アパホテルより安い(時価)楽園フィリクーディ島には、ワンコがいっぱいでした。人間も自由気まま、ワンコも自由気ままな犬天国。
ノーリードで犬同士もコミュニケーション。
※法律的にはNGデス。
「キミはどこから来たの?」
オス犬同士の出会いは緊張します。
逆毛になって「ふがががっ!」と戦いが唐突に始まらないとも限らないから…。でも、リードなしの方がケンカになりにくいのだそうです。お互いの匂いを嗅いで、微妙な距離感を保つとかなんとか(諸説ありw)。
とはいえ、何かあったら困るので〜ピンキー(夫)やすぐに助けてくれそうな島の人たちがいる時以外は、島でもリードを離せません。
ペコリーニ・マーレで出会った1800年代のイギリスの弁護士風な巻き毛のコッカ-君。オスだったけど、とても品が良さそうだったのでちょっと様子を見ることに。
「シチリア弁、わかんないですよ…」とか言われてそうなボン先輩w。
遊びもしなければ、ケンカもせず。ボン先輩、弁護士には興味がなかったようですw。
楽園別荘に集まった友人カップルも犬連れでした。スイス人からやってきたチップスちゃん(♀)。同じ屋根の下に同居は、どうかな~?と心配しましたが、結構仲良くやれました(ホッ)。
ただ……チップスがめっちゃ焼きもち焼き!
ボン先輩が、飼い主に近づこうとするだけで「キー!」となる…から、ボンもちょっとビビり気味。気の荒い女子は苦手なんですよーw。
しかし…逆にチップスが近づいて、ゴロゴロナデナデしてもらってても、ボン先輩は…スルー…なのが気になりました。ちょっとぐらい焼きもち焼いても良いのではーw?
犬にもそれぞれ性格がありますね。
ボン先輩は、ほんと気軽によその人になつきます(主にオヤツくれる人か、静かなおじさん)。
港界隈の”フィリクーディ・ソサエティ”に集うピンキー(夫)を見つめるボン先輩?
…かと思えば、その視線の先には、
プリティちゃん!
か、かわいい…。
こんな可憐な子が秘境に島にいるとは!
こらこら、あんまりしつこくしなさんなーシチリア男子ーw。
島の人や島に通う人々は、なんだかとっても優しくて、ボン先輩もワンコたちも居心地良さそう。
慈愛というか、共存って感じ。
犬と人間の境目があんまりないというか。これだけ自然に囲まれていれば、人間も自然の一部、犬も自然の一部、地球の上でたまたま同じ時間を共有する生き物同士といった感覚になるのかもしれません。
だからと言って、なぜ真ん中にw。
島の男たちのソサエティにちゃっかり混ざってるw。
続く。
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