黄金モザイクの大聖堂と泣き虫ボンさんーモンレアーレ町歩き①

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

今日は、イタリアの総選挙です。パレルモ出身のマッタレッラ大統領もパレルモに戻って、今朝、とある小学校で投票してましたー。

現地時間の日曜夜23時まで投票可。さて、どうなることでしょうね。政権変わると、暮らしがマジで変わるので…選挙速報は正座して見守りますよ。

日本では…台風15号の被害が静岡で大変なことになってるようですね…。被災されてしまった方々へのお見舞い共に、救済と復興が速やかに行われるよう…心から祈っております。

パレルモの裏山にある世界遺産の町モンレアーレへ

さて、パレルモの裏山にあるモンレアーレの町に行ってきましたよ。

コンカ・ドーロ(黄金の盆地)と呼ばれたパレルモを一望〜♪

モンレアーレは、monte reale ”王様の山”の意味。

シチリア王国の首都だった時代(12世紀ごろねー)に「ここ、俺の山ね!」と王様が決めたという話はありませんが、パレルモの王宮からまっすぐ、まーーーーっすぐの道の先に、この山はあります。

モンレアーレへのまっすぐの道を行くたびに、”田中角栄の東京・目白の自宅から地元の新潟の家まで、3回角を曲がるだけで着ける”という話をもれなく思い出しますw。

権力者は、角を曲がるのが嫌いですねぇ。っていうか、それだけまっすぐの道が作れるということが権力の証…っていう感覚が、もうすっかりわかりませんw。

モンレアーレの大聖堂、黄金のモザイクの感動ポイント(独自)

到着したら、まずは世界遺産の黄金モザイク詣から。

初代シチリア王国の王様(ルッジェーロ2世)が創建したパレルモのノルマン王宮内の黄金の礼拝堂と、ほぼ同じ様式で造られた大聖堂で、内部は黄金のモザイクで覆われてます。

↑2枚目の真ん中で、頭ポンポン、いや、神様から戴冠されてるのが造った人(3番目の王様グリエルモ2世)。ルッジェーロ2世のお孫さんです。

黄金モザイク総面積、約6,500㎡にも及ぶとかで世界最大級…何度見てもいちいち感動しますよ。

コンピューターもAIもない時代に(12世紀)、手作業で図面を引き、細かい”破片”を手でチクチクはめていく…想像を絶します。

それだけの人間を動かした王様の権力と財力と信頼はもちろんですが、指揮した現場監督たちがすごくない?イスラム、ビザンチン、ラテンと文化も人種も言語もバラバラの人たちを、どうやって…。

良い王様(為政者)と優れた現場監督がいれば異文化融合&機能するってことで、今の時代の世界を見回すと「いないね…」と思わざるを得ませんねぇ。

手作業を繰り返した人々の汗と、当世への期待のようなものも感じるんですよ、ここと王宮。良いオーラを浴びて…泣き声が聞こえるので外に出ました。

泣き虫ボンとワクワクボン

泣き声の主。

周りのワンコ達に「大丈夫だよー」と慰められているところ(妄想)

大聖堂にはボン先輩は入れないので、交代で入ります。

ピンキー(夫)と外で待っていた間、ずーっと泣いてたらしいです。。。切ない。10歳なのに、ちっとも大人にならないねぇ。

「どれにする?!」

立ち寄ったバールで、泣いた顔からのワクワク顔♪選んでも食べられないのを、知ってか知らずか(多分、知らない)。

大聖堂で人間の偉業に感動し、世界情勢の話などをしつつも、ボン先輩を見た瞬間に一瞬で忘れますw。

まっすぐの道なんかより、まっすぐ見つめてくれる犬が角を一緒に曲がってくれる日々が続くのが、良い世の中なんでは。などと思ってしまうわけです。

続く!

ではでは、どうぞ良い月曜日を!
Buon lunedi!

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