どうも皆さま、ボンジョルノ♪
週末は、ピンキー(夫)マンマがワクチン体験。瞼が紫色のピンキー(夫)が写真を撮ってきてくれたので、またレポートしますね〜。ちなみに副作用、まるでなし!(ホッ)
イタリアは今、変異株の感染拡大で第3派に片足突っ込んだ感じですよ…。ちっとも終わりませんね。久々に、イタリアの今の状況をご紹介しますね(ほら、ドラギ首相だからさ〜興味が…とか言ってる場合ではないので、日々のニュースは追ってます!←当たり前)。
サルデーニャ州が初のホワイトゾーン!
改善している地域もあれば、悪化し始めてる地域もあり…混在してます。今週の最新カラーはこちらです。
マップと一緒に大写りしているのがイタリアの保健省大臣ロベルト・スペランツァ氏。スペランツァ…希望にあふれた良い名前です。
サルデーニャ州が初の白。ホワイト<黄色<オレンジ<赤。実効再生産数Rt 0.5以下、10万人あたりの感染者数50人以下ということで、初のホワイトゾーンになりました。
ジム、劇場、映画館などがオープン、飲食店も18時以降もオープン可(ただし22以降は外出禁止は継続)。学校も登校許可が出て、かなり自由になります。
濃いオレンジ色が新登場
黄色:ヴァッレ・ダオスタ、ヴェネト、リグーリア、フリウリ・ベネチア・ジュリア、ラツィオ、プーリア、シチリア、カラブリア
オレンジ:アブルッツォ、トスカーナ、カンパーニア、エミリア・ロマーニャ、ウンブリアに加えて、ロンバルディア、ピエモンテ、マルケが追加になりました。
赤:モリーゼ、バジリカータがレッドゾーン入り。
州単位では上記のようになりますが、市町村単位で濃いオレンジ、赤も。
ブレーシア、コモ、クレモナ、ペスカーラ、キエティなどがレッドゾーンで、エミリア・ロマーニャ州がボローニャを含む濃いオレンジ。レッドゾーン入りの危険がありそうです。
濃いオレンジって…。状況はオレンジと赤の間くらいってこと。イタリアが綺麗なグラデーションになっていきますなぁ。
シチリアは、白と黄色の間のレモン色な感じですよ!
新規感染者数、検査数などのグラフ:
変異株が増加?若年層の感染率が増えている
せっかく下がり始めていた陽性率ですが、この週末あたりから再び増加に転じたようです(4〜5%→6〜7%に)。変異株での感染が広がっているようですねぇ。
英国、ブラジル、南アフリカ。特に英国株の割合が急激の増加しています。ボローニャでは半数以上が変異株とか。。。すでに知られているとは思いますが、若年層への感染の広がりが懸念されています。大人より20歳以下の若年層の感染率が高くなったようですね。
60%が軽症か無症状ですが、後遺症などまだ分かっていないことも多いので心配ですし、無症状感染で広がりやすいのも問題ですよね。レッドゾーンは休校。オレンジでもカンパーニャ州などでも休校にしたり、オンライン授業率を高くしたりなど、早急に対応が進んでいます。
医療逼迫が懸念される9つの州
重症者数も減り続けていましたが、昨日は+58人。再増加に転じた可能性もあり、特にICUのコロナ患者の占める割合の閾値30%を超える以下の州が、心配されます。
ウンブリア州 56%
モリーゼ州 49%
トレント 47%
アブルッツォ 40%
フリウリ・ベネチア・ジュリア 35%
マルケ 32%
エミリア・ロマーニャ州、ロンバルディア州、ボルツァーノ州 31%
トスカーナ州 30%
今日、明日にでも新しいDPCM(首相令)が出る予定。また色が変わるかも…。ちなみに、ドラギ首相は会見をしないらしいですよっ!へー。
おさまったかと思えば、また増える…春の大波、秋冬の波、そして2回目の春の第3波。世界的にも再増加に転じたそうですが、変異株第2幕の幕開け…?!なんてことにならないように…一時的な誤差であることを願っています。
もう、えーっちゅーの…。
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speranza
スペランツァ
希望、望み、期待の星、イタリア保健省大臣の苗字w
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