天井から舞い降りる音色とパレルモ・クオリティ

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先日、パレルモ旧市街の貴族の館で、
ミュージックビデオの撮影がありました。

シチリア人サックス奏者のジャン二・ジェッビアさんと、
その仲間たちの演奏を、世界で活躍しているコロンビア人映画監督、
アンドレス・アルセ・マルドナードさんが撮影してるところ。

演奏がかっこ良すぎな上に、
石造りの家ならではの音の反響がすご〜くて、
ハラハラと舞い落ちる音に、
ココロがふるふるして、トリハダたちました〜❤️。

ジャンニさんは、「循環呼吸」ができるサックス奏者。
「循環呼吸」は、息継ぎしないで吹き続ける奏法だそうで、
鼻から吸って口から吐き出す…?
よく知らないですが、相当に難しい呼吸法らしいですよ。

ピンキー(夫)のふるーくからの友達でもあり、
ちょいちょい会うんですけど、
まーすごいよく喋る人でね…。
「いったいいつ息継ぎしてるんだ!」と思ってたんですけど、
この呼吸法を聞いて、なるほど。と思った次第。

いや、そうじゃない。

演奏してるところは超カッコイイ!
(↑グーグル翻訳で読まれた場合のケア)
世界のあちこちで、日本でもしばしば演奏したりしてます。

 

なかなか目と耳とココロの保養になるひと時でした。

 

近くの広場の店で、ひと休みアペリティーヴォ。

この店…カジュアルながらも、
赤黒く日に焼けた黒服のソムリエちっく(?)な人が、
めちゃめちゃ気取って注いでくれます。

もー注いでくれている間の緊張感ったらw、
どんなすごいワインを頼んだっけ?と、
…笑いをこらえるのに必死レベル。

「はー頑張ってるんだなー」と感心して凝視してたら、
ジャンニさんが撮れ撮れ言うから撮った、

ワインリストがこちら!

手書き。しかも、雑wwwww。

「これがパレルモ・クオリティ!」と、
ニッコリ笑顔のジャン二さんと共に。

いろんなことが平均的でなくて、
誰もが好き勝手で、
でもすごい素敵なものは素敵で、
力を入れたり入れなかったりが、バラバラ。

そう、それが…パレルモ。
…なかなか面白い街です。
いつか機会があったら、おいでませ♪

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