どうも皆さま、ボンジョルノ♪
先日アップしました休校中の校長が生徒に送った手紙が秀逸!と話題 。たくさんの反響をいただきまして、Twitterトレンドにも上がり、FBやブログなどでもシェアくらいしていただき、なんと55万人くらいの方に届いたようです@@!
いくつか引用許可のご連絡もいただいております。そのうちのひとつ、パリの辻仁成さんが編集長を務めるオシャレなライフスタイルマガジンDesign Stories。ご丁寧にありがとうございます^^。
コロナ感染の恐怖や不安、錯綜するデマ情報。翻弄して心が疲れてしまう時もありますよね…(もれなく私もあるある^^;)。
煽る報道よりデータを見よう!
そんな中にいて、「イタリアの感染者数が1000人越え!死者29人に」なんて報道を見ると、ギョッとします。
やっぱりイタリア危ないんだ…と思われる方も多いと思いますが、ミラノやトリノ、ローマやフィレンツェに住む友人からは、「普通に暮らしてるんだけどね。どっちかというと感染者は隔離されてるから、むしろ安心感あるけどね。」なんて声も聞こえてきます。
シチリアなんて、奥さん…何も変わってませんよ…どうしましょう。人より羊の方が多いしなぁ。羊を介して感染とかなければいいなぁ。などと思っていますが…。
イタリアの死者が多いのは医療崩壊してるから?
コロナ感染状況を知りたいとき、確認したいのはデータ。ワイドショーではないです。
例えば:
陽性率と致死率の表を更新しました。https://t.co/24BpUPfxpl pic.twitter.com/I1yvmMe0Gd
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) March 1, 2020
(表の元データはTwitterにあります。こちらは3月1日のデータ。リンク先に最新更新版あり。)
いろいろな方が表を公開してますね。
20州のうちロンバルディア、エミリアロマーニャ、ベネトの北部3州に90%以上が集中で、全国で陽性者と濃厚接触者は隔離済み。病院ではなく要請有れば自宅や仮設テントなどで検査。今のところまだ医療崩壊はしてないか、と。
「イタリアの感染」とすると、海外から見たら全土が感染してるみたいですよね。それは日本も同じでしょうし、他の国々も同じ。基本的には、世界中でも感染していない地域の方が多いのではないかしら(分布も大事)。
死亡率についても、イタリアの死亡率は2.4%、日本の死亡率2.3%。世界的に同じくらいですよね?この死亡率がもっと上げってきたら、世界は違うフェーズに入ったのかな。など、”割合”で見た方が状況把握できるかと思います(日本とイタリアしか見てないけど)。
あと気になるのは、約半数の無症状感染者数。シチリアでは今のところ限定的で、北イタリアとの接触者に陽性6人→無症状陽性者も隔離しているので、なんとなく安心して過ごしていますけども…さてどうなるか。
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しっかし、なんで陽性/検査数の割合も報道しないんですかね?各国検査数が違うから、単純に感染者が増えた〜!だけだと理解するのに情報が足りないと思う。イタリアでもそうなんですよね。煽るような報道ばかり…。だから…パニクってるイタリア人もたしかにいます。
日本の検査数については陰謀論的なものも回っていますね…。国立感染症研究所が「一部報道の事実誤認について」を出してます。
専門機関がこんな声明を出すはめになってることに驚き。
上のサイトで詳細な検査結果データも見られますよー。
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トイレットペーパーの買い占めなど、デマ情報が流布するもの不安に陥っているから。悪列なデマや煽る報道を見極める冷静さが、本当に必要な時ですなぁ。そうじゃないと感染よりこの先の経済破綻で失う命の方が増えそう。
ですよね、ボンさん。
「うむ。」
おじさんと一緒に日向ぼっこしました❤︎。太陽には、ウィルス殺菌や免疫力アップなど、いろんな良い効果があるらしいよ!(ホントかな?デマかな?笑)
よい月曜日を!
Buon lunedi!
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