犬ドックの腹部エコーでわかったこと…ボン先輩、次のステージへ

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

晴れと雨が混在する、いかにも3月なお天気のパレルモです。3月といえば、コレ。

Marzo pazzerello, guarda il sole e prendi l’ombrello.
おかしな3月、太陽を見たら傘を持っていけ。

イタリアのよく知られた諺ですけど、ホント、その通り。洗濯のタイミングが難しいですが、太陽好きのボン先輩は雨が降っても降らなくても、太陽が出てればどっちでも良さそうw。安定感あります。

犬もドック、犬ドック、ドッグドック

さて、12歳になったボン先輩。先日、犬ドックを受けてきましたよ。

「俺、何されるの?」

人間で言うところの、人間ドック。要するに、全身のチェックUP、ドッグドックw。

人間ドックは、船舶の検査・点検のdockからきてる日本語の造語ですよね(知らんけど)?イタリアでは、普通にチェックアップ・コンプレートなどと呼びます。

「俺、ドッグドックなのよー」「それ、なんやねん」

何か気になる兆候(症状)があったわけではなく、見た目はお若いけれど、中はどうかしら?獣医さんにもオススメされたので、受けることにしました。何かトラブルがあるなら早めに解決して、長生きしてもらいたいですしねー。

歯のチェックありは、全身麻酔コース

毎日歯磨きしてますが、、、またかわいそうなことになってもアレなので、歯のクリーンアップを兼ねるため、全身麻酔コースになりました(歯科検診がなければ鎮静剤のみ)。

そのため、朝ゴハン抜き。

「オヤツくれない…なぜだ?!」と疑惑を抱き始めるボン先輩

オヤツもなしです。いつもの獣医さん=めっちゃオヤツくれる人と認識しているボン先輩は、先生がオヤツをくれない…ことで、すんごい疑惑の顔になっていましたが、

即座にプスっと鎮静剤を打たれ、幸せな夢の中へ…。まあ、幸せな夢の中というのは飼い主の希望ですけれどもね…素敵な夢を見ていて欲しい(涙)。

たる〜ん…

ぐったりフワフワしたボン先輩を抱えて、手術室に連れて行き、足の毛をちょこっと剃って麻酔の点滴。完全に効くまで、なでなでポンポンしながら待ち、あとは先生たちにお任せ。。。

なんども鎮静剤やら麻酔やら、経験してきた12歳ですが、目覚めるまでは気が気じゃないですねぇ。このまま目覚めなかったらどうしよう?!と…。

1時間くらいで麻酔は切れることになってましたが、毎度、その間に3kgは痩せます(イメージ)。気を紛らわせるために、、、近くにあるらしい噂の極ウマパン屋さんを探しに行ったりしましたよ(全然痩せない)。

一緒に見た腹部エコーと診断結果にガーン

焼きたてパンを食べていたら、麻酔から目を覚ましたから来て。と連絡をもらったので、急ぎ病院へ行くと、ふんわりボンヤリしたボン先輩が、腹部エコールームでお腹をグリグリ見られてました。

麻酔明けでボケボケ状態のはずなのに、私とピンキー(夫)が近づくと、パタパタパターと尻尾振ってくれ、、、あんまり可愛いんで(涙)、「一緒にいても良いですか?」と聞くと、「いいよー」と。

ライトなエコー先生の説明を聞きながら、ボン先輩と一緒にエコーを見学しましたよ。

「これが俺の内臓かー」

結果:脾臓と心臓と睾丸に問題発見!

心臓は、弁の締まりが悪くて血液が少し逆流している…麻酔の影響だろうけど一応再検査。脾臓に炎症があるので経過観察、そして…睾丸に腫瘍様のもの。これは取った方が良い。と…。

今月中に、心臓&脾臓の再検査、そして去勢することになりましたーーー!

ボン先輩は、ピンキー(夫)の希望で未去勢のままだったので、予見されていたことではあるけれど(未去勢だと、睾丸・前立腺系の病は避けて通れないと言われています)、ショック。。。

毎年毎年、ワクチンの時期に「先生、どう思います?早く取った方が」と悩み続けて12年。「とうとう決断する時が来たわねw!」とか言ってましたがね…あーホント!早く取ってあげてれば良かった。手術自体は簡単なものらしいですけど、年老いた身体に負担は大きいのではないかしら。。。

うーむ…。

太陽エネルギーをチャージして、犬ドックのストレスを解消

エコー検査が終わり、3ページにもわたる膨大な血液検査の結果データを解説してもらっている間に、すっかり自分の足で歩けるように復活したボン先輩。。。

先生が、歩いた方が鎮静剤のキレが良いって言うから、歩かせましたが…だいぶボヤーんとしてる

早く家に帰って、ぐっすり寝てもらおう。。。

と、家に戻るや否や、やたらとバルコニーに出たがりました。「今日は大変だったし、外の空気でも吸って気分転換したいのかな?」と出すと、

「zzz…」

…立ったまま、寝たw。

え?ボケちゃったw?と、無理やり中に入れても、どうしても外に出たがるので、

え?なに?そこが良いの?「ここが良いの」

そのまま外にいてもらいました。なぜ座ったままなのかはわかりませんが、太陽熱で温められ、目玉焼きくらいは作れそうに熱かった緑の雨戸に寄りかかって居たかったみたいです。

「はー気持ち良い」窓越しに見守りましたよ…。

フカフカのベッドよりも雨戸かw。ボン先輩がそうしたいなら、それが彼にとってのベスト。太陽エネルギーをチャージして、夜にはすっかり元気に戻りました。艶も…。

…夜まで断食状態をキープするように言われていたのに、、、目を離した好きに、キッチンのテーブルにあった焼きたてパンを3つ(ゲンコツ大)、こっそり盗み食いするくらいには元気に。。。

外側から見てるだけだと、なーんにも問題なさそうだけど、やはり歳を重ねると犬もいろいろありますね。「12歳にしては内臓元気」とは言ってもらいましたが、経過観察の脾臓も心配。とりあえず、今月中に再検査、そして去勢を敢行する予定です!はぁ…心配…。

どうぞ早めの検査で良い水曜日を!
Buon mercoledi!

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