どうも皆さま、ボンジョルノ!
ロケ旅裏話、久々のナポリレポも今日でおしまい(第一部がw)。船でパレルモに向かいます!
ナポリーパレルモ間は地中海を渡る船旅もオススメ!
ナポリーパレルモ間は、海運会社ティレニアが毎日定期便を運行。夜20時過ぎにナポリ(パレルモ発もほぼ同時刻)を出港しますが、夏だとちょうど夕暮れ時と重なります。
この旅情たるやっ!
船の上から見たヴェスビオ火山…この度一番グッと来ました(ToT)←フェリーだけに大型トラックが横行する乗船口から総勢20数名のスタッフや機材を無事乗船させ、混乱の最中部屋割りを完了し、ホッとしたところだったから…だけではなく、やはり数日でもお別れはお別れ。さよ〜なら〜ヴェスーヴィオ〜(ToT)噴火しないでくれてありがとう!
とっても親切な船長さんとティレニアの地上担当さん。海の男たちは、ノリが良くておおらかです。
ぐんぐん離れていくナポリよ。。。
夕景を狙うゴルゴ13(スナイパー)や甲板でワヤワヤするスタッフの皆さん。
何しろ無事出発できて良かった…。
船内は結構充実!レストランや映画館や…生演奏もw
さて、ナポリを夕暮れと共に出港した船は、早朝パレルモに到着します。約10時間ですが一泊の船旅。各部屋には、シャワールームとベットが備わりしてなかなか快適です。
レストランやセルフサービス、バールも完備。こちらはセルフサービスの夕食。マルシンハンバーグ風のかったいハンバーグやラザニアなどいろいろ。ワインやスプマンテもそこそこ揃います。
そして、映画館も。
いつでもどこにでも登場するノリの良い船長に、「あとで生演奏が入るから、踊ろう!」と何度も約束されましたが、聞き流していたら、腕を取られて拉致されました。
真夏だと陽気なツーリストたちが狂喜乱舞で騒がしいホールへ連れて行かれると、生演奏のおじさんが一人ポツンと歌っているのみ。さすがにまだ夏の始まりのこの時期は、そこまではしゃぐ人は(船長以外)いないようです。
さすがに踊るのは躊躇したらしい船長が、「君のためにリクエストしたよ!」と言ってピーノ・ダニエレの「ナプレ」(ナポリを切なく想うナポレターノのソウルソング)をプレゼントしてくれました。
ひー戸惑うぅぅw!!!仕方がないので隣に座って…拝聴しつつ動画を撮ってみた次第↓。
…数曲の後、おもむろに立ち上がった船長は「そろそろ僕は、僕のラガッツィ(男子たち)の様子を見に行かなければならないんだ。ごめんね。また、船上で会おう!」と引き止めないでくれオーラを出しながら、颯爽と去って行ったのでした…。
え。引き止めませんけどw?言いたいのは、無事にパレルモ着港してくださいね。ただそれだけです。
とても面白い船長さんでした(そしていろいろお世話になりました(歌以外)。感謝…)。
海上から近づくシチリア島!ゲーテもこの風景を見たのだろうか
冷房が冷蔵庫並みに効いた部屋(船上ルームは冷房効きすぎで有名です。乗られる方は防寒をしっかり!)で、数時間の睡眠を貪り5時集合で甲板に出ると、
朝日!
朝日に追われるように進む先には、シチリア…。
パレルモが見えてきました!ボンちゃ〜んと思わず叫ぶw。かつて「シチリアのないイタリアなんて、なんの心象も残さない」と明言を残したゲーテもナポリからパレルモに船で渡りました。この風景を彼も見たでしょうか?
早朝のカモメたちに誘導されて、無事入港。船長、ありがとう!
仕事でもプライベートでも、色んな場面で色んな人たちに助けてもらっているなぁとしみじみとします。大変な時は特に。ホント、感謝しかないです。…生歌も嬉しくなくはなかったですよ、ええw。
ナポリーパレルモ間は、LCCのVOLOTEAでひとっ飛び50分ですが、せっかくの港町同士。いかにも地中海〜な感じを満喫できる船旅もオススメです♪
明日からシチリア編〜!
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