甘いパネッレ?!シチリア伝統菓子もいろいろ…手首と小麦に感謝した日

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

ビタミンDのおかげか、今朝は骨折手首の調子がよく(痛くないなんて何週間ぶり?!)、うっかりスマホを持っちゃって、、、悶絶…。

スマホ、重いw!

折れてない手首は、フライパンさえ振れるのに。手首って、すごいポテンシャル持ってるんだな。と朝から感動しました、「手首」という存在に。人間の身体の構造や仕組みってすごいですよね。

さて、今日はそんなフライパンが振れる健康な右の手首でさえ持てなかったアランチーナを食べる日の話です。

パレルモの伝統、アランチーナを食べる日

先週末の12月13日のブログで予告した通り、ピンキー(夫)がアランチーナを抱えて帰ってきました。

▼サンタルチアの日=パレルモでは「アランチーナを食べる日」

巨大なヤツを、6個も。

「あーひとり3個ずつ?」は、大デブのパレルモ家族の計算式。

筋トレでもするつもりなのかってくらいに重いアランチーナを、とりあえず3個3種類を半分ずつ、つまり1個半食べて、胸焼けぐったりした後に、

基本のブッロ(プロシュート&モッツァレッラ)とカルネ(ミートソース)、黒米+サーモン←美味しかった!

サンタルチアの日限定のドルチェ…は、ムリーw!

サンタルチアの日の伝統菓子「クッチア」

▼このお菓子の詳細は、こちらをどうぞ

プチプチした大麦とリコッタクリームのシンプルなお菓子で、私にとっては「由来を知らなければ食べなくてもいいや」程度の位置付けにありますが(ただの縁起物)、パレルモの人は好きみたいですね。

わぁ、キラキラ♪となる人を毎年、何人も見ています。

翌日の朝ごはんになりましたw。←由来の意味なし。

そして、朝ごはんになったお菓子がもう一つ…。

パレルモストリートフード、パネッレの甘いバージョン?

クッチア以外に、サンタルチアの日のパレルモ伝統菓子が、もう一つあったのです!几帳面に買ってきてくれて…初めて食べましたよ。

それは、パレルモの名物ストリートフード「パネッレ」の甘いバージョンで…。

あ、パネッレは、ヒヨコ豆のペーストを平たくして揚げたものですよ。

パネッレ・エ・クロッケー(パネッレとコロッケ)は、サックサクの塩味で、レモンをかけていただきます♪

塩味イメージが強いので、甘いって?とちょっと戸惑いますが、まあ、アランチーナを食べる日=小麦を食べないでサンタルチアに感謝する日なので、ヒヨコ豆なら道理がありますね。

サンタルチアの日のお菓子、パネッレ・ドルチェ

で、キアッキエレ(カルネバーレの伝統菓子)のように、ヒラヒラとパネッレを揚げて、お砂糖をかけるのかと思ったら、こんな感じでした。

生地がヒヨコ豆のパネッレ・ドルチェ

ラビオリ風に、リコッタクリームを詰めて揚げる、これもまたシチリア伝統菓子のカッサテッラ・フリッタ小麦粉生地をヒヨコ豆にしたバージョンって感じですかね。

しかし、家に届いたときは、すでに生地がシナシナ…。パネッレ同様、サクッとしてるのは揚げたてだけのようで、揚げたてを食べたことのあるピンキー(夫)は、「違う!これじゃない!」と叫ぶくらいに食感が変化(劣化)。

なので、揚げ直そうかと思ったけど、片手では無理だし、ピンキーがやると大騒ぎになりそうなので、オーブンで焼き直したら、パリリとサクサクが戻り、軽くてそれなりに美味しかったですが、、、ピンキー的には「違うぅ!」そうで、いつか揚げたてを食べてみたいものです。

リコッタのほか、カスタード入りも

普通の小麦粉生地だと、翌朝でもそんなに劣化はしないですよね。

「…小麦ってすごいポテンシャルあるんだな」と、期せずして、サンタルチアの奇跡に感謝してしまったサンタルチアの日(の翌日)でした。

小麦も手首もないと困りますね。

まあ、ひよこ豆もグルテンフリーで良さげなんですけどねぇ。やっぱり小麦系菓子は美味しい…。あー米粉でやったらどうかしら。餅米とか米粒であられ風とか…。リコッタと合わなさそうだから、あんこで…ってそれ和菓子w。

どうぞ美味しいドルチェで良い火曜日を!
Buon martedi!

↓よかったら、「サクサクしてればなんでも好き」なボン先輩に応援クリックお願いします♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました