どうも皆さま、ボンジョルノ♪
イタリア総選挙のメローニ率いるFDI &右派チームが勝ちましたねぇ。
フランスの首相が「イタリアの今後の人権問題を欧州とフランスは注視する」と即座にコメントを出したり、選挙前には欧州議長のヴォン・デ・ライアンが「イタリアの選挙がうまくいかない場合、欧州にはツールができている」(←批判殺到)などと、発言してたのも気になりますよ。
日本で報道されるときに、真っ先に「女性初の」がくるのにイラっときてますw。大事なのはそこじゃないでしょーよ、ねぇ。ちなみに、上の2人も女性ですよw!
欧州の分裂は、ロシア・ウクライナをめぐる状況をより不安定にさせるし、移民政策に厳しいと在住の外国人にも影響が出るので…その辺がちょっと心配だなぁ。
また改めて、イタリア事情はご紹介しますねー。
モザイクの町で
さて、世界遺産の黄金モザイクの大聖堂があるモンレアーレ散歩の続きです。
泣き虫ボンさんを連れて、大聖堂そばのモザイク工房にお邪魔しました。
何気なくモザイクの町モンレアーレ。伝統のモザイク職人さんが代を継いでたりします。
ガラスや石、陶器などをカチカチ割ってひとつずつ詰めていく…ちょっと習いたい!と思ったけど、弟子は取ってないそうで、ちょっと残念(かもw)。
モンレアーレ訪問の目的は、パン!
モンレアーレは、モザイクも有名ですが、パンが美味しいことでも知られています!
パレルモの美味しいリストランテが「モンレアーレから毎朝焼きたての窯焼きパンを持ってきてもらうんだー」と自慢したり、うちの近所の厳選スーパーが「今日は、モンレアーレからきてるわよ」などとオススメしてくれたり。
賞を取ったとか、DOPだとか、(参考にならないけど)有名人が紹介してたとか、そういうのでは全然なく、暮らしの中に紛れて魅了した極ウマパン。
素材がどーのというより、伝統の技と窯でしょうかね〜。
前世が小麦だったんじゃないかと思うくらいのパン好き夫ピンキーも、すこぶる気に入っておりまして、ナポリの自然酵母パン、バイバイブルースのユキさんパン…(これ▼)と共に、
”止まらなくなる系ランキングにランクインしています。←それこそどうでも良い情報w。

ここのところ、近所の厳選スーパーに行くたび、「今日はあった」「今日はなかった」といちいちうるさいwから、よし、ここはひとつ現地に行って、好きなだけ買おうじゃないか。となったわけです。
地元の人が並ぶのもわかる!パン作りの誇りを感じさせてくれる店
そうして迷路のような路地裏を抜けて、目的のパン屋さんに着くと、

行列してました!
香ばしい焼きたてのパンの香りに包まれながら待ち(幸)入った店内には、焼かれ立てのパンたち♪

キャッキャとはしゃぐピンキー(夫)がお姉さんたちにアレコレ相談し、「日持ちする」タイプを必要以上に購入しました。
たかがパン、されどパン。
パンひとつ(ひとつじゃないけど)買うだけの一見さんの相談に、真剣に答えてくれる様を見て、すでに美味しいのがわかった気がしましたよ。
家族が生業にしてきたパン作りの伝統と誇り。こういう店では、コストダウンのために何か混ぜるとか、そういう不正は起こらないだろうなぁ。愛があるわ、愛が。とか言って、満足して表に出ると…。
楽しみすぎて、待ちきれない!
ピンキー(夫)が動かないw。
「さあ、帰るよ!」と、リードを引っ張っても動かない犬みたいになりました。
すると「家に帰るまで、待ちきれない!」と…。
じゃーすぐ食べられるヤツも買ってきなー。と許可を出すと、ウキウキ行列に並び直し、買ってきたミニサイズのパニーノがこちらです。

さっそく、店頭に用意されたテーブル席でご賞味しましたー!
※こういう「家に帰るまで待ちきれない!」人のために用意されているテーブルもあり。

外はサックリ、中はモッチリ。パン屋さんの隣の家の窓から顔を出すおばちゃんに、ずっと眺められながら、焼きたての香ばしさに包まれました。
さて、食べ終わって気も済んだし、帰るかー。
と、車に戻ると…
駐禁取られてたーwwww!
ピンキー(夫)、一瞬で奈落w。
焼きたてのパンの香りと駐禁キップを乗せた車で、ヨボヨボとパレルモに戻りましたとさ♪
ではでは、良い火曜日を!
Buon martedi!
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