どうも皆さま、ボンジョルノ♪
イタリアの新型コロナウィルス関連ニュースの続報でーす。
イタリアで感染が確認がされている3名体調良好
武漢に残っていた最後の1人ニコロくんが完全防衛で検疫施設に到着した週末、陰性が確認されました(中国人旅行者2名とイタリア人感染者1名も良好)。今のところ、感染の広がりは全くない雰囲気になってます。
ニコロ君が搬送されるときの記事と写真です↓。結局ネガティブでしたけど、この厳重な管理!
1末からイタリアー中国直行便をしっかり運休してるところが功を奏しているのかもしれません。ただ、ヨーロッパは地続きなのでフランスやドイツから陸路で入国するケースもあるため、EU全体での統一が必要…な話も出ています。
ダイアモンドプリンセス号に関するイタリアの報道は?
ダイアモンドプリンセス号については、35名のイタリア人乗客乗員を「迎えに行くのだ!」とデ・マイオ外相がはりきってます。イタリア空軍の航空機が早くて明日出発。今日のニュースでは22名を乗せて2月20日に帰国の途に着くそうです。船長と側近のクルーは船に残るそう。
それにしても船長のインタビューとかぜんっぜん出ないですね。カーニバル社の情報管理が厳しいのかな。などと想像しています。奥さんのインタビューはこちら(ずいぶん前のものですが)。
帰国後は14日間の検疫期間を設けるみたいです。
イタリア在住中国人は中国からの帰還後自主検疫要請
ここ数日の話題は、春節が終わってイタリアに戻ってくる在住中国人。中国企業も多くほとんど中国みたいになっているフィレンツェ隣のプラート界隈では、帰還後自主隔離だそうですよ。
はい、超意訳です。
「中国からトスカーナに戻る2500人の中国人は、14日間の隔離が必要だ」。ウィルス学者のブリオーニ氏は報道陣に語った。「検疫はコロナウィルスの蔓延を防ぐ唯一の防衛兵器だ。しない理由はない。」と強調。
「2500人のうち1人でも家を出て、感染した場合、今までしてきた防衛がすべて水の泡になる。度が過ぎるほどの規律が非常に重要だ。」
ブリオーニ氏は、中国人が協力することに自信を持っているようだ。「彼らが協力しない理由はない。要請は、すべての人にとっての安全のためだ。」
トスカーナの保健局によれば、1300人がすでに自主的に自宅隔離を実施しており、うち370人の子供達は学校を休んでいる。これから戻る2500人も同様なプロセスを歩むだろう。オスマンノロに緊急クリニックを配置し、中国語で対応にあたる。
〜中略〜
「日本で停留しているクルーズ船の状況が私たちに教えてくれたことは、新型コロナウィルスはSARSより制御が難しいということだ。」ブリオーニ氏は「SARSの感染は高熱患者のケアをした医療関係者に多く出たが、このウィルスは37.5度程度で軽度症状の人からでも感染する。非常に強い感染力だ。クルーズ船では400人以上(※)の感染者が出るだろう(※昨日の記事のため人数が合っていません)船上のイタリア人は想定される予防措置と対策に従い、安全に国に返す事ができる。」と述べた。
中国人も協力的なんですねぇ。
ウエステルダム号を下船したイタリア人を探せ!
もう一つのクルーズ船、ウエスタルダム号にも5人のイタリア人が乗っていたそうで、行方が追えずザワザワしてます。
今届いた速報です。タイトルは「コントロールの穴!検疫なしに降りた千人以上の乗客に陽性1人、イタリア人5人」。検疫なし?なしだったんでしたっけ?
最低でも1人は新型コロナウィルスの感染が疑われたウエステルダム号に、5人のイタリア人が乗っていた。乗船客は徹底的な検査も検疫も行われずにカンボジアで下船。もしかしたらすでにイタリアに帰国しているかもしれない。
タイのイタリア大使館によれば、イタリア人たちは下船済みとのこと。感染者が発覚する前に下船したグループにいたとされ、現在各国の当局が感染確認のために行方を追っている。
5人のうち2人はイタロブラジル人のためブラジルに帰ったのか。残り3人について現時点で外務省からの知らせはない。
多くの専門家は国際的な防疫網に穴があったのではないかと注目している。日本を含む五カ国に入港を拒否された後、2200人を乗せたウエステルダム号は、先週金曜日にカンボジアに入港し下船。マスクなしでフン・セン首相が出迎えた。
なんだかトーンが慌ててる…w。って笑ってる場合ではないですが、イタリアの防疫に対する気合いを感じました。
空路を止め、自主隔離の協力を促し、感染の可能性のあるイタリア人を探す…(記者も慌ててる)。水際対策とはこういうものなのか…。と感心してます。
…イタリア人3人が入国してないと良いですけどね。日本人の乗船客はどうしたのだろうか?
パレルモの港に毎週着く大型クルーズも下船者に発熱者スクリーニングをして強化しています。でも心配だから…アルコール消毒で手がガッサガサ…。
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