どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
気がついたらもう8月も終わりですね(驚)。
この夏も日本から、友人知人、お客さまに多々訪れていただきまして、多々日本の話を聞かせていただきました(嬉)が、イタリア人からも、だけどw。
「夏休みが、8月31日までではなくなった(学校もある)」って話にビックリしました!
8月31日といえば、全国的に夏休み最後の日って感じだったけど、それもそうではなくなってる?んですね。
気候変動も激しいけど、人の暮らし方も移ろうものですな。
包みから涼やかな風を感じる…
で、例のごとく、、、日本からの救援物資やお土産も多々いただきまして、感謝しきりでございます(合掌)!
そして、日本のパッケージの美しさに、改めて感動した夏でありました。
特に和菓子!
包みを開けて、夫婦2人で思わず写真を撮ってしまった鈴懸(すずかけ)の涼しげな詰め合わせ。
もう、見てるだけで涼やかな風が吹いてくるようです。金魚の和紙に、「なんという心遣い」とピンキー(夫)が感動してました。
しっかし、季節と寄り添って、季節を楽しむ&表現するセンスが、日本人は長けてますな!本当に!!
イタリアにも華やかだったり、オシャレだったり、可愛い!ってなる美しいパッケージのドルチェもありますけども(フランス文化の影響色濃いトリノとか)ここまで季節感を醸して、パッケージまで美しいってのはなかなか。
気候変動すぎて、そんな古来の美しい季節感が失われないと良いですけれども。
移ろう季節を模した和菓子の繊細で叙情的な世界観は、単独で「和菓子とそのパッケージ」として世界遺産にしても良いのでは?と、思いますよ、ホント。
あ、世界遺産の「和食」に和菓子は含まれているので、すでに世界遺産なんだけど。ほら、こうもっと単独で、パッケージ含めてしっかりと、守られて伝承されて欲しい。と思ってw。
角と角がピシッとした感じが、いかにも日本
こちらも…。
(季節感はないけどw)キリリと角と角がピッタリ合った几帳面な美しさのパッケージ。
折り目がピシッとした箱を見ると、昔…イタリアで折り紙を教える機会があった時、”まず最初の角と角が合わせられない人が結構いる”のに驚いた記憶が、いつも蘇るんですよね。
角と角を合わせる、それは世界では当たり前に簡単なことではないのだな。と知ったあの日w。
イタリア人は、靴下やTシャツにまでアイロンをかけるし、スーツ姿はピシッとしてるのに…パンツの長さもミリ単位で几帳面に調整するのに…。角と角を揃えない、特に書類の角を合わせてホチキスを止めないのは、なぜなのか?!
こだわるところが違う。と言われればそれまでですが、長年住んでても解けない謎です。
カステラは、美しい”角”にも感動する
几帳面な箱を開ければ、美しい角。
「1600年代から同じ家名で同じ商品を売り続けている店の貴重なドルチェ」と、Wikiまで読みこむ(フランス語版があるのよ!)ほどの福砂屋ファンのピンキー(夫)は、パッケージの美しさはもちろん、歴史と味に感動しまくりですが、私は、なんたってこの角にも感動しますよ。
だって、こういう感じ↓なんだもの、日常がw。
どんな形のドルチェでも、お皿ごと紙一枚でクルクルっと巻いてパッキングするテクニックには、お上手!エコ!と感心するけど、得てして崩れがちww。
まあ、それはそれで良いんですけどね、気楽で。
でも、たまにピシッと角と角が揃った感じ。を見ると、懐かしくなりますw。
どうぞ角と角を揃えて良い土曜日を!
Buon sabato!
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