どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
いよいよクリスマスが近づき、街の雰囲気はワサワサ。準備に奔走する人々で、、、それは、ちょっと日本の大晦日に似ています。
今年のクリスマス料理は、毎年恒例の手作りトルテッリー二ではなくー、肉まんにチャレンジすることにしましたw!
肉まんラボで、秘伝の生地作り
というのも持ち寄りパーティ形式になり、シェフもいるのでメインどころは顔を立て、アペリティーボ的に食べやすくて、ちょっとウケそうなパーティ料理…となると、もう肉まんしかないじゃないですかww!
うそうそ。バラエティ海苔巻きもウケますが、何度も作ってるし、、、日本っぽくて(中華まんだが…)持ち運びしやすくて、皆んながワ〜♪ってなるメニュー…と考えたら、肉まんが浮かんだというだけです。←自分が食べたいというのもある。
そんなわけで、料理上手な友人宅で、肉まん研究会w。”秘伝の配合でふんわりもっちり生地の肉まん”を教えてもらってきました!

やだ、アンマンw。中身は、なーんと栗餡♪

フワフワもっちりの生地。生地を習得すれば、中身を変えて”〇〇まん”が楽しめそうです。
「カポナータまん」とか、「アランチーナまん」とか、パレルモまんも面白そう。とか言いつつ、基本の肉まん作りスタート。
パレルモで買える食材だけ、というのがミソ
何がすごいって、パレルモで入手できる食材だけで構成されてるってところですよ、奥さん。プレッシャーがなくて大変よろしい。プレッシャー=これがなくなったら次回帰国時まで入手できない!という心配w。

パーネアンジェリは、イタリアの最も有名&基本のお菓子素材ブランドですが、酵母は、パン用、ピッツァ用、お菓子用、バニラの香り付きなど、いろいろあります。←イタリア人もこだわりますよね、しかしw。
で、実験を重ねた末、パンピザっぽいスフィンチョーネを作るのに最適!な「ピッツァ・ベッラ・アルタ」が肉まんにも最適という結果に!そうか、スフィンチョーネは肉まんのバリエーションなのか(違う)。
▼スフィンチョーネはこういうピッツァ

発酵させてる間に、中に詰めるタネ作り。
ナンプラーと薄切りセロリとごま油で、異文化融合
肉まんの中身も、パレルモで入手できるものばかり。

ナンプラーか!と驚いたけど、いろんな国の方々がいるので、ニーズに合わせて食材が入ってきますよねー。

というか、イタリア全土でそうですが、東アジア(バングラデッシュやスリランカなど)の方々が、街なかに「なんでも屋」みたいなお店を続々オープンしているので、エスニック食材がかーなーり身近。あまり入ったことがなかったのだけど(水買うくらいで)、じっくり探検する必要がありそうです。
かつて12世紀の異文化融合を果たしたシチリア王国の時代には、それこそ公用語は3つ(ラテン・ギリシャ・アラブ)だったパレルモを彷彿とさせるようで、私は好きですけどね。まー移民はデリケートな問題なので、アレですけど、市井の人々の間は平和です。食的には、むしろありがたいw。
しかし、残念ながら、タケノコが。。。ない。でも、シャキシャキ食感に、タケノコ様の超薄切りのセロリをプラス!。さすがにタケノコの風味は出ませんが、セロリやその他をごま油と合わせれば、がっつり横浜中華街の味わいに!なるはず。ごま油の力は偉大w。
出来立てをムチっと開けると、そこは横浜中華街!
ふっくらした生地を小分けして、コロコロしてから2次発酵をさせたのち、ビヨーンと伸ばして、タネを包んで…それっぽく包む。


この包む作業が…とても楽しい…。皮がビヨーンとよく伸びて…小麦の性質を本当によく生かしたものなんだなぁと、中国三千年の歴史に感動したりもしました。
アッツアツ、フワフワモッチモチをムチっと開けると、そこは横浜中華街(大げさ)!

…日本にいた時には、買うものだった食べ物(=イタリアで食べられない)を美味しく作れるようになると、ものすごーく心が平穏になります。

クリスマス本番に、美味しく再現できますように…と星に願いを込めつつ、どなた様も良いクリスマスイブになりますように、地中海の島からBuon Natale!
↓よかったら、今年は変なクリスマス衣装を着なくて済みそうでホッとしてるボン先輩に応援クリックお願いします♪耳カバーやらドレスやらw。今年は作りませんからご安心を。
コメント