手術直前にエスプレッソ?!バングラさんの悲劇〜パレルモの夏の怪談3

親切だけど、なかなかに鬱陶しい入院仲間に囲まれた、
珍奇なピンキー入院ライフの続きでございますー。

コーラ大好き!フリーダムな入院患者たち〜パレルモの夏の怪談2
《前回のお話》 はい、っというわけで病院話...

さて、こちらの病院。

看護師さんたちは(意外にも)プロフェッショナルで、頼れる方や話の通じる方(←これ大事)もいて、大変に心強くありました。

でも、肝心の先生がね…。



サディスティックでヒマな評判最低のP先生

消化器系の先生は7,8人いて、毎日ローテーションで巡回医が替わるのだけど、なーぜーかいつもいるP先生

ピンキーが初対面のとき、心配ごとを相談したら(そりゃ、相談しますよね。心配事山盛りなんだから)、

そしたら、

「心配するのは、患者の義務」

とだけ答えて、病室出てっちゃって…。

入院直後でココロが弱っていたピンキーは、

…しおれた↓。

慰めてくれた看護師さんに、私が「ひっどいっすね、あの人」と言ったら、

「P先生ね~。あの人いつもあーなのよ。

むしろ答えただけまし。」

なんと!

噂をいろいろ聞いてみると、患者の話を聞かない、巡回時もほとんど診ない、入院患者にも看護師にも評判極悪。

本人によれば、

「書かなきゃいけない書類が山ほどあって、忙しい!(から、患者の相手はしてられない!)」

らしいけど、なぜだかいっつもい(やが)るのはむしろヒマだからなんじゃ…?

同室(夏休み中の)男子君(※)の回診時には、こんなことがありました。
※同室男子君ほか登場人物は、昨日のブログをご参照くださいませ!



患者家族を恐怖に陥れて…放置はヒドイ!

P先生が「コロンの腫瘍の手術だけど…」と言ったとき。

来訪中の大家族全員が、

マンマ・ミーア!

と頭を抱えたのです。

「ほかの先生は、インテスティーノに腫瘍があるって・・・」「っていうことは、二つも腫瘍が?!」「ああ、なんてこと!!!!」

と、室内騒然。

でも、

コロン=結腸
インテスティーノ=腸全体

なんですよ。
つまり、どっちも同じ箇所をさしてたんだと思うけど、別々のところだと思っちゃったみたいなんですね。ほら、ちゃんと学校行ってない人たちだからさ。

そしたら、P先生。

「お前たちに説明しても仕方ないっ!」的なことを吐き捨て、出て行ったのです…。うはー!典型的な差別!教育差別!格差差別!

ワナワナしてた大家族たちがカワイそう過ぎたので、ピンキー(夫)がスマホを使い「ここがコロン、これがインテスティーノだよ。だから同じところだよ」と、懇切丁寧に説明してあげました。

ものすごい感謝されたそうだけど…でもそれって、医者の仕事ですよ?ねぇ?

ついでに、P先生は血圧400のおじいさん家族(※前回の記事をご参照ください)のことは、「パレルモザウルス」って呼んだりして…。無知な古代動物って意味らしいですけど。

なんなの?この人、小学生なの?

この病院を訪れるきっかけになった友人先生(循環器系)に「忙しぶったサディストの小学生先生がいるよー」って、話したら、

P先生と話したらダメだよ。G先生(最初に診てくれたボス先生)とだけ話すように。」

とクギを刺されたので、それ以来、できるだけ関わらないようにしてました。

それにしても、患者にも看護師にも他の科の医者たちにも評判極悪な先生がなんでいるの?!(しかもいつも)何か強力なコネがあるのでしょうかね。そしたら辞めさせられるなんてことは、まずない!のがイタリアというものだから…。

そんな内情(?)が見えてきた頃、新しくバングラデッシュ人が同室になりました。

手術後の放置もヒドイけど、手術前のカッフェって?!

バングラデッシュのバングラさん。(※差別呼称ではなく、親しみを込めてそう呼ばせていただいてます。「ジャパさん」みたいな感じ)

バングラさんもやはり腸に問題があり、体調悪くて、3回目の手術をするための入院だそう。…3回目って前の2回は失敗だったってこと?

聞けば、2回とも手術をしたのはP先生。性格が悪い上に、下手なのかっ!絶対ピンキーは診られたくないもんだ…。

入院翌日に、即効で手術室にまわされたバングラさんは、手術後、集中治療室でもなく、ピンキー部屋に戻ってきたそうです。しかも、抗生物質の点滴もないまま!夜中には超絶具合が悪くなり、吐きまくったそう…。

カーテンの仕切りがない病院なので、ピンキーはまじまじと目撃(ちっとも安静にできないねぇ)。

そうして、吐きまくった翌日、

バングラさんは、

退院させられた…んだって。

えーーー!
ぜんっぜん体調戻ってないんじゃ?!

「P先生だからな~4回目もあるかもね」
「俺だったら、P先生に触られるのもゴメンだなー」

などと言いながら、退院後のベッドを直していた看護師たちによれば、バングラさんったら手術前にP先生に呼ばれ…エスプレッソをごちそうされてたらしい。

えーーーー!
なんでぇぇぇ?!

さすがの下町広場も凍りつきました。

聞いてみると、この病院に限らず、
公立病院では手術後、
とっとと退院させられることが多々あるようですが、

手術前にエスプレッソ

ってのは、
「うふふ、さすがイタリアらしいわ~!」
ってな話じゃないですよねぇ。

うーん?影響ないのでしょうか…。っていうかなんの手術だったんだろう?バングラさんは、退院時に「P先生が運転するバイクの後ろに乗って去って行った」という話も…なんなの?謎すぎる関係…と手術。

ああ、バングラさん…。
どうぞご無事でっ!

次は最終回!

3リットルの下剤と1リットルの涙〜パレルモの夏の怪談4
どうも皆さま、ボナセーラ♪ピンキー入院騒ぎもそろそろ終幕...

旧Ameba Blogからの転載記事です。

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