どうも皆さま、ボンジョルノ!
悩んだ末にビビりながら出発したピエモンテ旅。帰ってきてから念の為、コロナ検査してきました!
現地でもMAX気をつけていたし、空港・飛行機内もマスク外して唾飛ばしながら喋る人は見かけず、成田かっ!ってくらい静かだったりしたので、全体的に感染する機会はあったかしら?ってなところではありましたが、何がどこでどうなるかはわからない(風邪ひきさんたちとゴハンも食べたし…)。
何しろ我が家は、ピンキー(夫)のハイパー高齢のパパマンマともほぼ同居レベルで接触があるので…家庭内隔離をしつつ、週明け、近所のラボで検査してきた次第ですよ。
サクッとブスっと検査の結果は…
近所のラボに、ボン散歩ついでにインフォしに行ったら、「今日は12時からやるから、あとできてー」と特に予約もなく、並びもせず、スムーズに検査してくれました。
「グリーンパスのため?」「いやいや、ワクチン接種済み。旅行帰りだから念のためー」などと話しながら、鼻の奥にブッスリ、スルリ。
そうして、15分後。ボンを連れて聞きに行った結果は、
はい、ネガティーヴォ(陰性)!よし。
検査は、ロシュ社の迅速抗原検査。イタリア全国でいわゆるラピドRapidと呼ばれているヤツで1回15ユーロです。PCR検査の方は、通称モレコラーレ(こちらは一律50ユーロ)。
しかしながら、この迅速抗原検査は偽陰性確率が約30%なので、気になる人は何度もしてみたりするのよね〜。で、微妙に再拡大が始まってるイタリアおよび急拡大している欧州他国では、今、抗原検査の精度問題が再燃してます。
クリスマスを守るため、スーパーグリーンパス&感染対策強化策がスタート予定
イタリアでは、グリーンパスはワクチン接種完了、罹患からの回復、そしてワクチン未接種者は、検査陰性証明(抗原検査48時間有効、PCR検査72時間有効)が取得条件なのだけど、それもどうなの?って話になっていて…。
これを是正するために、スーパーグリーンパスというのが登場します!
ワクチン接種者と回復者のみが取得できるパス(要するに抗体持ってる人だけってこと←重症化しないことになってるから)で、ワクチン未接種者の行動が相当制限されます。
クリスマスを守るために、スーパーグリーンパス導入含めたより強固な感染対策新法令が本日発令。12月6日から施行になります。詳細はまた追って。
まー相変わらずアレやってみたりコレやってみたりとサクサクやってますわ、イタリア….。
ワクチン接種済みでも無症状で誰かにうつしちゃうのが心配!
今のところ、チャッチャと1日60万件前後の検査をしてますが、まだ少ないと言われていて、特にワクチン接種済み者への検査をもっと頻繁にした方が良いなんていう論調もあります。確かに偽陰性が出るとはいえ、やらないよりはマシよねぇ。だって、無症状の割合がすごいんだもの。
最近、パレルモ近郊の高校で、生徒と先生25人のクラスターが出たけど、ほとんどが無症状だったり、身近なところでは、秋にピンキー叔母ファミリーも幼稚園児の感染がきっかけで、同居家族5人全員にPCR検査(濃厚接触者なので)をしたら、見事に全員感染。って、大人は全員ワクチン接種済みだったんですけど…おかげで無症状&軽症で済みましたが、検査してなかったらわからなかった…(70代のおばあちゃんもいたのでホッとしましたよ)なんてこともありました。他、多数。
つまり、ワクチン接種率増加→ブレイクスルー感染確率増加→無症状&軽症増加→でもワクチン接種済みだと機会がないと検査しない(機会=濃厚接触者もしくはスクリーニング、もしくはちょっと気になる、など)→ワクチン未接種の人に感染…という流れがあるんですよね。
…ってことはですよ、スーパーグリーンパスによる未接種者の行動制限は、接種済みの無症状感染者疑惑と未接種者の接点を減らし、未接種者への感染機会減→重症化率を下げて病院の逼迫を防ぐ効果が期待できるので、「ワクチン差別だーっ」てまた暴動があるかもしれませんけど、どっちかというと未接種者を守るのが目的なわけですよ。
ま、どっちにしても来年初夏には、もうコロナ騒動は終わりますから、こんな話をするのもあと半年くらいー…(注:あ、勝手な妄想的予想ですので悪しからず)。
あと数日は念の為、家庭内別居(ライトな検疫)続行中
何はともあれ、ちょっと気になる時にサクッとブスっと検査すると、安心感は増しますね。たとえ精度7割とはいえ、とりあえずうつしてしまうかもしれない心配は7割減。念の為、もう少しだけ家庭内別居は続行します。
ハイビスカスが咲くほどに暖かく、窓を開けっ放しできる環境でよかったなーと今朝バルコニーに出て、そして、白髪を見つけましたw…Oh, un pelo bianco!
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