イタリアのビーチが空いている?イタリアンバカンスに変化の兆し

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

日本はお盆明けですね!イタリアもフェラアゴスト*明けの月曜日からは、割と平日っぽくなります。

※フェラアゴスト(聖母マリアの被昇天の日)

今週末までお休み続行のケースも多いかとは思いますが、以前と比べると、、、バカンス期間が短くなった?感じがする夏です。街も以前ほどガラガラにならないし。

バカンス話の途中ですが、ちょうど「イタリアのビーチって買えるの?」と気になっていたところ、

同時期にイタリアで、ビーチにまつわる論争が勃発(今も継続中)。今年のフェラアゴストの状況予測と合わせて、ご紹介します。

イタリア人の有料ビーチが空いているのは、本当

上のリンクした記事にも書いたのですが、イタリアのビーチは無料ゾーンと有料ゾーンがあり、有料ゾーンにはビーチパラソルとベッドがズラーっと並んでます。

有料ビーチは、こーゆーやつですね。リドとも呼ばれます。

半日、1日などの料金を払って過ごすものなのですが、その有料ビーチ(バルネアリ)の状況が、例年となんか違うぞ?が話題になったのです。

きっかけは、8月上旬。人気俳優のアレッサンドロ・ガスマンが放ったSNSの投稿でした。

「親愛なるバルネアリの経営者の皆さん。今シーズンの状況がうまくいっていないと聞きました。なぜでしょう? もしかすると、価格を少し上げすぎたのでは?値下げすれば、状況は、多分、改善するかもしれません」

これに、他国と比較して、イタリアのビーチ料金が高いことを指摘する人が続出。「コート・ダジュールはほとんどが無料ビーチ」「ギリシャはたったの数ユーロ」「プーリアのガリッポリは、1日90ユーロ!」、宿泊料金も合わせれば「スペインでは、イタリア1週間分で2週間過ごせる」などなど。

各紙もこぞって報道していました。例えば…

価格高騰と新たなトレンド:空っぽのビーチ事例「最大25%の値上がり」

と題した、こちらの記事をサクッとご紹介してみますね。

イタリアの旅行風景が変わってきた?

単なる経済問題なのか、それとも他にも理由があるのか? 休暇の過ごし方そのものが、変わりつつあるのか?

シーズンはまだ真っ最中。データは暫定的だが、イタリア・バルネアリ組合の発表によれば、

・すでに平均で15%程度の来訪者減少
カラブリア州や、エミリア・ロマーニャ州では最大25%も減少

数字はさておき、多くの海岸が半ば人影まばらであったことは周知の事実で、特に平日

エミリア・ロマーニャ州バルネアリ協会の会長シモーネ・バッティストーニ氏:

「6月はそう悪くもなかったが、7月は確かに減少した。問題は経済的なもので、循環していない。海岸が満員でも、価格は同じでも消費は減少。また、以前は2週間滞在していた人が、今は1週間だけ、または週末だけになっている」。

エミリア・ロマー二ャ州の海岸のみならず、トスカーナ州のヴェルシリア、ラツィオ州、カラブリア州の海岸も同様だ。

カラブリア州コゼンツァ・チェトラーロのジュゼッペ・アイエタ市長:

観光客の減少は明らか。ここ数年の傾向だ。伝統的な海辺の観光は衰退しているが、市が直接管理するヨットハーバーは、常に600隻の船が停泊。減少分を補ってくれてはいる。料金はイタリアで最安だ」。

アグリツーリズモも同じ問題に直面。農家宿泊施設協会は嘆く。

「フェッラゴストは満員を予想しているが、滞在期間の短縮が主流で予約は、2泊から3泊。”かじって逃げる”ような短期休暇が増えている

あらやだ、我が家の今年の小刻みバカンスw。トレンドだったようです。ボン先輩の高齢化が理由ですけど、イタリア人の高齢化が原因かしら〜(違う)。

夏の平日のビーチが閑散とする原因は?

全部ダメということか?ダニエラ・サンタンチェ観光相

「8月に観光危機を語るのは、大袈裟で誤解を招く」と反論する。「6月の稼働率は48%、7月は43%を超えて、イタリアは地中海市場でトップ。ただ、他の上位競合国のギリシャやスペインより平均料金は低かった」。

ボローニャ大学フォルリ校の観光社会学・地域開発学教授のガブリエーレ・マネッラ氏が、早急な結論は避けるべきだとしつつ、その原因を分析:

「要因は複合的。まずは、物価上昇の影響。かつて人気だったリゾートが、より影響を受けている。また、日常生活の変化で、以前より短い休暇を取る傾向にあり、新規・再発見された観光地、スローツーリズムや巡回型観光など新しい旅行スタイルの増加の影響ある」。

気候変動を指摘する声も上がっている。最近の山岳リゾートへの観光客の殺到。気候変動が原因か、インフルエンサーの影響か。ドロミテ峠保護委員会は、ユネスコの認定の剥奪を訴えた。

要するに、観光客が多すぎても少なすぎても、問題は残るということだ。さて、この夏の思い出は、アルプスの渋滞なのか、空いたビーチなのか。

そう、山が人気で、ドロミテが激混みらしいですよー。(あ、あと、みんな、日本に行ってるんじゃw?)

観光客が多すぎても少なすぎても問題だ。と締め括られてましたが、ホントそうですねー。

で、フェラゴスト時期の人出は?

まだ統計は出てませんが、予想では、フェラアゴスト時期のイタリア人旅行者は、昨年より約100万人減少の約1,200万人。平均支出も約570ユーロと「控えめ」だそうです。

Istatのデータでは、「今年のバカンス費用は、コロナ以前より平均で30%高い」そうで、経済的な理由で最大600万人のイタリア人が休暇を諦めたというデータも。

一方、外国人観光客や短期集中型バカンスの影響によって、ホテル稼働率は約88%と高水準。8月前半は、旅行者数は前年比+13%で、6〜7月も観光客数は増加傾向にあった模様。ま、旅のスタイルの変化があるけど、人気は衰えてはいなさそうですね、イタリア。

参考記事:Ferragosto non risolleva il turismo: gli italiani in vacanza calano a 12 milioni, spesa «piuttosto bassa»

そうそう、バルネアリの価格が高いと話題の最中、パレルモでは「砂浜は俺たちのものだー」運動(?)も勃発してました。これも、なかなか面白かったのでw、またご紹介しますね。

ではでは、お盆明けを!
Buon lunedi!

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