イタリア旅行は大丈夫?イラン攻撃後の航空運賃と運航ルート

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

思いのほか、なんだか長引いてる中東情勢…。政治経済視点は置いといて、シンプルに旅行者視点で見ると、中東は、日本とイタリアのちょうど真ん中あたり。「間で揉めてくれるな!行き来がしにくくなるじゃないかー」な感じですよねー。

ま、「イタリア旅行、大丈夫ですかね?」と聞かれることもしばしばある一方で、全く気にせず予定通り♪の人もいてw、捉え方は人それぞれだなとしみじみしているところです。

当の私も…帰国予定があるけど、、、もしキャンセルになったら、「また落ち着いた頃に、取り直せばいっか」くらいのスタンスでいます

航空運賃が瞬間的に900%アップ?中東ハブ閉鎖でチケットが暴騰

とはいえ、開戦直後はかなりの混乱がありましたよねー。

ご存知の通り、ドバイやドーハなど中東の巨大ハブ空港が、まとめて機能不全に陥って、、、人ごとながらハラハラしちゃった。。。

Corriere della seraの記事によると、あの時期、キャンセルになった路線から、代替路線に一気に流れ込み、めちゃくちゃ高騰したそうです。

  • シンガポールーミラノ: 3月2日は254ユーロ → 翌日1,876ユーロ(+639%)
  • バンコク-ミラノ: 24時間で、約800ユーロ→1,500ユーロ以上(+84%)
  • 香港-ミラノ: 約2,000ユーロ〜(+232%)

他の都市も凄まじく、

  • シンガポール-ロンドン: 261ユーロ → 1,564ユーロ(+499%)
  • シンガポールーフランクフルト: 398ユーロ → 7,582ユーロ(+1,805%!)

8万円ぐらいが、急に100万円越え…は強烈ですが、「ビジネスクラスの最後の1席」だったそう。買った人はいるのかしら…。

中東「ビッグ3(エミレーツ、カタール、エティハド)」の運行停止で、中東以外の航空会社、トルコ航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック、そしてロシア上空を飛べる中国系各社(北京・上海経由)に予約が殺到したそうです。

イタリアにいた旅行者も混乱!

日本ーイタリア便でも、中東ビッグ3は人気あるので、急なイラン攻撃でのキャンセルで、イタリアにいた旅行者たちも大変だったと、現地旅行会社の友達から聞きました。

救いを求める方達で、現地旅行会社の入り口に行列ができていたとか…。チェックアウトしてしまって、スーツケースを持ったままで(泣)。どんなに不安だったかと想像すると、気の毒でなりません。

片道3,000ユーロ(約50万円)とか、3人分で7,000ユーロとか(旅行会社経由で取るより安くなるので、チケットを取るお手伝いをしたそう)、ちょっとお値段下がるのを待つために、延泊したり。

せっかく格安ツアーできたのに、大出費なんて、超ガッカリですよね。

日本ーイタリア便の飛行機は、どこを通る?

中東で乗り換えるビッグ3以外、欧州直行便は今のところ、大きな影響は出ていません。日本とイタリアの真ん中あたりにある中東だけど、そこを避けるルートを通っているから。

かつて、アジア−欧州を結ぶルートは4つありましたが、今はこんな状況なんですよね。先日も似たような話をしましたが、今日はもうちょっと詳しく。

  1. ロシア上空: 2022年から閉鎖中。
  2. 中央ルート(イラク・ペルシャ湾): 激戦地につき飛行禁止。
  3. 南部ルート(サウジアラビア上空): 欧州航空安全機関(EASA)が「リスクあり」として回避を推奨。
  4. 北部ルート(アゼルバイジャン上空):ロシアとイランの間のほっそい隙間、通称コリドー(回廊)

これよ、これ。今は、トルコからカスピ海、アゼルバイジャンを抜け、アフガニスタンとパキスタンの上空を通るこの「4」のルートに世界中の飛行機が集中。めちゃくちゃ混み合っている超貴重な細いコリドー!

航空アナリスト(航空データのCirium社やIATA幹部など)は、このアフガニスタン・パキスタン間も軍事緊張が高まっており、「ここが閉鎖されたら、いよいよ逃げ場がなくなる」と警告してるので、この辺の事情をやたらとチェックしている昨今ですw。

イランが、アゼルバイジャンにドローン爆撃した時は、「ああ、コリドーが閉まる!事実上ロックダウン!」とドキドキしましたが、エスカレーションしなくてよかったです…。

最後のルートが通れなくなったら「アラスカ回り」

で、もしこの北部ルートが閉鎖されたら、昔々あったアンカレッジ経由…のような「北回りルート」が残されているそうですよ。グリーンランド、カナダ、アラスカの上空を通るルート。

最初からこの「北回りルート」を確立しているフィンエアーや、北回りも選択肢にある日系航空会社は、中東情勢に左右されない安定感がありますが、コリドーを通ってる欧州系は、どうするかな?

私が日々チェックしているFlightradar24のアカウントが「航空会社は、必ずルートを見つけるのだ」と投稿していて、思わず「カッコいい!」と『いいね』しちゃいましたけど…見つけるんだろうなー。素敵。

まあ、長距離になって燃油代が跳ね上がったり、給油のための着陸が必要になったりと、コスト面は大変そうですが。あとは、ロシア上空を通れる中国系ですかね。

我らのITAは、のんきにキャンペーン中!

この北部ルートを主力にしているITAエアウェイズなどの欧州系は、今のところ平常運転。

航空会社側は『まあ、当分はこのルートでいけるだろう』と踏んでいるってことなのかな。と思うとちょっと安心します。

すでに、サーチャージで値上がりしている航空会社も多数ありますが、ITAに至っては、奥さん!このタイミングで20%OFFのキャンペーンを打ち出してて、笑いましたw。余裕だな、君ら。

5月から10月までのフライトで、3月15日までの発券まで。

それでも、このまま原油高が続けば、ITAも値上げがあるだろうし、そもそもコリドーの閉鎖も心配だし…ふぅ。兎にも角にも、余計な心配をせずに旅ができるよう、そろそろ停戦に向かってほしいもんですね!

どうぞ平穏な良い土曜日を!
Buon sabato!

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