どうもー皆さま、パレルモからボンジョルノ♪
ローマ教皇のお葬式も無事終わりましたね。トランプとゼレンスキーの両大統領が、唐突に椅子を置いて向かい合ってる写真の不自然さ。が、とても気になりました。だって、数えきれないほど部屋があるのに…いかにも、センセーショナルな１枚として、世界に出回ることを想定した演出カットだなーなどと思った次第ですw。ま、何にしても、停戦に向けて進んでるようでよかったです。
次は、コンクラーベに注目ですね。←映画「コンクラーベ」観ました？
初夏並みに晴れたシチリア・パレルモ郊外の荘園へ
さて今日は、話は戻りまして、この前のパスクアの様子をお届けしまーす。
今年は、パレルモ郊外にある友人所有の美し〜い荘園でバーベキューランチと相成りました。他に雄犬がいなかったので、ボン先輩も参加です。
※シチリアでは、荘園のことをバリオと呼びます。バリオとは？←昔書いた記事ですが、よかったらどうぞ！
広い中庭でダラダラと、極ウマのカチョカヴァッロと焼きたてパン、サラミ、カジキマグロのカポナータ、イワシのポルペッタ、カルチョーフィのキッシュなど、いかにもシチリアっぽいアペリティーボ＆アンティパストしながら全員が揃うのを待ち、
結局14時過ぎにバーベキューが始まりました。いや、15時だったか…。まあ、休みの日の時間は、朝と昼と夜の３つしかないので、細かいことは気にしません。
シチリアのバーベキューと言ったら、やっぱりこれ！ぐるぐるサルシッチャ
使い込んだ炭火焼きコーナーで、イースターならではの子羊から始めて、お待ちかね（私が）ーの名物&定番のぐるぐるサルシッチャ♪
子羊より、豚派。スペアリブとサルシッチャをじゃんじゃかいただきましたー。
パレルモのストリートフードとして有名な「スティッギオーレ（子羊の腸）」や「マンジャベービ（ネギにパンチェッタのぐるぐる巻き）」などもじゃんじゃか焼いて、じゃんじゃか食べる…。
座ってると自動的に出てくるバーベキューは楽ですねー。どんな会にもたいてい「肉を焼くのが好き」という男性たちがいるので、邪魔はせずw、ただ座って美味しく食べるのがマナーです。
ひとしきり、お肉を食べ尽くした肉食シチリア人たちは、一旦、腹ごなしに木登りなどをしたら、お待ちかね（皆んなが）ーのドルチェタイムです。
おじさん・おばさんも目をキラキラさせて、再びテーブルに集結！
カッサータ、カンノーリ、使徒の指…伝統菓子が美味しい！
シチリア人の90％は甘党なんじゃないでしょうかねー（さわぼん調べ）。まあ、美味しいドルチェが多数あるから、自動的にDNAに組み込まれ、代々、甘党が受け継がれていくるのではないか、と思っていますw（甘いのが苦手なDNAは淘汰されていくイメージ）。
山のようなお肉を食べた後に、なぜ赤子の腕、いや足の太さはあるカンノーロを食べられるのか（食べる気になるのか）、なかなか解けないシチリアン・ミステリー…。それはただただ美味しいから。に過ぎないのか。
とか言いながら、パッシート・ディ・パンテレリア漬けにした干し葡萄入りのコロンバ（激ウマ！！！）も、カッサータ・アル・フォルノも、スウェーデンから持ってきたSNAPSをちびちび飲みながらしっかりいただき、
「ディータ・ディ・アポストリ（使徒の指）」もパクリ。。。
「使徒の指」は、プーリアとカラブリアの伝統菓子ですが、パレルモでも、１軒だけパレルモ・バージョンを作ってるお店があるんですよ。キリスト教のお祭り的には、赤子の足より使徒の指よねぇ。
…シチリア人は甘党のDNAが…など言いつつ、すっかり同じトーンで食べられるようになった自分に、もはや驚きもしません。
新鮮で良質な素材を使った、素朴でパンチの効いた甘いお菓子は美味しくて、内臓にスルッと入る。。。ただそれだけー。慣れって怖いw。
ボン先輩も初夏の日差しの中、楽しんだ
荘園の石の壁の向こうは、果樹園。全部私有地なので、ボン先輩もノーリードで好きなところへ好きなように。初夏っぽい青空の下、楽しんでました…って写真を改めて見ると、あらやだ。結構ぽっちゃりですね（生で見てると気づかないもんよねぇ）。甘いもの食べてないのにーw。
夏までに、ダイエット間に合うかしらー（いつも裸だけど）？！ふふふ。
甘いもので楽しい月曜日を！
Buon lunedi！
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