うちの子になって約半年。すっかり我が家の暮らしに慣れた保護犬のボンちゃんが、人生初のバカンスにチャレンジ!行き先は、もちろん(いつもの)世界遺産エオリエ諸島。
まずは、船旅の様子と滞在先の伝統エオリエ建築のお家の話から!
ボン先輩の初バカンス・エオリア諸島編まとめ
※この記事は、2012年の当時の日記を再編集したものです。
初めての船旅!ボンちゃん、大丈夫かな?
世界遺産のエオリエ諸島は、シチリア島の北側の地中海に浮かぶ7つの島々。古代ギリシャ神話「風の神アイオロス」が由来の島々です。
7つの島々の中でも、秘境感高めのフィリクーディ島が、我が家のいつものバカンス先。
パレルモからは、船(高速翼船アリスカーフォ)で2時間半で到着できます。

しかし…ワンコ連れは、初めて!数時間の船旅に、耐えられるのか…?心配から始まりました。
パレルモ港からエオリエ諸島行きに乗船!
犬用チケットも用意して、早速、近所のパレルモ港へ向かうと、エオリエ諸島行きの乗船が始まってました。

よし、ボンちゃんも並ぼう!

公共の乗り物は、「マズルカバー」をつけるのが決まりですが…飼い主が手に持ってるだけで、乗せてもらえました!ゆるいわーw。

かつてのビビりっぷりは見る影もありません!成長が早いね。
島行きの船は、予約なしでも犬優先
中に入ると、荷物置き場がぎっしり!
どこに置けば良いのか?迷いますが、、、大丈夫。エオリエ諸島行きの船は、7つの島を順次回るので、降りる島に合わせて、クルーが整理してくれます。
「フィリクーディ島に行く」と言うと、手前に置いてくれました(パレルモから2つ目の島)。

客室は、すでに満席御礼状態。席を予約しないタイプの船なので、空いてるところを探さなければなりませんが…これまたクルーが、「犬が過ごしやすいように」後方の空いてる席を用意してくれました!親切!

バカンス客もクルーも犬に寛容で驚いた!
イタリアの人は概ね小動物に親切なので、公共の乗り物でも旅行がしやすいですが、周囲に、犬嫌いの人がいたらご迷惑…。と心配しましたが、幸いなことに近くのおじさんは、極度の犬好きw。


飽きて吠えたり(あまり吠えない犬だけど)、船酔いしたり、吐いたり、大や小などされても困るので(一応、万全の準備は整えてきましたが)、ぜひ、ぶっ通しでぜひとも遊んでいただきたい!と、ずうずうしくも切に願いましたが、おじさんも飽きますよねw。

でも、おじさんのみならず、犬好きが自ら進んで遊びにきてくれました。中には、なんとクルーまでw!仕事しろー)。


まあ、通勤電車でもないし、これから遊びに行く人たちばかりを乗せた船。楽しい気分で、乗客も(クルーも)、ボンちゃんもハッピームードで過ごせましたよ。
その上、遊んでくれるだけじゃなく…「気分転換に」と外に連れ出してくれたクルーもいて(オシッコしたそうだったからw)、その寛容っぷりには驚かされました。
※アリスカーフォは速い分、とても揺れて危険なので、乗客は船外には出られないのです。
初めてのフィリクーディ島、ボンちゃんのバカンスの家
パレルモ港を発ち、犬遊びに興じて約2時間半。無事、エオリエ諸島フィリクーディ島に到着!

フィリクーディ島は、海から突き出た二つの小さな山で島全体が構成されています。平坦な場所はほとんどなく、どこに行くにも坂道か階段。

家々は、山の斜面にへばりつくように点在しています。

伝統的なエオリエ建築の家は涼しい
港に迎えに来てくれた友人の車に乗って、ぐんぐん坂道を上り、家のそばの駐車場で降りたら、細い小道をテクテク歩いて、

滞在するお家に到着。

室内に入ると、眩しい外の明るさと対照的に薄暗い…けど、冷房がなくてもヒンヤリしています。

あまり光を入れない構造で、自然と暑さがしのげるようになっているのが伝統エオリエ建築ですが、涼しい理由は、もちろん、風です!
爽やかな風が吹くテラスで、「風の神」を撮ってみよう!
エオリア諸島の名前の語源は、オデュッセイアに出てくる風の神アイオロス。
古代ギリシャ神話の風の神アイオロスは、古代ローマ神話になると「ウェンティ」に名前が変わります。イタリア語の「風」を意味するvento ヴェント(複数形venti )の語源。
島にはいつも海を渡る爽やかな風が吹き、家の中にもうまーく取り入れられています。特に、どの家にも必ずある外テラスは最高!

まるで、風と共存するためにあるようなもの。


ボンちゃんも気に入った様子♪

もっと広いテラスの家の予定だったのだけど、、近所には、なんと猫が15匹も!猫を追って飛び出したりできないように、ちょいと囲みのある奥まったテラスの家に滞在することになったので、やや狭いですが、海も見えるし、ボンちゃんの安全も確保できそうwなので、大満足。
そうそう、伝統建築の家は、どの家も四角いんですが、それは、屋根で雨水を集め、地下の貯水槽に溜め、生活用水として使うから。

今は、雨水ではなく、ナポリからタンカーで運ばれてくる水を貯水槽に給水し、ポンプで汲み上げて使います。
さあ、こんな原始的だけど、神を感じる?パワースポットっぽいバカンスの家で、ボンちゃんの初バカンスが始まりますよー。
続く。



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