どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
イタリア…ではないですが、ちょっと気になるニュースです。
最近、ドイツ政府とイギリス政府が、アメリカへの渡航に警告を出したのって知ってます?
入国時に、逮捕・勾留されたケースが多々発生しいぇて、欧州ではまあまあ話題になってます。
ヨーロッパ人旅行者がアメリカ入国時に逮捕?
イタリアの新聞でも詳細が綴られていましたので、ご紹介。
※とても長いので、部分的に要約&まとめてます。
ドイツ人4人を含む数人が、必要な書類を持っていたにもかかわらず、アメリカ入国時に勾留された。1人目は、ベルリン出身のタトゥーアーティスト、ジェシカさん(29歳)。1月中旬、メキシコのティフアナへの旅行から戻る途中、メキシコ国境で逮捕された。タトゥーの道具を所持していたため、彼女が米国で不法に働くつもりだと疑われた(もちろん、そのつもりはなかった)。ドイツへの帰国を許可されるまで、46日間拘置所に留まった。
また、ネバダ州在住の恋人を訪ねていたルーカスさん(25歳)は、2月下旬、彼女の飼い犬をアメリカよりも費用が安いメキシコの獣医に連れて行き、戻った際に逮捕された。英語が苦手だったため、捜査官に事情を上手く説明することができず、誤解されたようだが、誤解を解くための時間も与えられず、手錠をかけられた。
拘置所(サンディエゴのオタイ・メサ)に連行され、3月6日にドイツへの帰国を許可されるまで、16日間勾留。新聞各紙に対し、「もはや誰も、安心してアメリカを旅行できなくなるだろう」と語った。ネバダ州の彼女に会いに行ったのは、4回目だった。
そして、休暇中だった学生セリーヌさん(22歳)は、メキシコに滞在後、トランジット先の空港で止められ、ニュージャージー州ニューアークで約24時間拘留された後、再び飛行機に乗ることができた。
3人は、ESTA許可証を持っていた(ビザなしで最大90日間米国に滞在することを許可する認証制度)。
ーーーー下に続きます。
グリーンカードを持っていても逮捕勾留?
続きです。
一方、「グリーンカード」を保持するファビアンさん(34歳)のケースは、まだ未解決。彼は現在も、東海岸のロードアイランド州の拘置所に拘留されている。ファビアンさんは、3月7日、ルクセンブルク旅行からアメリカに戻った際、ボストン空港で逮捕された。
何日も連絡が取れなかったという母親のアストリッドさんは、逮捕理由もまだ明らかにされておらず、告訴もされていないと語った。抗不安薬を没収された息子の拘留状況は最悪で、睡眠不足と栄養不足のため、健康状態が悪化。一時期、地元の病院に搬送されたと言う。ファビアンさんは、以前、カリフォルニア州でマリファナ所持で逮捕された経験があるが、同州が合法化したため容疑は取り下げられている。
他にもある。フランスのフィリップ・バティスト外相は木曜日、アメリカがフランス人研究者の入国を拒否したと述べた。トランプ氏に対する批判的な発言がいくつかあったためだろうとしたが、アメリカ政府は否定。研究者(身元は公表されていない)がエネルギー省傘下のロスアラモス国立研究所の機密情報データを保存していたと主張した。
イギリス人女性のレベッカさん(28歳)も、カナダ国境で逮捕され、拘置所で3週間過ごした。書類の記入が不十分だったためとみられる。
アメリカで移民を支援する協会の代表ペドロ・リオス氏は、「これらのことが同時に起こるのは、非常に異例。彼らを逮捕する理由はなく、この状態を正当化するものでもない。唯一言えるのは、反移民のムードが相当熱を帯びてきていることだ」と、AP通信に語った。
リオス氏によれば、ドイツ、イギリス、フランスなど、米国の重要な同盟国の人々に適用されることも、目新しいことだという。
アメリカの法律では、入国時に、当局が個人の持ち物を検査することが認められている。この場合、必ずしも弁護士の立ち会いが保証されるわけではない。
いやー…アメリカVS欧州の様相が色濃くなってきましたねぇ。
移民排斥ムードは、なんらかの影響があるかもしれない
不法移民の排斥に関するトランプの政策は、一部で熱狂的に受けていますが、そういうムードは、こういう流れを生むものですよね。
”不法“って、不法かどうかの線引きが結構曖昧だったりすることもあるわけで、そうなると疑わしきグレーは、黒となるし、白でもグレーに見えてくる。欧州の人たち全員、合法だったし。
ガーディアン紙には、カナダ人の正規就労ビザの方が収容施設に収監され、強制国外退去になったケースもありました。
もしかしたら反欧州・反カナダで、わざとやってる?
まあ、アメリカに行く予定は、100年先くらいまでないのでアレなんですが、まあ、世界的に「排除」する文化が蔓延するのは、恐ろしいですなぁ。
自分も移民の立場なので、、、余計怖いな…と思うってのはありますけれど。いくら合法でも。

戦争も終わらないし、ガザへの爆撃は激化してるし。戦争のみならず、世界はすでに荒れている感満載なのに、油を注いでいるようにも見えるトランプさん。
なんでしょうか、文明の終わりに登場したこのラスボス感w(一つの文明は1000年程度らしいので、そろそろ終わり?)。ぶっ壊すのはNHKぐらいにしといて欲しいもんですが、どうなって行くんでしょうねー世界。次の大荒れは4月2日ですかー。

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