どうも皆さま、ボンジョルノ♪
相変わらずキッチンの排水口は詰まってますが、ゴハン、作ってます!
コツを掴めば溢れ出すことはないので、うまいこと付き合ってるわけですがーって、そんなことうまくなってどうする!とも思うのだけど…。ここはイタリア!
仕方ありませんw。ピアノピアーノに解決に向かっていることを期待しつつ、旬のズッキーニの簡単レシピをご紹介。
今日もこれから建築士が来るよー。キッチンと裏のパントリーのどっちの”床に穴をあけるか”を検討するためだけに。早くしてー。穴を開ける方が決まったら、荷物を全面的にどけて半引越し状態ですよー面倒くさいよー。
ピーマンの肉詰めより手が汚れないのがオツw!
ズッキーネ・キアーレ(白っぽいズッキーニ)を使いましたが、普通のジェノベーゼ(緑色のズッキーニ)でもできます。
ズッキーニのツナ詰めオーブン焼き
Zucchine ripiene di tonno al forno
ー所要時間45分ー
【材料】シチリア人2人分、日本人4人分
・ズッキーニ 小ぶり4本
・ツナ 2缶
・アンチョビ 4切れ
・玉ねぎ 1/2個
・ニンニク 1片
・パルミッジャーノ・レッジャーノ 大さじ2杯
・イタリアンパセリ みじん切り 大さじ1杯
・パン粉 大さじ 4杯
・塩/コショウ 適宜
・EXVオリーブオイル たっぷり
【作り方】
①. オーブンを180度に余熱しておく。お湯を沸かし、洗ったズッキーニを5〜6分茹でる。
②. 玉ねぎ、にんにく、アンチョビを粗みじん切りにし、オリーブオイルを切ったツナ缶、パルミッジャーノ・レッジャーノ、イタリアンパセリ、パン粉、塩・コショウを用意。
③. ①のズッキーニを縦半分に切り、中身をくり抜き、中身は荒くみじん切りにして②に加え、外側部分は耐熱皿に並べる。
④. ズッキーニの中身を加えた②をスプーンなどでよく和えて、耐熱皿に並べたズッキーニに詰め、オリーブオイルをまわしかけ、180度のオーブンで約30分。
焦げ目がついたら出来上がりー!簡単!
レシピってことで…クドクド書きましたが、要するに、茹でて切ってくり抜いて、材料混ぜて窪みに詰めて、オーブンにぶち込んで放っておけば良い。ということですw!
ピーマンの肉詰めより、具が外れにくいのと(オーブンだからね!)とあまり手が汚れないのがオツ。←水を使いたくないのでねw。排水口流れ悪いから。
ついでにピーマンのツナ詰めにもしてみたよー
具をちょっと余らせて、ペペローニにも詰め詰め。
これも美味しくできました♪
ちなみに、卵でまとめるのが本流レシピですが、”ホロホロした感じ”が好きなので入れてません。アンチョビの代わりに塩漬けカッペリを加えてもGoodですよー。←旨味担当。
トスカーナで習ったズッキーニを思い出す…
ところで、このズッキーニの詰め詰めレシピは、アンチョビとかカッペリとかでシチリアっぽい香りがしてますが、元々…トスカーナに料理留学した時に習った料理のアレンジ版です!
(勝手に雰囲気でアレンジしてみたら、そもそも実在する家庭料理でした。家庭料理ってそんなものよねー。)
イタリアに住み始めるだいぶ前に体験したフィレンツェ短期留学で…トスカーナ料理レッスンコースを選んでみたら、英語だった!というオチのある経験ですけれどもね。その頃のノートは今も手元にあります。
…めったに開くことはないのですが、今「あ、そうだ」と開いてみたら、
「皮の方が重要」とメモしてあったわw。…そういやあ、ズッキーニ1.2kgという単位にも驚いたなぁ。単位でかすぎ。あと、先生の指が太かったこと。←関係ない。
メッザルーナ(半月包丁)で雑にみじん切りにするのも驚いたし、みじん切りをまな板から他の器に移すとき、両脇からバラバラこぼれ出るのを”気にしないこと”にも驚いた。なぜ真ん中に寄せてから移さないw?!
いろんなことに驚いたけど、いろんなことがテキトーで、とても楽しかったw(英語だったけど)。
あ、そうそう。良い気になってランチで飲み過ぎた後のエクスカーションで丘ドライブに行き、途中で激酔いし、途中退場したのも良い思い出。メモには、「赤ワインの後のエスプレッソは危険!」とありました。以来、赤ワインをたくさん飲んだ後は、エスプレッソを飲まないようにしてます。←三つ子の魂w。
…しかし、トスカーナの丘陵地帯に憧れたあの頃に、誰がパレルモでキッチンの排水口に「流れろー」と念を送る今日が訪れると想像できたでしょうかw?!という話でした♪
いや、違う。簡単で美味しいのでやってみてねー♪という話ですよ。
良い週末を祈ります。
Buon week-end!
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