ジェノバで泊まった安ホテルの美しい階段と急な首都高

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

週末の不安定なお天気から一転、今日は、洗濯機の脱水回転数800にしたジーンズも乾きそうな(マニアック)腰に良さげなお天気になりました。

ボン先輩も陽に当たってヌクヌク。ボン先輩の暮らしぶりを参考にしたら、腰の治りも早そうです。本当に、犬は参考になりますね。

慌てて予約したジェノバの安い宿

腰、腰、言ってうるさいですが、今日は、年末年始の犬と一緒の船の旅、ジェノバ番外編その1美味いパン屋に続き、その2を。とか言ってずっとジェノバ番外編を続けられそうでもあるけどw、これが最後です(多分)。

パレルモを出発する数日前、船会社から到着時間が大幅変更の連絡があり、ジェノバ真夜中着となりました。船旅疲労&真夜中の暗い道を霧のピエモンテへ…なんてムリ!(危ない)ので、急遽ジェノバで一泊することに。

「夜中に到着して、朝出発=サクッと数時間なのに2人(+1匹)で100ユーロ以上払うのもバカバカしい」気持ちで探すも@Booking.com、直前に安くてまともなホテルは見つからずw。唯一、妥協できたのが、街中のメインストリートにありながら、70ユーロの一つ星ホテルAlbergo Astroでした。

「4つ星以上かB&B」が私の至言ですけれどもw、まあいいか。と思えたのは、コンタクトしてみたときのおじさん。「犬?何犬?ちゃんと連れてきてね。会えるの楽しみー」みたいなことを言われて、迷いなく予約した次第です。(Googleでも、レセプションのおじさん感じいい!というコメントがチラホラありました)

そうして、真夜中過ぎにジェノバに到着し、グッタリしながらパラッツォの扉を開けると、

「あら、素敵…」

ホテルの入り口ではなく、イタリアによくある、大きなパラッツォ内のワンフロアがホテルというタイプ。ここからエレベーターで、上階に上がります。

密かにそこに存在する歴史を発見するイタリアの旅の醍醐味

エレベーターホールには立派な階段があり、見上げたら…。

ウヒョー!

リバティ様式(アール・ヌーヴォー)の典型的な曲線を描く美しい螺旋階段。思わず、見とれてしまいました。

下から見上げる(首は良好)と吸い込まれるというより、逆に落ちそう

19世紀後半のオリジナルの意匠をそのまま残した建物。パレルモにも多くあります(マッシモ劇場やフローリオ家のヴィッラなど)が、なんでもなさげに街中に佇む建物の中に、さも当たり前のようにあるのが、またたまりません!

「カッコいい階段とカッコいい俺」となぜかご機嫌のボン先輩

秘められたお宝を発見するのが、イタリア暮らしの、そしてイタリアの旅の醍醐味でもありますよねー。見どころは、有名観光地のみならず。

歴史が残したジェノバと新しいジェノバと

さて、そんなわけでご機嫌でエレベーターを上がり(階段ではなく)、陽気なおじさんがボン先輩としばし戯れ、彼の人生などを聞いた後、満室御礼で最後のひと部屋だったらしいお部屋の第一印象は、船室と似てるw。でした。地味、古い、素っ気ない。←なぜなら一つ星だから。

しかし、よく見ると、ローマに住み始めた頃(21世紀初頭)によく見た、地方から出てきた学生たちが住んでいたシェア・アパルタメントを彷彿とさせる味気なさが、なんだか懐かしくもあり、清潔だしお湯はよく出るし、ボン先輩もご機嫌だし、ベッドは程よい硬さだし。なんの問題もなくないw?と、満足してご就寝(一つ星に求めるものは極少)。

一人旅やバックパッカー風のドイツ人などにも会い、いかにも〜な旅っぽくて良かったわ。

翌朝、おじさんに別れを告げて、美しい階段をちょっと降りてみようと思ったけど、ボン先輩が怖がるのでやめました。

階段を怖がるなんて、珍しい現象ですけどなぜかしら

そうして、駐車場近くで見つけたボンカラーのタイルにときめいたりしながら、まったく名所旧跡などには寄らずに、出発。

俺が溶け込むボンカラー迷彩色

高速に乗ったら、どこかで見た風景に出会いましたw。

え?首都高の湾岸線?

イタリアの街はだいたい、歴史地区と新市街がありますが、急に東京に巡り会うとは思いもよらず。ピンキー(夫)と「Oh!シュトコー!」とか言いながら、リグリアの深い山々に向かっていったのでした。

▼犬と行く船旅まとめ

おしまい。

どうぞご機嫌に良い火曜日を!
Buon lunedi!

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