たまに役立つボンの引っ張り癖

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本日6月2日は、イタリアの祝日です。
共和国記念日”La Festa della Repubblica Italiana”

この週末は金曜日から連休になる!ということで、
早くもプチバカンスを楽しむイタリア人が〜、

800万人!

ですって。
イタリアの人口は約6000万人なので、
だいたい約13%の人たちがバカンス!!!
ということになりますな。

 

全体的にバカンスムードが盛り上がる昨日、
パレルモで「ジーロ・ディ・イタリア」のオープニングイベントがありました。
6月1日〜4日まで、シチリアをぐるぐる回るカーレースです。

大きい画像は、ブログ:ロクラシックカーの祭典『ジーロ・ディ・シチリア』スタート! へ。

ボンも連れて行ったので…こんな素敵なクルマたちに、
おしっこかけたらどうしよう。とヒヤヒヤしましたが、
クルマのオーナーたちにチヤホヤされてご機嫌で、
特にやらかしは…なかった…よかったw。

んで、近くで見てためっちゃ日に焼けたおっちゃんに、

「ねーさん、イタリア語話せるんだね!」

と話しかけられたので、

「まー、住んでるんでー。」と答えたら、
「俺は、あそこで働いてるよ。」と指差したのが、

ポリテアマ劇場。

「へー!」(海好きの音楽家なのか?)と答えると、

「そう、庭師!」だそうで(あーそれで見事な日焼けなのかー)。

 

そしたら、

「それにしてもおかしいな。今まで会ったことないよね!」

はぁ?
庭師はよく通りかかる人とは誰でも知り合いなのだろうか?

なので、「本当、おかしいですねー(アナタが)。」と言ったら、
勤務時間も教えてくれたんですが(いらんっちゅーの)、
訪ねることはないので、あんまりちゃんと聞くのも悪いから、

「あ、犬が引っ張るんでーさよーならー」

と、引っ張るボンちゃんに引っ張られるふりして、
笑顔で立ち去ってみました。
場の雰囲気を壊さずに済んで、よかったなw。
だって、悪気のない変な人に冷たくするのも、
なんだかアレじゃーないですか。眩しいほどの笑顔だったし。

パレルモはもちろんですが南イタリアには、
この悪気のない変な人がよくいるので、
「あ!犬が帰りたかがってるんで!」とか、
「犬がもう飽きちゃったみたいなんで!」とか、
引っ張られるふりして、切り抜けることがしばしば。

引っ張り癖も、役に立つこと多しだなぁ〜。

まあ「あ!電話が!」とか「おっと、こんな時間!」とか、
切り抜け方法はいくらでもあるものですが、
実際に引っ張ってるから芝居がからなくて、
良心も痛まないわけです。

 

 

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