしますが、
「違う。これを見たまえ」
と、都内の友人弟が経営する素敵寿司屋の美しいお寿司の動画を見せると、
「小さくてよく見えない」
とか言いましたw。斬新!←よくいる雑に生きてるパレルモ人らしいわね。
「そう、小さいの。この小さいものにこだわり、繊細に作られるのが日本のお寿司なの。職人さんをリスペクトして、家では作らないの(言い訳w)」
などというと、「じゃあ、家ではなに作るの?和食ってどんな料理?」となりまして。
醤油しか知らないイタリア人に和食を説明してたら自分が混乱
例えば、肉じゃがという料理があって、ジャガイモとお肉と、醤油と味醂とお砂糖をーと話すと、
「醤油は知ってるけど、みりん?」
和食初心者に、みりんは難しいか。じゃあ、カレーライスというのがあって、インド由来だけど日本で独自発展した…と話すと、
「ってことは、インド料理?」
…えっと、あ、とんかつというのがあって、豚肉にパン粉つけて揚げたものを…
「それ、コトレッタ・アッラ・パレルミターナじゃん」
たしかに。パン粉厚めにしたパレルモ料理といっても過言ではないか…。
シチリア料理には和食に似たものも多いから、厳密に和食は作ってないかもしれない。
と、なると、私ったら「家で、なに作ってるの?和食?イタリア料理?インド料理w?」と、自分に質問してしまう結果に(バカすぎ)!
テキトーに受け流しても良さそうでしたが、この日の理学療法士さんは、中学生の女子を育てながら、毎日往復2時間かけて理学療法センターに通う働くマンマで、「仕事が忙しい時に料理するのが大変」「今週末は白ものを洗濯しなくちゃ」などと、生活感たっぷりの愚痴を言いつつ、「新しい料理を家族に作ってみたい(できれば簡単なやつ)」から聞いてる気持ちも伝わってきたので、真摯に答えたかったんだけど、混乱w。
私は普段、なに料理を作ってるんでしょーか?と自問しながら、写真を見せつつ説明を試みているうち、「これまとめておいたら楽だな〜」と思ったんですよね。
ピンキー(夫)への無駄な説明もゼロにしたい
ということで、新しいインスタをスタートしました♪

イタリア料理なのか和食なのか、わからない。和食っぽいけどイタリア料理だったり、イタリア料理っぽいけど和食だったり。
イタリア人に説明しにくい我が家の日々のごはん。
「家でなに食べてるの?」と聞かれたら、「これ」って見せれば一発OKなインスタにしようと思ってます(故に、イタリア語併記です)。
彼女に限らず、友人知人、初めて会う人には特に、週5くらいで聞かれるから、今後の面倒くささゼロ!になるし、もうひとつ、まとめて解消できることもある…w。
それは、ピンキー(夫)との会話で、
「今夜、なに食べる?」
「あー竜田揚げ食べたいなー」
「…タツタって、、、なんだっけ、えへ」
「はぁぁ?えへ、じゃない!この前、食べたでしょー!」
ってな展開によくなるのですが、
ねぇ、どうして和食のメニューを覚えないの?この前食べたじゃん、もーなんで?
ピンキー(夫)にも、「ほら、これ!」と見せれば、無駄に説明を繰り返す必要もなくなって、精神衛生上サイコー!
(無駄な説明させられるのって、めっちゃイラつきません?)
ということで、ピンキー(夫)が熱心に見てるw新しいアカウント、良かったら覗いてみてください♪
怪しい和食のみならず、パスタやただのおうちパニーノとか、食材や日常のお買いものの風景も♪
※日本語レシピは、noteにまとめる予定でーす(note復活!)。ボンブログに混ぜて書いてると、自分で探せなくて…。

ではでは、どうぞ美味しい良い土曜日を!
Buon sabato!
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