マリー・アントワネットの遺髪とちょっと怖いある夏の古城の思い出

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

昨日、ソフィア・コッポラの映画「マリー・アントワネット」を見て、ピンキー(夫)と、

「そういやあ、以前、マリー・アントワネットの髪の毛見たよね」

という話になりました。

たしかに、見た。写真も撮って怒られた…と中年2人の儚い記憶を頼りに、ググる。

出たー!

アメブロかと思ったら、exblogの方でした(2004年から4年ほどお世話になっていたブログサービス)。大量ストック写真から探すより…検索すればサクッと出てくるブログのお手軽さよ…。

友達の家…ってコレ、家?!と驚いたある夏の日

さて、掘り出したマリーアントワネットの髪の毛の写真。の前に、そのいきさつから始めてみます(転載兼ねて)

あれは、2005年の8月のことでした…。

「ハイジとアルプスとフランスの古城の旅」に行ってました。
ピンキーの友だちの家に滞在していたのですが…その家ってのが…、

こりゃ家って言わないだろう

貴族一族が夏のバカンス用に所有している15世紀のお城でした。
だだっぴろ~い庭には、テニスコートや礼拝堂。

地味なフランス庭園やレモン温室、ワインセラー、ビリヤードルームや暖炉、使用人用の別棟!もあるけど…

何がないって、アナタ。
この家(古城だってば)には、FAXがないんです!


休みとはいえ、仕事は継続しなければならなかった日本人な私は、本当に困リ果てました。

メールもままならない悪環境では、

気持ち的にゆっくり休めず、
仕事よりストレスを感じる始末。


「ゲラを受け取らねばなりませぬー」と城の中を右往左往していると、
マダームが「仕事ばかりするのは、下層階級だけ」とか言ってたし。
そんなクラーッセな貴族のお城をチラッとだけどご紹介しますね。

ちょっとヤダ、FAXだってww!そんな時代もありましたねぇ。激動の21世紀。

ちょっと怖い?何か見える?15世紀の古城

そんな古城の内部はこんな感じ。

古城と言えば、夜のトイレ(?)。
それは、とてつもなく長い廊下の先にありました。

毎晩、私は走りましたよ。もし何かが背中を叩いても、気づかない程の早さでね。

こんなサロンでカフェを飲みながら、

フランスの歴史と一族の歴史の話を延々と聞かされる苦行は毎食後。
でも、その間の記憶はほぼ飛んでいます。
(よほど興味なかったとみえる)


お部屋の数はいくつあるの?と無邪気に聞けば、
「数えたことないから知らない」と言われる、
城の両脇に建つ二つの塔の部分も、
いくつかお部屋になってました。

こちらは、私に用意された小部屋。使用人棟ではありませんでしたが、極小です。

シーツと枕カバーの柄が微妙に揃っていない(どちらも花柄だというのに)。歴史は大事だけど、シーツの柄はさほど大事ではないようです。

ふふ。で、このブログをUPした時、お城内部写真を見た友達が「ヤバイね…」と言ってたんですよねぇ。

なんか写ってます?私は…今見ても、何も見えませんが(よく見ない努力をしているとも言う)。

マリーアントワネットの髪の毛

そして滞在中のある日、所有しているらしい葡萄畑に佇む別のお城に連れて行かれたときのこと。

ワイナリーに併設する親戚のお城も15世紀。
ルイ13世とか14世とか、まるで親戚のように会話に出てくるこの一家のお宅の壁には歴史のあるらしいものがいろいろ無造作に飾られていました。

そこには、マリーアントワネットの髪の毛も。

当時、名家に配られたんだそうです。
当時って、処刑された当時?

写真を撮ったら、「日本人は何でもかんでも写真に撮って!」と怒られてしまいました。

なんでも「所有していることがばれると、泥棒がくる」んだとか。そういうもんなんでしょうか?!

…と言いつつ、公開しますけど・笑。


ローマに帰ってから、ある友人に話したら、彼女はなーんと、ナポレオンの髪を見たことあるって。

それは、パレロワイヤルの一角に住んでいる某国の皇室関係の方の家にあったそうな。

遺髪…どのタイミングで切ったものかはわかりませんが(処刑前?後?)、少しずつ切って配布したんでしょうねぇ。日本でも、歴史上のどなたかの遺髪がありましたね。

こちらのワイナリー(ブルゴーニュ)では、かの有名な某白ワインを作っていますが、家族で飲むときはグラスに氷入れていた!…のにも驚いた思い出(以来、暑いときは氷入れて飲んでます。そして、以来、誘われても2度と行ってない。コワイからw)。

まー本場ってそういうもんですよね。絶対本場体験主義は、今も昔もです。


ではでは、どうぞ良い火曜日を!
Buon martedi!

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