どうも皆さま、ボンジョルノ!
日本は連日灼熱の模様ですが、イタリアは寒いですw。農作物も心配されるレベルでシチリアも4月頃のお天気(つまり、泳ぐのはムリ)。どうやら地球温暖化ではないのでご注意を(←何をw?)!
さて、太陽が出れば暑いけど太陽が出ないと寒いシチリアにて、弾丸ツアーに行ってきました!総勢22名さまと共に…。
途中参加・途中退場尽くしで最終的にいったい何人で旅したかちょっと不明…な自由度高いツアーで、ご依頼いただいてからの調整が途中で死ぬかも。と思うくらいに大変でしたがなんとか無事に終了w。
終わりよければすべてよし。でちょっとしたお役立ち旅情報も含めて裏話をご紹介。
ローマの乗り継ぎ失敗!からスタート〜
今回は京都の皆さまで、関空から北京経由でローマ入り。ローマからパレルモに乗り継ぐはずだったのですが、北京からの便が遅れて…10名さまがローマで乗り継ぎできず。
ローマから「乗れなかった〜」と電話があった時には…もはや、驚きませんw。
もういろんなことが起こるイタリア。もはや「そっかー」ってな感じですが、大事なのはリカバリー方法。行程に影響がでないように…初日から楽しめないんじゃ気の毒過ぎる…ので、なんとか翌朝にはパレルモに到着して欲しい。
でも、問題は今回のチケットが日本→ローマ/ローマ→パレルモを別々に購入していたこと。となると、単なる個人的な理由での乗り遅れ扱いのため、アリタリアで振替してもらえないし、ホテルのお世話もしてもらえません…。
乗り継ぎ便で、諸事情によりチケットを別々で購入しなければならない場合は、ローマに前日入るか、トランジットタイムを想像を絶する時間にしておくのがオススメです!
ホント…何が起こるかわらないのでね…(ロスバケ、遅延…etc)。今回は、トランジットタイムに余裕を持って2時間みていたそうですが、それでもダメなんだもの…。スムーズに行けば、待ち時間が無駄にはなりますが、そんな時間はイタリアらしく、のんびりワインでも飲めばよいわけですw。
最終便も出た後で、翌朝イチバンの便は365ユーロ。それ、ローマ→成田の片道より高いわよw。アリタリアのお姉さんと電話で話して、LCC(格安航空)でお得なチケット探して、見つからなかったら諦めて発券してもらうことにしました。
ダニエラさんという優しいその人に「何時までそこにいます?」と聞くと、「夜中まで勤務してるから大丈夫よ〜」と言ってくれたので、慌ててネット検索〜><!
そして…Vuelingで、6時50分発100ユーロ前半のチケットを見つけましたw!
Vueling、よく乗ります。柑橘色の内装が可愛いスペインのエアライン♪
空港ホテルが満室!至近のフィウミチーノの街のホテルへ!
チケットの後は、ホテルです。
頼みの綱の”空港ヒルトン”が満室…。そんな場合はローマ市内まで行かず、至近のフィウミチーノ(街)で取るのがベストです。
あっちこっちに電話をかけまくった結果、
「1人20ユーロのホテルが予約できた!」との報が!
いや、ちょっと待って。それはいくらなんでも安すぎる。もしかしたら…売●宿では?!
ホテル名を聞いて電話をしてみると…思いの外、親切なおじさんが電話に出て、「気の毒な人たちだから、手厚く歓迎して」と言うと低音の渋い声で「大丈夫大丈夫、彼らが着いたら電話するねー」と優しく対応。
あまりに優しいから逆に疑念が湧き…w、念のためピンキー(夫)にも念押ししてもらうと、ピンキー(夫)も「優しいおじさんだからだ大丈夫そうだね。」とのこと。
どうやら空室にするより誰か泊まってもらった方が良い系の個人経営のお宿さんだったようです(乗り遅れのショックや疲れの中で、格安ホテルを見つける気合が素晴らしい)。
そうして無事チェックインをして、
ホッとしたところで幹事さんと電話。
「よかったですね〜親切なおじさんで!」
と言ったら、
「え?
おばさんでしたよwww!」
うそーん@@w。
渋い声過ぎておじさんだと夫婦二人で思い込み、「シニョーレ、シニョーレ」言ってしまいましたが、シニョーラだったようです。。。すみません。
到着後、お腹空いてるだろうからとパスタを茹でてくれたりワインをご馳走になったりしたそうです。おばさん、すごい親切〜。
親切なおばさんのお宿。
そうして翌朝、無事に笑顔でパレルモ空港についた10名さまを空港で拉致、いや、ピックアップしてそのままツアーへ。
無事なツアー初日の様子はこちら。
ピンキー夫宅でのアペリチェーナの後、
解散後に見た光景。
片付いてる@@!!!!
イタリア人多めのパーティをやると、暴動に会いました?くらい汚れた状態になるので、「ジェンティリッシミ!」とピンキー(夫)は大感動していました。
リカバリーに対する根気と精神力の強さ、そして細やかなお心遣い。やはり日本人って素晴らしいですな(イタリア人だったら途中で投げ出してローマ観光に切り替えてる可能性もなきにしもあらずw)。
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