ツナ入りトラパネーゼと香ばしいパン粉のザクザク食感 とてつもなく美味しい後引きパスタ!

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

最高にご機嫌の爽やか天気のパレルモです。乾燥してパリパリ。

▼無闇に日焼けした膝下がバリバリになっています。

モチモチのブジアーテにテキトーなトラパネーゼが最高だったパスタ

ところで、先のマザラ・デル・ヴァッロでのバカンス第1弾中に食べたゴハンの中で、「あー美味しかったな…」と、今も振り返ってしまう逸品がこちら。

お母さんがテキトーに作ったトラパネーゼの美味しさが、異常

いわゆる「トラパニ風パスタ」トラパネーゼ。マンマ曰く「急いで(かなりテキトーに)作った」らしいんですが、なにこれ!って驚くくらいに美味しかったんですよねぇ。

テキトーとか言っても、ちゃんとモルタイオ(木製のペースト作り器)でしょ?と聞くと、「いやいや、ミキサーでサクッと」と言う。

じゃ、材料に秘密が?と思いきや、「いやいや、トマトとニンニクとアーモンドとバジリコ…」と基本の材料。

▼基本のトラパネーゼレシピ

すると、「あ、ツナも入れたわ。缶の」と思い出したように付け加えたツナ缶。

ペスト・トラパネーゼ・コン・トンノ(ツナ缶)というものはありますが、この入ってるか入ってないかわからない程度に入れてる感じが、絶妙で美味だったのです(小さい缶一つしかなかったらしい)。

そうか、まさかのツナ缶が隠し味とはw。

家にある材料を適度に組み合わせて、美味しくするってやっぱり経験とセンスですよねー。

モチモチに加えたザクザク食感と香ばしさがたまらない

あと、ブジアーテがフニフニモチモチで、まさかの手打ち?!と思ったら、「近所の生パスタ屋さんの生パスタ」でした。やっぱり手打ちの生パスタは、美味しいですね。

っていうか、さすが西岸です。パレルモの家の近所にも、生パスタ屋さんはありますが、ブジアーテがあるかどうか…。

なんかこうフニっとモチモチで…ブジアーテは一本一本クルクルして作らなくちゃならないから、とても暑い最中にやる気にはなりませんが、卵なしタリアテッレでどうかしら。あ、それウドンじゃない?じゃ、うどんでも良いかも。。。

などと思考をめぐらし魅了されたのは、フニフニモチモチ食感のみならず。

モチモチと共に口の中で弾ける、香ばしいザクザク食感!それは、

Muddica atturata!
(ムッディーカ・アットゥラータ)

イタリア語で、mollica tostata。要するに、煎りパン粉でございます。←パレルモのパスタ・コン・サルデにもかけるやつ。

「パン粉をオリーブオイルを引いたフライパンで、炒っただけ」だというけど、こんなに美味しいムッディーカは食べたことがない!ってくらい美味しかった。。。(パンがすでに美味しい可能性)。

日本のパン粉だと大きすぎるので、粉状に砕くと良いかも。わからないけどw。

パルミジャーナも各地いろいろ

フニフニモチモチ、ザクザク、カリカリ(アーモンド)…。ニンニクとトマトの旨み、爽やかなバジリコ、隠し味のツナ…フニフニモチモチ、ザクザク。。。ぎゃー香ばしい!うまい!とおかわりしすぎて、

鶏肉のようですが、パルミジャーナですw

せっかくの具沢山のパルミジャーナと、甘酸っぱいズッカ(オレンジのかぼちゃ)も…しっかりいただきましたw。

※パルミジャーナもシチリア各地で異なります。パレルモの茄子とトマトソースとバジリコだけのミルフィーユ状パルミジャーナもシンプルで美味しいですが、卵やサラミが入った具沢山系も美味しい。

フニフニモチモチザクザクのトラパネーゼ(ツナ入り)。刀削麺(乾)で再現してみたらどうかしら。などと、怪しいことを画策中です。←あるもので美味しく作るを目指してるのでw

どうぞ美味しいパスタで良い火曜日を!
Buon martedi!

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