どうも皆さま、ボンジョルノ♪
先日ご紹介したパレルモで発症したベルガモ人グループが検疫中のホテル。
相変わらず、ご近所では差別的なことも起きてないしすこぶる平穏で、「ゴハンどうしてるんだろうねぇ?ちゃんと食べてるのかな?」なんて心配声をよく聞きますけど(優しいねぇ)、ちょうどタイミングよく(?)こんな記事が出ていたのでご紹介!
検疫中もご安心あれ!シチリアの厳選食材とワインでおもてなし〜!
シチリア・パレルモに本店がある厳選食材スーパーマーケット”プレッツェーモロ&ヴィターレ”(←我が家も御用達♪)と、パレルモ近郊のアルカモの人気ワイナリー”クズマーノ”が全面協力!
パレルモとベルガモをもじって、パレルガモ(Pale/rgamo)作戦を実施中です。
記事:Palermo abbraccia Bergamo: un blitz enogastronomico per i turisti in qualrantena
抜粋超意訳:
クズマーノのオーナー、ディエゴ氏とアルベルト氏によれば、
「緊急事態に北も南もない。論争よりも連帯と実際に手を差し伸べること。シチリア人はホスピタリティがあり、寛大。シチリアに来るすべての人には、自分の家のように、いやそれよりもっと居心地の良さを感じてもらわなければね!」
発案者であるプレツェーモロ&ヴィターレのジューシー・ヴィターレは続ける。
「”友人たち”をもてなすシチリア人の気持ちを、シチリアの食材で表す具体的なプロジェクトです。
異なるもの同士を合わせると、1+1=2以上の価値が生まれますよね。私たちが伝えたいのは、シチリアは、いつでもウェルカム。ベルガモ人、そして他の外国人の皆さんと、この島で喜びと愛情と味を分かち合う準備があるということです。」
泣けるわぁ…。そしてなんだかお弁当パックがオシャレ。
クズマーノさんのインスタでも紹介されてるから、見た人もいるかも?
イタリアをご存知の方は、北と南、ひいては各街同士が仲が悪いのはご存知でしょう。サッカーでもわかるように、カンパニリズモ(度を越した郷土愛)が激しいイタリア。
特に、シチリア人はイタリア統一以降、北イタリア(サヴォイア家統治時代)に搾取され、しかも長年北から差別されてきた土地柄でもあるため、ベルガモ人歓迎♪のプロジェクトは、絶大なアピール効果にもなったりもするわけですが、それは置いといて、温かい心遣いには感動しました。
SNSのコメントを見ると、素敵なものもあれば、「シチリア人が北イタリアで検疫されたら、毎日ポレンタ食わされてたんだろーな」とか、「見たか!シチリア人の寛大な心を!」みたいなシチリア人の(卑屈)コメントも多数www。SNSの荒れっぷりは日本と同じですよ…。
コロナ騒動が終わったら…疲れた心を癒しに、寛大な心と太陽と味が待つシチリアへどうぞ!お待ちしてますよん♪
↓宣伝(´∀`*)v
あ、イタリアは今のところまだ医療崩壊してません。崩壊危機を鑑みて対策中。ちなみに、試算ではロンバルディア州で8000人(うち”無症状自宅隔離”が約半数?)くらいまで増加するだろうと言われています。
今、約8割以上が北部3州に集中しているから、イタリア全体だと1万人以上?そして試算では、3月22日頃がピーク。つまり3月後半からは収束に向かう見方ですが〜さてさてどうなるか…?!日本の報道やワイドショーを見て、「げ−8000人!」なんて驚かないように…先に言っておきますねw!
コロナの話題ばかりで…ボンさんは元気なんですかっ?!というメッセージもいただきますので…明日はボンさんネタです❤︎。
コメント
とっても興味をかき立てられるサイト!!! 素敵!
>松乃家義三郎さま
ありがとうございますw!!