どうも皆さま、ボンジョルノ。
ネット回線はおろか、電話回線も途切れがちなフィレンツェの山奥から、世界とつながれる下界に帰還しました。シチリアの離島でもあるまいし…電話回線もヨワヨワ〜なのはびっくり(どんなところにいたかは、またおいおい)。
トスカーナは、上から見てもトスカーナ。
なだらかで美しくお手入れされた丘陵地隊と糸杉が「あートスカーナに来たなー」と感じさせてくれます。そういえば、トスカーナからイタリア暮らしは始まったんだなーなどと思いを馳せながら(3週間の短期留学ですけど)、小さなフィレンツェ空港に降り立ちました。
久々のフィレンツェの旧市街に、これまたびっくり。
激暑!そして激混み!
海風そよぐ南国パレルモより暑かった。湿度もあって汗だくベタベタ。夏の東京のようでした。で、旧市街中心地は渋谷センター街かってくらい(センター街よりは少ないかも)。
空いた時間に軽く美術館めぐりでも〜何て思っていたけど、まるで無理でしたー。アカデミア美術館の前もぎっしり。
ドゥオモ前もギッチギチ。
巨大なドゥオモをぐるりと半周してもなお、入場待ちの行列が途切れない…。一応、整理してたおじさんに(入るつもりは毛頭なかったので興味本位で)「何分待ち?」と聞いてみると、
「70分くらいかなー。」
と、額に汗を光らせながら、笑顔で答えてくれました。事前に”グループ入場のネット予約”するのが一番待たずに入れるコツ。とのことでした。
…昔々…まだこんなに混み合っていなかった頃、冷静と情熱の間を読んで登ってみようwと思った頃に登っておいてよかったな…。なんて思いながら、見上げるドゥオモ…。
巨大!
美しい!
ちなみに、午後は太陽の向きが変わってより華やかさが増します(小ネタ)。
混み合う旧市街にボーゼンとしながら、フィレンツェ在住ウン十年の友人と待ち合わせをし、久々に会えた感動に打ち震えながら(と言っても2年ぶり)、
和食を食べに行きましたw。
(どこに行っても和食w)
フィレンツェも和食ブーム久しく、たくさんの和食屋さんがありますが、安定のビアンコロッソさんへ。イタリア料理と和食が食べられるお店。街中ではイタリア人を見かけないほどでしたが、店内は地元の人ばかりでした。
とんかつ定食↓と、カレーうどんw。
麺が、微妙にキターラなんだけどw。
普通に美味しかった❤。
ローマに住んでいた時も、日本人の友達と会う時はハマセイ。って決まってたし、やっぱり在住歴が長い日本人友達と会う時は、和食になるもんですよねぇ。と共感を強要してますが、だいたいそうなります。
…しかし、イタリア中、和食屋さん(チャイナさん経営除く)であふれているというのに、イタリア第五の都市である(一応都会の)パレルモにないのは何故だろう?美味しい魚介が山ほどあるのに。パレルモ人が保守的だから?マ●ィア利権のせいw?
アフリカ各国料理やインド料理、中国料理、謎のジャパニーズ(チャイナさん経営)はあります。
誰か、パレルモに美味しいまともな和食屋さんを開けてくれないかしら。と願って早8年。普段から和食屋さんに行けていたら、旅先では地元の美味しい地元料理のお店をレポする気にもなるってもんなんですけどねーーー…(←本当か?)。
郷土料理のお店をほぼご紹介していないブログになりつつあるので、「旅先で和食でホッとしたい」といった時にお役立ていただけると光栄ですw(アメブロの方では載せてた気がします)。
コメント
冷静と情熱・・・学生時代の回想シーンにハマりました。
トーク番組で「ドゥオモの空撮シーンで抱き合っていた相手はイタリア人スタッフの男性」と竹野内氏が語ったのは聞かなかったことにしています(笑)
それにしてもフィレンツェの混みようは・・・世界中が観光ブームに憑りつかれている?!
>しんしんさま
え、すごい!トーク番組の内容まで覚えてらっしゃるなんて!
フィレンツェの街にはあまりイタリア人がいなくて、
”イタリア人の撮影”テーマのときは、なかなか困る街でしたがw、
混みっぷりがさらに増していて驚きました。冬とか…シーズンオフだと落ち着いて美術館めぐりができるかもですねぇ。