さて、そんなわけでパレルモ夏のメインイベント、サンタ・ロザリア祭が終わり、いよいよ夏本番!なパレルモから、パーティ本番の様子をお届けします♪
会場のテーマは”灼熱の夏のシチリアの庭”(家の中ですが?)
調律からバレエのゲネプロ、お掃除おじさんレレレのレ〜の準備を経て、
ボン先輩も準備万端!
本番スタート開始時間の21:00を迎えました。
停電からスタート?!そんな不具合もイタリアクオリティ
会場となるピンキー実家に続々と人々が集まり始め、ザワザワとする中…突然…バンッ!という音ともに、
停電。
え?
大笑い!
いや、あり得ないw!
窓から街を見ると、どうやら部分的に停電になっている模様…イタリアあるあるだけど、なかなかのタイミング。
メインのライティングはロウソクだから…大きなダメージはなさそう?と笑っていると、「助けてー」のLINEが!
まだアペリ中だった日本人の友人たちが店に閉じ込めらたと言うのです。無銭飲食防止のために、店の出入り口を店員さんがブロックしていると!
暗闇の階段を駆け下り、小走りで救出に向かうと店の入り口はホントに閉鎖されていた…。
まあ日本人だけじゃないから、わからなくもないですが、店と交渉し、慌てて家に戻ってみると…まだ暗かった!く〜(T0T)!
18世紀の貴族ごっことはいえ、ここまでリアルは求めてない。
と、ハラハラしましたが、参加してる人々が楽しんでくれていたのが救いです…。
諦めつつも電気会社や市役所に電話して、せめて情報を得ようと頑張っていると…、
またもやパッ!と唐突に復活。く〜(ToT)!
不測の事態が起こりすぎ…始まる前から疲労感満載でした…。
気を取り直して、まずはポットラック・ディナーから!
お食事は、ホームパーティースタイルで、毎度おなじみPotluckスタイル。参加者全員が何かしら持ち寄ります。
アランチーナやお米サラダ、カポナータ、スフィンチョーネ、スプマンテ、チーズの塊、なぜかカレー…などなど、料理やワインが続々と並びましたが、一瞬で消費。
バラの花を飾ったやる気満々の人たちも続々と到着し、サンタ・ロザリア気分が高まります。
最もサンタ・ロザリアに似てると評判だった人w。
ボンさんもホスト役を頑張りました。
日本人の女子たちも美人さん揃い。華やか〜に会場を盛り上げてくれました!一部、求婚されていた女子も@@!警護が大変!
家の中でバレエのステージ!憧れの一幕がオープン
そして…22時も過ぎた頃、ようやくメインステージがスタート❤️。
あ〜美しい!
まるでドガの絵画の世界です。
動画バージョンもどうぞ!
壁のロウソクは、本物です。
揺れるロウソクの灯とピアノ生演奏でバレエの宴。200年前もこんな感じだったでしょうか?
あー素敵。
しかし、この日は灼熱&湿気満載。汗だくになりながらも、超絶間近でお楽しみいただきました。
近いって、ホラ!
かぶりつき過ぎw?
真夜中過ぎに眼前を通るサンタ・ロザリアの巨大山車!
そうして、興奮と熱気からのクライマックス。サンタ・ロザリアの巨大山車通過を待ちます。
メインストリート”ヴィットリオ・エマヌエーレ通り”に面して建つ貴族の館には、それぞれ山車を見るため(だけ)に造られたバルコニーがあり、かつての貴族気分でワイン片手にバルコニーから優雅に眺めようじゃないか!
ってのが、今回の企画趣旨。
飲んで歌って踊って…そして待ち。予定より1時間半の遅れでやっと通過シーンが見られましたー。
ビバ!サンタ・ロザリア!ビバ!パレルモー!の騒ぎと山車は、海へ向かいます。海岸では、壮大な花火。
それは…午前3時…ですよ。。。
明け方帰宅した後は、あーもう歩くのもままならない。匍匐前進でベッドに向かいました。
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停電やら何やら、なんだかんだで燃えカスのように疲労困憊でしたが、無事に楽しく開催できてホッとしましたし、前評判も後評判も良く、地元新聞やテレビ局の取材もあり。楽しい一夜でございました。
長いレポートにお付き合い、ありがとうございました♪
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