と、いうことで数日でしたが美味しく楽しく過ごしたピエモンテの旅。帰りは、アリタリア航空を利用しました。
だって、マイレージチケットがあったから
昨年、マイレージで取ったチケットを一回キャンセルしてまだ使ってなかったので、この際使っておこうかな〜と思ったもんで。「そこに山があったから」みたいなもんです。
アリタリアに電話して「まだこのチケット使えます?」と聞いたら、「もちろんですよ、シニョーラ!いつの何時の便でも無料ですよ!」「無料?税金分はかかるでしょう?」「いえいえ、無料ですよ!」
ふーん…。じゃ、予約お願いしますと予約して送られてきたEーチケットには、
しっかりTAX45ユーロと記載されていました。
無料じゃないじゃないかっw!(予想してたから別にどうでもいいんだけど、テキトー過ぎるだろう〜カスタマーセンタ〜)
まあ、そんなわけでローマで乗り換えるのがすごーく嫌だったんだけど、もう取っちゃったから仕方ない。トリノ空港でローマ行きに乗りました。またね〜トリノ〜。
まずはトリノからローマへ!
トリノ発は夜便。寝る気満々でしたが、何かのスポーツ遠征旅行のスペイン人チビッコ軍団に囲まれてしまい…ドッタンバッタンガッタンバッタンうるさいうるさい(涙)。
ボーゼンと眺めていたら、前の席の上に立ち上がった女子(10歳くらいかなぁ)と目が合った…。で、手を振ってきたw。
「かわいいんだけど^^;うるさいのよ、アンタたち。静かにして。寝るから。」
と、イタリア語で言ったら通じましたw!やっぱりスペイン人にはイタリア語が通じるんだなぁ!いや、ただアジア人のおばちゃんがなんか言ってると思っただけかもしれないけど、通じたので良し。
で、爆睡して気づいたら、地上でした。
時間通り〜!よかった!
さあ、トランジットタイムは1時間弱。
送迎バスで移動するエリアに着陸しましたが、これならヴェンキでジェラート食べられそう♪とか思ってタラップを降り、送迎バスに乗ったけど…ぜんっぜん出発しない!!!
トランジットで乗り遅れるかも?!が世界で2番目くらいに嫌い
どうやら乗客と客室乗務員が揉めてたようです…。送迎バスも待たなくてもいいのに!乗り換えする人たちは皆んなイライラ焦ってたけど、職員全員の動きがとーてーも緩い(ローマ空港特有のダルさだなぁ)。結局、20分ほど遅れて出発しました。
トランジットで間に合わないかも!って焦る感じ、わかります?ほんっと疲れるんですよね〜ココロが。
到着エリアに着いた時は、もう時間ギリギリ。ヴェンキのジェラート(ToT)…。
あーやだやだ。イライラしながら小走りで出発ロビーに行き、パレルモ行きをボードでチェックすると、
20分遅延。
全身脱力…。もうぅぅぅぅ!こういうのがホント嫌なのよぅ!
わからないのがわからない!ただ搭乗するだけで大混乱
ベンチ(ヴェンキではない)でぐったりしてると、「そろそろ搭乗開始するから並んでねー」のアナウンス。
ゲート前に行くと、並ぶところが”3列”に分かれていました。
別に珍しいことではないでしょう。プライオリティ・席番号後ろの方・席番号前の方。ただそれだけのことです。
私は席番号が8列目だったので、最後に登場案内されるであろう3番目の列に並んでみましたが誰もいない。
え?
ほぼ全員がプライオリティの列に並んでいたのです!
え?え?そんなにプライオリティなのw?(もうこの辺で可笑しくなってきてるw)
異変に気づいたアリタリアの地上職員のお姉さんが、「プライオリティの人はこっちー。席番号が19番から先はこっちですよ〜!」と叫ぶと、もんの凄いざわつき始めました。
まず、自分の席番号がわからない人が多数!
周囲に「俺の席、どこ?」と聞く人が続出w。席番号を気にしないでチケットとる人ってこんなに多いもんなんですかね?
ボヤボヤした動きであっち行ったりこっち行ったり。なぜ?なぜそこまで混乱する必要があるの?アリタリアのお姉さんもキレずに誘導してて、ちょっと感心しました。
さて、プライオリティから順に搭乗が始まると、3番目の列に移動させられた席番号の早い人が、「なんだよーどういうことだよー先に来てたのに」とかブーブー言い出しました。
そういうことではないでしょうよ…。
「奥から順番に入らないと、通路が詰まるからですよ(そんなこと言われなくてもわかるでしょ…)」と親切に説明してあげると、「あーそっかー」と納得したみたいでした。驚いたのが別の若いお兄さん。ベネチアから来たらしいその人は、「なんで?なんで?どういうこと?」としつこい…。
わからないのがわからな〜いw。
顔はイケメンなのに残念ねぇ。
2番目の列(つまり後方の席の人たち)の搭乗が始まると、やっぱりプライオリティの列からはじかれたw別のおじさんが、「こんなんじゃ、席がなくなっちゃう!」って嘆いてました。
…冗談なんだろうか?
いや、冗談であってくれ(でないと、あまりにも不憫w)。
そうしてようやく機内に入ると、私の席に男性がいました。「そこ、私の席なんだけど」「え?Cって窓際じゃないの?」「通路側ですよっ!」とどかすと、Cの席にやってきた人が、「そこ、俺の席なんだけど」「え?ここ9列じゃない?」「8だよ!」
ねえ…皆さん、しっかりして下さい!
世界にはいろんな人がいるもんです
そういえば、以前も席番号188を探して騒ぎを起こしたおばさんがいたけど(実際は、18B。Bが8に見えちゃったのね)、よく考えればわかることもあまり考えないんだろなーこの人たちは。と飛行機に乗るとしみじみします。
乗り換えがあると珍しい人たちに遭遇する機会が増えるから、まあ、乗り換えも悪くないかもしれません。
そうして約1時間後、いろ〜んな人々を乗せた飛行機がやっとパレルモに到着!
ちゃんと飛行機につけられるかな?おじさん、頑張ってー。
以前、うまく接続できなくてザワザワしたこともありましたからねー(-_-)。
次回は絶対に直行便にしますよ、ええ。
イタリアの国内線のLCC(格安航空券)を日本語で検索できるサイト発見しました。
>>>スカイスキャナー ※ただし、購入時は英語。
しっかし…こんな風でイタリア人って楽しそうに暮らしてるから、…こんなんでもいーんだよな〜なんて思ったりもするわけです。
毎日きっちり生きることに疲れた方、大丈夫ですよ!こんなんでもwなんとかなってる国もありますから(一応、先進国)。リラックスしにイタリアにいらして!(ただし、イライラして別の意味の疲労感はあり)
コメント
「席がなくなっちゃう!」は素敵すぎました・・・あっぱれ!です。
中国の格安飛行機で立ったまま身体を板みたいなものにベルトで固定する立ち乗りを検討?しているニュースを見ましたが、あれだって一応「席」はあるわけで(笑)
>しんしんさま
エジプトの方の飛行機で、席がなくてみかん箱みたいなのに座ったというツワモノガイドさんを知っていますので、もしかしたらなくなるケースもあるのかも?なんて(ありえないことを)思わせてくれるイタリアン発想は、いつも目から鱗です(←無駄)w。