どうも皆さま、ボンジョルノ♪
バジリコの成長が著しいw夏の間は、何度も作るバジルソース(ジェノベーゼ)。収穫直後に速攻でバジリコペーストにしています。
▼水だけでよく育つもんだ
シチリアのさんさんと降り注ぐ地中海の太陽で、春から秋にかけて暴力的に育つwバジリコ。収穫しても収穫しても、グングンワサワサ。この夏も、いったい何回作ったのやらw?

ってことで、今日はすべて目分量!テキトーでも美味しい我が家のバジルソースの作り方をご紹介します♪
シンプルに作る我が家のバジルソース チーズは後付けで!
シンプルなバジルソース
Pesto genovese semplice
ー所要時間 5分ー
【材料】
※出来上がり量は、「ごはんですよ」の小瓶ちょうどくらい
・バジリコ モサッと両手に余るくらい
・ニンニク 2〜3片
・塩 ふたつまみ
・EXVオリーブオイル 50mlくらい
※ブレンダーを下まで押し込んで刃が隠れる量があれば大丈夫。
・松の実 大さじ1くらい
松の実はなくてもOK。ちなみに、アーモンドで代用も可です。
【作り方】
①. 材料をすべて容器にぶっ込み、ブレンダーで一気にペースト状にする。

はい、以上ですw!
出来上がったらガラス瓶にそっと移し、オリーブオイルで”蓋”をして、冷蔵庫へ〜。

1回で使い切らなかったら、またオリーブオイルで”蓋”。数日から1週間くらいは、美味しくいただけます。
ところで、一般的なレシピには、必ず入れる「パルミジャーノ・チーズ」。我が家では、入れません!
それは…後付けでも、ぜんっぜん大丈夫だから。
パルミジャーノ・チーズは食べる時に
チーズ大好き夫婦なので、なんたって爆量に入れたい。
↓
大きな保存瓶が必要になる。
↓
冷蔵庫で邪魔。
という単純な図式w。
パスタを茹で、バジルソースを和える際に、パルミジャーノ・チーズをたっぷり加える&お皿でもかける。すると、基本的な「パスタ・ジェノベーゼ」に戻るから、無問題です!

チーズなしのバジルソースは、ただのバジリコとニンニクとオリーブオイル(とあれば松の実)w。
パスタ以外に、鳥肉、豚肉、白身魚のソテーに乗せたり、インサラータ・ディ・リーゾ(ライスサラダ)やツナのパスタにちょい足ししたり。チーズ風味がない分、ハーブとしての汎用性も広がります。
また、一度に大量に作るバジルソースは、冷凍保存にもするため、
・冷凍するとチーズのまろやかな風味が失われそう…
・大きな保存瓶は冷凍庫で邪魔(そればっかw)。
ってことで、後付けチーズスタイルが定番化しました。
冷凍保存も可!新鮮で健康的な自家製インスタント
そう、バジルソースは冷凍が可能。
まあ、バジリコの収穫のタイミングと、ジェノベーゼを食べたくなるタイミングが一致する方が珍しいので、新鮮なうちにさっとソースにして保管しておけば、食べたいときに解凍。摘み立ての爽やかさ復活。美味しくいただけます。
イタリア人の食いしん坊の友達は、製氷機で凍らせるそうです。使う分だけ解凍できるから、便利ですね!洗うのが大変そうだし、普通の氷用とバジルソース用の二つの製氷器を置くスペースなんかない!ので、やらないけどw。
瓶ごと冷凍する我が家は、使う際には、瓶ごと解凍(冷蔵庫でか常温で)。
解凍後、使い切らなかった場合は、再冷凍はしません。再びオリーブオイルを足して蓋をしてから、冷蔵庫で1週間くらいの間に食べ切ります。
▼冷凍バジルソースは、毎度のバカンスにも絶対持っていく必需品!
いつも行く島で「あーちょっとバジリコがあるといいんだけどなー」の時、八百屋さんで束で買うか、鉢で買う。もしくは、ご近所にいただく(いちいちご挨拶が面倒臭い)。全体的に面倒くさいw。その上、冷凍バジルソース(瓶)は、移動中は保冷剤代わりにもなるw(島に着いた時には解凍している)。とっても便利!キャンプにも良いかもですね。
バジルソースのアレンジの工夫、味変も!
松の実はなくてもOK
入ってた方が香ばしくて美味しさが増しますが、なくても大して変わらない…wとかいうと、リグーリア人*に怒られそうですが、全粒粉パスタの場合は、むしろない方がさっぱりしてて合う(蕎麦に合わせても美味しいんですよー)。
※ジェノベーゼとは、ジェノバ風。ペスト・ジェノベーゼはジェノバ風ペーストという意味。ジェノバは、リグーリア州の州都です。
個人的には、松の実より、塩とオリーブオイルのクオリティが大事だな、と思っています。オリーブオイルが美味しくないと、松の実をいくら入れても美味しくないです。
松の実の替わりに他のナッツ類でもOK
シチリアらしくアーモンドやピスタチオを加えても、美味しい!松の実より、ガッツのある歯応えと香ばしさが増します。

ちなみに、アーモンドの場合、トマトを加えて、ペーストにするとそれは、トラパネーゼ(トラパニ風ソース)になります。
※正式にはペコリーノチーズを加えますが、パルミッジャーノで代用も可です。
リコッタサラータで味変もアリ
チーズは後付けにすると、パルミッジャーノ・チーズ以外のチーズでも楽しめます。

リコッタ・サラータには、アーモンドかピスタチオが合いますねぇ(どれもシチリア名産)!生産地を合わせると、自ずと合う不思議…。
となると、これは、シチリア風のジェノバ風ペースト。ペスト・ジェノベーゼ・アッラ・シチリアーナ?というややこしい感じですが、美味しいので無問題。家庭料理は美味しければ、たいていの場合、無問題ですw。
バジルソースのパスタに、トマトや茹でたインゲン、ジャガイモを加えるのもアリです。いろいろ楽しめるパスタソース。ぜひ自家製の新鮮な味をお試しください♪




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