「あなたの立つそこが、あなたの国」に感動した夜の思い出

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

パレルモ旧市街バッラロー市場にある多国籍カフェ。アフリカ人やアラブ人、インド人、イギリス人やフランス人などなど、パレルモに住む“外国人”たちが集う場として知られる人気店が…なんと、火事にあいまして…。

今朝、ニュースになりました。ショック…。

動画の中で、コックさんはアフガニスタン人。昨年、ここの仲間たちの助けを借りて家族を救出。25年ぶりに抱き合った…とあります。

うーん…。

地中海の真ん中に位置するシチリアは、3千年もの長きに渡り、異国文化を受け入れ栄えてきたところ。

その中心地であるパレルモは、12世紀に実現した異文化融合を愛する人が多く、この店は共存共栄スピリットのシンボル的な存在でもあり、すぐさま救済募金プロジェクトが発足しました。


こう言うとこ、ホント好き。
微々たるものですが、我が家も参加しようと思っています。

初めてこの店に連れて行ってもらったのは4年前。その時の話を転載します(↓)。

こういう店って世界の各地にあると思うけど、もっと増えると良いなぁと思いつつ…。

多国籍文化が集う旧市街の人気カフェ

ここから2018年4月末の記事です。

友人たちと訪れた週末の旧市街。

この夜訪れたのは、世界各国の人々がのんきに集う人気店。

パレルモは、むかしっから異国の人々お受け入れてきた街。長く培われた鷹揚さは、今も旧市街界隈には色濃く残っています。

中もざわざわ。アフリカ人やアラブ人やインド人やアメリカ人やドイツ人や日本人(私w)や、ついでにイタリア人も混ざってざわざわ。

料理は、モロッコ料理やナイジェリア料理など、アフリカ料理がメイン。

なんちゃらかんちゃらという牛肉の煮込み料理や、

ピーナツクリームのなんちゃらかんちゃら…って、

何ひとつ覚えてませんw!が、楽しくおいしい夜でした。

”ブリッツ”という薄いパリパリの生地に、日本の居酒屋で出てきそうなポテトサラダをたっぷり詰めた一品が相当美味しかったー。

あなたが立つそこがあなたの国

この日は、店の4周年記念でこんな物が用意されてました。

泣ける…。
※mia(私の)なので正確には「私の立つそこが私の国」になりますが、自らの意思の表明より「あなたもそうだよ」と語りかける雰囲気の方が合うので「あなた」と意訳してます。

住めば都とは言いますが、都になるのも自分次第だったりもします。が、移民を余儀なくされている人々は、自分次第ってわけにもいかず。このご時世、どこでも暖かく迎えられるかといえばそうでもないのは、ご存知の通り。

だからこんな風に、祖国に想いを馳せる人たちが地元の人と難なく混ざれる場所があるのは、なんだか良いなーとしみじみ思いました。

せっかくなのでパレルモと東京もつないでみましたよ。

日本もシチリアも島だけど、地中海に浮かぶこの島は、世界が近いな。というか、世界の一部なんだなって実感する。一方、日本はすごく守られてて、世界が遠い気がする…。

なんてことを考えながら、オレンジ色の光の中で、いろんな国の人々を見ていたら、世界のどこにいるか、自分がナニジンなのか、よくわからなくなってきましたよ。まーいーか。どうせ地球にいるんだから。

コメント

  1. accaesse より:

    自転速度!上がってます!(座布団10枚!古すぎる?)
    年とともにどんどんあがりますよっ!!!

    • sawabon より:

      >accaesseさん

      あはは、やっぱりw?!ものすごい早さで1日が終わる割には、振り返ると1週間前のことが去年のことのようで、「あれ?!1週間しか経ってない!」なんてことも。自転がおかしいか、自分がおかしいか…w。どっちかです。

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