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巨大なランド・アートで、ファンキーなシニョーラに釘付け!

どうも皆さま、ボンジョルノ♪

先日、シチリア内陸部で行われた友人のコンサートにお邪魔してきたときの話です。イベントの中で行われたコンサートなのですが、そのイベントの開催地が…知る人ぞ知る”クレート・ディ・ブッリ”。鰤ではなくブッリ。

かつて起きた大地震で崩壊した村をコンクリートで固めたという、巨大なランド・アート作品で、何かとイベントが開催されてます。



灼熱の太陽に焼けた夏色のシチリア内陸部へ!

パレルモから内陸部にバッヒューンと車を走らせると、あたりは一面夏の色。内陸部の大地は、灼熱の太陽に焼かれて荒涼とした色合いになります。

小一時間も走ると、件のアート作品が見えてきました。

大理石採掘場風ですが、近づいてみると…

こんな感じになっちゃってるわけです。

大地震は1968年。もともとあった村のマップ通りにコンクリートで埋められているそうな。そんなコンクリートの上を舞台に、ダンスやなんやかんや。そして友人の見事なサックス。大地震の傷跡をそのまま残した瓦礫の向こうに広がるシチリアの大地…に響き渡るとても素敵な演奏でした。

が、しかし。サックスの音色を乗せた風は丘の斜面でビュービュー吹きあれ、真夏なのになかなか寒かったのです。



シニョーラ!それはカバンでは?

「上着持って来ればよかったー。」と後悔していると、前に座っていた(自前の椅子か?)おばさまが、なにやらカバンの中身を整理し始めました。

何をするのか?

視界に入ってくるので、
見るともなく見ていたら、

空になったカバンを…、

おもむろに…、

 

被ったーーーーー!

えw?

ズーム。

しかもビビッドなオレンジ色w。もう…演奏どころではなく…丘を笑い転げ落ちそうになりながら、おばさんから目が離せなくなってしまいました。

寒い

頭が寒い

帽子ない

何か被れるもの…。

あ、カバン。

このシンプルな構造に、「周りの人の目がー」とか「変かも…」とか、そういった面倒臭い事一切なし!周りの人たちも気に留める風でもなく、かといって見守るでもなく、ただただスルー。「ああ、寒いんだな」くらいにしか思っていないようです。

良いな〜〜〜。
自由だな〜。

万が一注目を浴びたとて、「寒いんだから、何が悪い」ってとこですよ。代わりの被り物を提供できないのに、好奇の目を向けるのも余計なお世話かも。

それなりに大きなワンコも抱っこしてもらいたがるくらいに寒かったんだから。

ボンさん、連れて行けばよかったなー。周りの人に邪魔になったら悪いカナ…とか考えずに^^;。

いろんな人がいて、良い。とはいえ、思い切ったことをするシニョーラの自由な感性。ファンキーだなぁとしみじみ感動しました。正直、謎のダンスより感動した。

 

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