シチリア伝統の”共同窯”でご機嫌パン作り!ボン先輩とパレルモ近郊の小さな村へ

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

穏やかなーな気候の夏が続くパレルモですよ。んー結局、このまま秋になっちゃうのかしら。光の加減が飽きっぽいんだけども?(まだ8月に入ったばかりじゃないか!)

パレルモの裏山の向こうのピアナ・デッリ・アルバネージ村へ

週末、友達が企画した”パンとアートのフェスティバル「BUKA BUSKER FEST」”に行ってきました。

なんでも、昔、シチリアの田舎の村には地域ごとに共同で使うパン焼き窯があったそうで、それを復活させてパンを焼く。というイベント。(だけじゃなくて、村全体を使ったストリートアートがメイン)

場所は、ピアナ・デッリ・アルバネージ Piana degli Albanesi。パレルモから車で40分くらいの裏山の向こう側にあリます。

なだらかな山を登って峠を越えると見えてくる、湖のほとりの小さな村ピアナ・デッリ・アルバネージ

15世紀頃にオスマン帝国の侵攻から逃れたギリシャ系アルバニア人が建設村で、今もアルバレシュ文化が濃厚に残っていることでも知られています。伝統衣装のお祭りも有名。

道路表記もイタリア語とアルバニッシュ併記。パレルモは、パレルマ!

あと…極ウマのカンノーリでもよく知られた村なんですよねー。←もちろん食べる予定。たしかに羊が過ごしやすそうな環境。やっぱりストレスない動物からでる乳で作るチーズは美味しいですもんねー。

「ですよねー」

のどかな村の路地裏では、シチリア名物の鈴なりオヤジ。ではなく鈴なりババァおばさまが憩ってるところに、ボン先輩はさっそく馴染んでました。さすがシチリア犬。

標高も600m以上あり、それでなくても涼しいパレルモよりもさらに涼しく、大変にパン作りに適した気候w。さっそく、窯に行ってみます!

40年ぶりに復活した”共同窯” フォルノ・プッブリコ

各地域(クアルティエーレ)ごとに、あった窯。

「ここだよー!Furriはアルバニッシュの方言でForno(窯)のことだよ」

40年くらい使われるに放置されていたのを、今回、綺麗に掃除して火を入れたそうです。

薪は、オリーブの木だよ!

今も町ごとにオリーブ搾油場があって、自分とこのオリーブを持ってってオイルにしてもらう(食い倒れツアーでも行ったね!)っていう暮らしがありますが、昔は、パンも焼かせてもらうところがあったんですね。

「涼しい日でよかったですよね」

今回、ここでパンを焼かせていただくわけですが、はて、パンの生地作りはどこで?見たところ、屋内スペースとかテント張ったイベント会場っぽいところ(そもそも小さな村で場所がない)もなかったけども?

焼きたてのパン♪こんなパンが作れるのかなー?ふふふ

それは、普通に外でしたw!

村の階段で、オープンエアのパン作り

村の旧市街のちょうど真ん中あたりにある広めの階段が、パン作り会場でした。平和ーw。天気が良いことしか想定してない感じ、いかにもシチリアです。

「ここよー!」ボランティアでパン作りを教えてくれた地元の方

テキトーにグループになって、地元のお母さんたちが随時教えてくれました。

大変なごむパン作り教室
ちびっ子たちも参加。ガチの食育ですね
めっちゃ嬉しそうwな飼い主

地元の方の話によれば、「小さい頃は、母が4時に起きて、共同窯に”リエビト・マードレ(母酵母)”をもらいにって、家で捏ねて発酵したら、私たち三人姉妹が丸くして、窯に持って行ったのよー」

各家庭でのパン作りは、週に1回か2回だったそうです。リエビト・マードレは、要するにパン生地の一部を、次のパンのために取っておくってことですが、保管が難しい(私も何度腐らせたことか)。共同窯の管理人さんが、リエビトも管理していたそうです。

焼き上がった時に誰のパンかわかるように、パンの上にマークをつけるのがルール。

イニシャルとかマークとか

私は、ハート型にしてみました♪

膨らんだら丸くなる可能性は、置いておく

発行が進みまで、窯の近くでお休みさせます。

のどかな村全体をフェスタの会場にして

発酵を待つ間、町歩くと、路地を行進するマーチング・バンドに遭遇。

のどかーw!
意外にビビらないボンさん
今回のフェスタを企画した友達
「ちょ、あの人…マジか」

久々に会う友達もいて、ちょうど骨折話で盛り上がっていたところで竹馬パフォーマーが通過したり(ツルツルして滑りやすい石畳は、普通に歩くのもビクビクなのに!)、小さな広場でアコーディオンのコンサートがあったり。

広場というより、”窪み”を活用したステージ

小さな村が、賑やいで。スーツ姿の市長+お付きの人たちも誇らしげw。あちこちでパフォーマンスをやっていて、特設ステージみたいなのがなく、村全体が会場ってのがまた良かったです(反対の住民もいたでしょうけど)。

小さな女の子たちが「あげて!」とパンをくれたり♡

人間の女子のモテるわねぇ。

とかなんとかやってる間に時は過ぎ…。

発酵時間は自己責任だったけど、ハート型に焼けた!

「これで発酵終わりにしていいか、自分で決めて」と急に投げ出されw、結構ふっくらしたので、自己責任で焼いてもらうことにしました。

ふっくらしたのを平たくして、穴を開けてボン!と窯へ

いやぁ、予想ではふっくら丸いパンのつもりだったんだけど、ムッファレットという中が空洞になるパンを作ってたらしいw。

…全体的に説明がない上(聞いてなかっただけかもだけどw)、発酵時間も自己責任。まあ、でもそんなもんですよ。

焼けた!

焼き時間はほんの10分くらい

熱々ー!なところを、通りがかりのピエロに持ってもらいました♪

「熱いんだけどー!!!」

フェスタの本番はこれから…でしたが、目的を達成したし、ボン先輩もお疲れだったので、パレルモへ〜。

山の合間から見える盆地が「コンカ・ドーロ(黄金の盆地)」奥の方にパレルモの街が広がります

それにしても癒されました。。。のどかでよかった!
あ、カンノーリの話が抜けてた。番外編で!

どうぞ焼きたてパンで良い水曜日を!
Buon mercoledi!

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