どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
パレルモ帰省中（？）の友達カップルとアペリチェーナで、楽しく久々に飲み過ぎて、久々に二日酔いの土曜日でしたが、ボン先輩に癒されました。
ボン先輩、肝臓に効きますw。
さて、幸せについて話が出て、先日発表されたランキングを思い出しました。
世界幸福度ランキング2024、見ました？
3月後半に発表された世界幸福度ランキング2024年版。日本でも何かしら記事が出てたはずなので、見た方も多いですよね、きっと。
だいたいトップは北欧で、だいたい20位くらいまでしか紹介されないから、毎度「へーそうですか」ってなもんで、対して興味も持たず、イタリアは何位なのか、不明のままwでしたが、
ちなみに、１位フィンランド、2位デンマーク、3位アイスランド、４位スウェーデン、5位イスラエルでした。
今年は、イタリアでもちょっと話題になっていたので気になり、元データを見に行ったら、日本の近くにいましたw。
イタリア、概ね幸せそうなので、ちょっと意外な感じがしましたが、指標が一人当たりGDPや福祉レベル、教育の無償化など客観的なもの多めなので、まあ、こんなもんなのかな。
と思いましたが、昨年は33位だったのが、ドーンと下がった上、” 欧米“の若者の幸福度が、シニア世代よりだいぶ低いことが問題視されたので、ザワついてたようです。
それは、10年ぶりにTOP20に入らなかったアメリカやドイツなど、特に北米と欧州に顕著な傾向で、例えば、23位のアメリカは、シニアが10位で若者が62位。24位のドイツは、シニア21位で若者47位。といった具合。
若者が中年の危機に陥っている？
で、イタリアの各メディアがワーワー報じていた内容は、概ねこんな感じでした。
米国の公衆衛生総監ヴィヴェク・マーシー博士は、「子供達がSNS使用することは、安全性が証明されていない薬を与えるようなもの。政府は使用を制限し規制するべき」と英国紙に述べた。
アメリカのティーンエイジャーは、1日5時間をSNSに費やし、うち1/3は平日の夜遅くまで起きている。15〜24歳は老人より幸福度が高いと評価されていた12年を経て、2017年からそれが逆転している。
世界幸福度レポートを作成したオックスフォード大学ウェルビーイング研究センター所長のジャン・エマニュエル・ド・ネーブ氏も、「北米と西ヨーロッパで、若者の幸福度が当惑するほど低い」と言う。
「世界の一部で、子供達が”中年の危機”に陥ってることを考慮し、早急に政治的行動が必要だ」。
BBCジャパンやフォーブスジャパンでも「西欧諸国の若者が「不幸せ」に」と紹介してましたので、似た感じの内容を見たかもですけど。
ELLEイタリア版では、もうちょっと深掘りして「若者世代の幸福度が低いのは、SNSだけのせいじゃないのよ」とありました。
SNSの問題はあるものの、専門家によれば、他にももっと理由はある。
低い給与、高い家賃、特に若い家族への貧弱な福祉、生活費に圧迫されて家が購入できず落ち着かず、就職に結びつかない教育。
これに、経済危機、気候変動、戦争が加われば、おそらく、穏やかでいることは、仕事の不安や先延ばしにした夢からの逃避になり、幸せを感じることは（それがもし不可能なことでないなら）、もっと複雑な傾向になる。
20年、30年前と世界の状況がホント違いますもんね。各国の行政の問題だけで解決しなさそうですし、今の若者は大変ですよね。。。
イタリアの若者の幸福度は？日本は？！
ところでイタリアは、シニアが38位で、若者が41位。
欧米のトレンドに乗って、若者の方が幸福度が低いものの、世代間格差は若干レベルw。←その割には、メディアが結構取り上げてて参加意識高いな。と思いましたよ。
って笑ってる場合ではないですが、比較的、他の欧州各国よりマシな状態にあるのかしら…。とは全く思えませんけどw、不具合の老舗みたいな国だから、大して期待してないとか、若者も打たれ強かったりとか。なのかしら。
で、我が母国ジャパンは、シニアが36位で、イタリアより上。しかし、若者が、、、なんと、73位でした（驚）！…まあ、低いとは思っていたけど、まさかこんなに低いとは。と今、驚いてます。
アメリカの若者より幸福度が低いし、世代間格差はアメリカほどじゃないけど、欧州よりも厳しい。んージャンさん、もっと日本についてもコメントしてくれよ…。と言うか、もっと話題になってても良さそうだな＠ジャパンと、思いましたよ（あ、なってました？）。←BBCジャパンの記事では、日本のシニア世代の順位には言及してるけど、日本の若者についてはなし。なぜ？
んー…若者は国の未来なのだから、もっと真剣に考えて行かないと、ですよね。ちゃんと社会を変えてこなくてごめん。と言う気持ちになってます。。。
どうぞサクラサク良い日曜日を！
Buona domenica！
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